目次
MOREはじめに 「プロデュース思考」が、苦境にあえぐ経営者を救う
第1章 ブランディングに「プロデュース思考」が必要な理由
世界ではすでにスタンダードである「ブランディング」とは?
▪「モノ消費」「コト消費」の本質は「意味」の消費
▪「パーパス」が支持された、あるコスメブランド
日本企業がブランディングと向き合わざるを得なくなった理由
▪ 日本と海外では、「価値」に対する向き合い方が異なる
▪「広告規制」が、日本企業をブランディングに目覚めさせた
▪ 注目され始めた「LTV」という指標
現代の消費者たちはなぜ「情緒」に価値を感じるのか
▪ 消費者はもう「ステマ」に騙されない
▪「情緒的価値」が、最後に消費者の背中を押す
D2C企業にこそ「ブランディング」が必要だ
▪「D2C」企業の深刻な「短命問題」
▪「成長期」にこそブランディングを考える
▪ 企業の何によって「ブランド」は伝わるのか
▪ ブランドを象徴する「ブランドエクイティ」
▪ ブランドは「By word」と「By psychology」で伝える
結果を出すブランディングには「一貫性」が欠かせない
▪ 企業だけでなく、関わる人の振る舞いにも一貫性を
▪ 少しの違和感が、ブランドの信頼を失墜させる
ブランディングに「プロデュース思考」が必要な理由
▪ 一貫性のあるブランディングには「プロデューサー」が必要
▪ 一貫性のあるブランディングが「ブランド体験」を作る
経営者はブランドを「プロデュース」する思考を持とう
▪ 経営者が「プロデュース思考」を持つメリット
▪ ブランディングと売上は相反するものではない
第2章 ブランドの「あるべき姿」を言語化する
ブランドの「言語化」がブランディングに一貫性をもたらす
▪ ブランディングがもたらす7つのメリット
▪「ブランド・アイデンティティ」でブランドを言語化していく
▪「ブランド・アイデンティティ」は自分たちでしかつくれない
まず考えるべきブランドの「プロミス」とは何か
▪ ブランドの「プロミス」は主観的に考える
▪「プロミス」は真似されない価値
▪ プロミスを起点に、「メッセージ」と「イメージ」を描く
▪「一貫性」はそれ自体が価値になる
ブランディングのゴールは「ブランド体験」の創出
▪ ブランドの人格を形成して、一貫性のある体験を提供する
自己満足にならないために顧客の声を聞こう
▪ 顧客の声をもとに、PDCAを回していく
▪ 方針転換するには、確固たる「軸」が必要
ブランディングに欠かせない「インナーブランディング」の重要性
▪ 多様な研修によって、社内に共通認識をもたらす
▪ 批判的な社員には、どう向き合えばよいか
ブランド・アイデンティティはパートナー企業とも共有する
▪ アルバイトに向けたインナーブランディングも重要
▪ パートナー企業とも認識の共有を行う
売上につながるブランディングに欠かせない条件とは
▪ ブランディングには部署間の連携が欠かせない
第3章 ブランドを伝えて「新規顧客」を獲得する
マーケティングにブランディングが欠かせない理由
▪ マーケティング手法もレッドオーシャン化しやすい
▪ マーケティングにブランディングを踏襲していく
▪ 新規顧客を獲得するから、ロイヤル顧客も育成できる
▪ マーケティング施策にも「BI」との一貫性が必要
まずはマーケティングの「目的」を定めよう
▪「接触しやすさ」を取るか、「思い出しやすさ」を取るか
▪ 新興企業は「フィジカル・アベイラビリティ」を目指したい
▪ 歴史ある大企業は「メンタル・アベイラビリティ」を狙える
マーケティング施策の「クリエイティブ」を考える
▪ クリエイティブで伝えていきたい「3つの価値」
▪ 適切なクリエイティブは、おのずと一致する
マーケティング施策の「プランニング」を考える
▪「動画広告マーケティング」で五感に訴求する
▪ 動画広告にも、ブランドとの一貫性を
▪ ブランドに合わせてメディアやターゲットをプランする
▪ 反応を分析して、プランを見直す
SNS 運用にも「プランニング」が必要な理由
▪ 自社のブランドにマッチしたメディアを選ぶ
▪「インフルエンサー・マーケティング」にも一貫性をもたせる
▪ 自社に適切な「インフルエンサー」を選ぶには
▪ BIに基づいた「パーソナリティ」を作る
SNSマーケティングにおける「KPI」設定の仕方
▪「お客様の声」と、どう向き合うか
▪「クレーム」もブランドを伝えるコンテンツになる
「クリエイティブ」と「プランニング」を一貫させる方法
▪「アウトソーシング」も要因の一つ
▪ 社内連携がとれていないことが根本原因
クリエイティブとプランニングによる相乗効果を生み出す
▪ クリエイティブとプランニングで弱点を補い合う
▪ すべての顧客接点でブランドを意識しよう
第4章 ブランドの力で「リピート顧客」を創出する
なぜ「リピート顧客」を創出する必要があるのか
▪ なぜ「LTV」を上げる必要があるのか
▪ LTVを上げるために必要な「CRM活動」
▪ CRM 活動とは、ブランドを適切に伝えることでもある
顧客の描くカスタマージャーニーをイメージしよう
▪ 顧客がたどる「2つのファネル」
▪ 適切なブランド体験を与え、行動変容を起こしていく
適切なタイミングで適切なコンテンツを届ける
▪ 顧客の種類によって、届けるべき内容は変わる
▪ あらゆるものが「コンテンツ」になる
顧客に合わせて伝える「チャネル」を変える
▪ 顧客の行動を読み解いて適切なアプローチを行う
▪ 顧客データ、行動データを集めて精度を上げていく
「定量的なデータ」から顧客を分析する
▪ 分析によって顧客をタイプ別にグループ分けする
▪ 分析によって顧客の解約を防ぐ
▪ 分析によって数字やデータから顧客の行動や感情を読み取る
▪ 結果はポジティブに捉えて「改善」につなげる
「定性的なデータ」から顧客を分析する
▪ セグメントに合わせて効果的な施策を実施する
▪ 適切なアンケートで自社の顧客を内面まで把握する
▪ ただし、アンケートに真実が表れるとは限らない
分析結果を受けてPDCAを回していく
▪ 分析の結果を見て「ペルソナ」を見直す
▪「セグメント」ごとに施策を見直す
▪ アプローチする「チャネル・ツール」を見直す
▪ 効果的な「オファー(特典)」を見直す
CRM施策のPDCAで目指すべきものとは
▪ 何を優先してPDCAを回すか
▪ 分析データや結果は社内共有する
第5章 フルフィルメントで「ブランド体験」をつくりだす
フルフィルメントはブランディングに欠かせない要素
▪ 物流や梱包にもブランドとの一貫性は必要
▪ 顧客が本当に求めることを考えて、物流の形を考える
決済における顧客体験にもブランドとの一貫性を
▪ 顧客とのプロミスを軸に、決済手段を考える
コンタクトセンターにもブランドを浸透させるには
▪ コンタクトセンターの印象はブランドイメージを左右する
▪ ブランドの浸透でオペレーターの対応は変わる
▪ どうやってコンタクトセンターにブランド意識を浸透させるか
フルフィルメントに対する経営者の意識改革が必要
▪「価値を共創できるかどうか」で物流会社を考える
▪ コンタクトセンターは価値を生み出せる場所
▪ 過度な「コスト削減」「効率化」を手放す
特別インタビュー
ザ・プロアクティブカンパニー株式会社 元代表取締役 デスモンド・ブレナン
ナンバーワンを獲得した「ブランディング戦略」とは
おわりに 「ブランド」を軸に、会社は1つにまとまっていく