出版実績

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仕事術・ビジネススキルの本
言葉のアップデート術

言葉のアップデート術

  • 著者:小竹海広
  • 定価:1738円(本体1580円+税10%)
  • 発行日:2022/5/21
  • ISBN:9784295406822
  • ページ数:272ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

平成生まれのコピーライターが考える、新しい時代の言葉にアップデートするための言いかえ方・思考法とは?

視点をちょっと変えるだけで世界はこんなにも素晴らしくなるって、
この本を読めばストンとわかる。 ー作家・ジャーナリスト佐々木俊尚氏

「言い方に迷う人は、いい人だ」

相手を大切にしたいから、言い方に迷う。
仕事を円滑に進めたいから、伝え方に迷う。
大勢の人に見つめられているから、一言一句に慎重になる。

その根底には、
「言葉で傷つけたくない」
「誤解させたくない」
「損したくない」
想いがあるのではないでしょうか。

インターネットやSNSが、
私たちの日常生活やビジネスシーンで当たり前に使われる令和の時代。
働き方、ジェンダー、人種、経済、人生設計、価値観、報道、テクノロジー、
SNS、スポーツ、ファッション、音楽、マンガ、アニメ、メタバース etc
あらゆる仕組みがアップデートされていく時代で、
1つだけ置き去りにされているものがあります。
それは、言葉です。

どうして言葉は、こんなに難しいのでしょうか。
アプリをアップデートするように、言葉もアップデートできたらいいのに。
そんな時は、ひとこと変えるだけでいい。
言葉を受け取る相手も、自分も前向きになれるような言葉が広がれば、
世の中だってアップデートできる。

累計動画再生回数2億回超、累計運用SNSフォロワー数600万人超、
広告業界の海外賞でも評価を受ける、SNS時代のコピーライター初の著書。

言い方に迷う、すべての人へ。言葉で、未来を書き換えよう。

著者紹介

小竹海広

1990年生まれ。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修了。TBWA HAKUHODOなど外資系広告代理店にてコピーライターに従事し、現在は都内の広告会社にてクリエイティブディレクターを務める。過去にマクドナルド、日産、アディダス、ゼンショー×シンエヴァンゲリオン、岡崎体育÷JINRO、損保ジャパン、ABCマート、TikTok、バーガーキング、スタートアップ企業などのコピーライティングやCMプランニングを担当。累計動画再生回数2億回超、累計運用SNSフォロワー数は600万人超。ヤングスパイクスアジア日本代表・本戦特別賞、アジア太平洋広告祭ADFEST銀賞、釜山国際広告祭NEW STARS銅賞など、海外での受賞多数。

目次

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はじめに

 

1ノ型 デカい主語から、小さい主語へ。

CASE:1-1 カテゴライズに御用心 ― 友達への一言
CASE:1-2 みんなって、誰なんだろう ― 新入社員への一言
CASE:1-3 Z世代は〇〇らしい ― 会議での一言

 

2ノ型 二人称から、一人称へ。

CASE:2-1 どうやってデートに誘えばいい? ― LINE での一言
CASE:2-2 あなたのミスより、私のコツを ― 後輩への一言
CASE:2-3 御社と弊社のリモート会議 ― 不具合への一言

 

3ノ型 ヒトの話から、コトの話へ。

CASE:3-1 もしも友達がソシャゲーに廃課金したら ― うわさ話への一言
CASE:3-2 責めるだけでは始まらない ― ニュースへの一言
CASE:3-3 お互いさまの、その先へ ― 家計に関する一言

 

4ノ型 二項対立から、中庸へ。

CASE:4-1 旅行とステイホームのあいだ ― 外出自粛中の一言
CASE:4-2 ルールを守るか、破るか。それとも? ― 生徒への一言
CASE:4-3 取り壊すべきか、保存するべきか ― 建築への一言

 

5ノ型 スペックから、ベネフィットへ。

CASE:5-1 業界歴だけでなく、将来性も見よう ― 採用活動での一言
CASE:5-2 冷蔵庫の選び方に迷ったら ― 家電選びの一言
CASE:5-3「いいね数」より大切なもの ― ツイッターへの一言

 

6ノ型 相対評価から、絶対評価へ。

CASE:6-1 プロになれなくても運動する意味 ― スポーツ好きへの一言
CASE:6-2 受験戦争の功罪 ― 子どもへの一言
CASE:6-3 自分のライバルは、自分自身 ― 自分への一言

 

7ノ型 自己顕示から、自己開示へ。

CASE:7-1 NO MORE マウンティング ― 映画を観ていない人への一言
CASE:7-2 戦略的に、音を上げよう ― 残業中の一言
CASE:7-3 趣味は、固有名詞で話そう ― 自己紹介の一言

 

8ノ型 感想から、感謝へ。

CASE:8-1 服は、誰かのデザインでできている ― 自撮り投稿での一言
CASE:8-2 Doingの感謝と、Beingの感謝 ― 部下への一言
CASE:8-3 批判されたら、「ありがとう」を ― リーダーの一言

 

9ノ型 フェイクから、ファクトへ。

CASE:9-1「関係者」という情報源 ― フェイクニュースへの一言
CASE:9-2 火のない所にこそ、煙が立つ ― 事件への一言
CASE:9-3 陰謀論者を、論破しない ― 陰謀論への一言

 

10ノ型 フィルターバブルから、オープンワールドへ。

CASE:10 情報収集のアップデート

 

11ノ型 つまみ食いから、完食へ。

CASE:11-1 記事の見出しだけを読んでシェア ― WEB 記事への一言
CASE:11-2 ストローパーソン論法と天気の話 ― 世間話への一言
CASE:11-3 不適切な発言を見かけたら ― 批判の一言

 

12ノ型 ロケット花火から、紙飛行機へ。

CASE:12-1 心配だからこそ、寄付をしよう ― 災害時の一言
CASE:12-2 2種類のキャンセルカルチャー ― 騒動時の一言
CASE:12-3 一喜一憂からの卒業 ― 感染拡大時の一言

 

13ノ型 バイアス単語から、バイアスフリー単語へ。

CASE:13 単語力のアップデート

 

14ノ型 上書き保存から、別名で保存へ。

CASE:14-1 選択肢は、つぶさず増やそう ― ある新聞広告への一言
CASE:14-2 それでもサイゼリヤは美味しい ― あるイラストへの一言
CASE:14-3 コンテンツツーリズムの可能性 ― ある観光プロジェクトへの一言

 

15ノ型 パクリ論争から、ジャンル醸成へ。

CASE:15-1 ピカソだって、模倣していた ― 作品への一言
CASE:15-2 何が世界初のスマホなのか ― 商品への一言
CASE:15-3 引用リツイートのすすめ ― ネコ画像への一言

 

16ノ型 平均値から、中央値へ。

CASE:16-1 私の貯蓄額は少なすぎ……ではない ― 貯蓄額への一言
CASE:16-2 25年前の経済感覚 ― 経済への一言
CASE:16-3 18歳という新成人 ― 大人からの一言

 

17ノ型 詰問から、質問へ。

CASE:17-1「なぜなぜ分析」は万能か ― 部下への一言
CASE:17-2 突然変異する定型句 ― 質問での一言
CASE:17-3 プレゼンへの質問が出ないとき ― 会場への一言

 

18ノ型 バイトから、キャストへ。

CASE:18-1 あだ名と敬語の二刀流 ― チームへの一言
CASE:18-2 理想の夫婦から得られるヒント ― パートナーへの一言
CASE:18-3 ナポレオンとアイドルの共通点 ― メルマガでの一言

 

19ノ型 しちゃダメから、してもいいへ。

CASE:19-1 謎ルールよ、さようなら ― 帰宅する部下への一言
CASE:19-2 公務員さんに優しい世界へ ― 公務員への一言
CASE:19-3 誰もがメイクをしてもいい ― アスリートへの一言

 

20ノ型 コントロールから、コンテキストへ。

CASE:20-1 修正の多くは、調整で済む ― CM制作時の一言
CASE:20-2 命令よりも、ビジョンがいい ― 仕事をお願いするときの一言
CASE:20-3 なぜ買い占めは起こるのか ― パニック時の一言

 

21ノ型 まちがい探しから、やりがい探しへ。

CASE:21-1 評論するより、ブレストしよう ― 企画会議での一言
CASE:21-2 渦中の人への、声のかけ方 ― 傷ついた人への一言
CASE:21-3 やりがい探しと、やりがい搾取は紙一重 ― 経営会議での一言

 

22ノ型 コンプレックスから、エンパワーメントへ。

CASE:22-1 尻を叩くより、背中を押そう ― 激励する一言
CASE:22-2「ワンクッションの褒め」が効く ― 勇気づける一言
CASE:22-3 通勤中に、読みたい広告 ― 通勤時の一言

 

23ノ型 逆張りから、理念へ。

CASE:23-1「売れたから冷めた」は、もったいない ― 推しへの一言
CASE:23-2 新世代も、いつか旧世代になる ― 居酒屋での一言
CASE:23-3 すごい会社の経営理念 ― あの企業の一言

 

24ノ型 ディスカッションから、アイディエーションへ。

CASE:24 発想法のアップデート

 

おわりに