企業は利益追求のための組織であると同時に、
社会の中で果たすべき責任もある。
従来、人権問題や環境問題といったCSR課題への
対応は利益と矛盾するものと捉えられてきた。
しかし今、消費者は社会問題への取り組みを企業に求め、
投資家にとってもCSR対応は出資先を選ぶ要件となりつつある。
もう、どんな企業も避けては通れない課題だ。
本書では、国内・海外で企業案件を請け負う弁護士3名が、
CSRがなぜ必要で、何をどのように対応すればいいのかを説く。
企業は利益追求のための組織であると同時に、
社会の中で果たすべき責任もある。
従来、人権問題や環境問題といったCSR課題への
対応は利益と矛盾するものと捉えられてきた。
しかし今、消費者は社会問題への取り組みを企業に求め、
投資家にとってもCSR対応は出資先を選ぶ要件となりつつある。
もう、どんな企業も避けては通れない課題だ。
本書では、国内・海外で企業案件を請け負う弁護士3名が、
CSRがなぜ必要で、何をどのように対応すればいいのかを説く。
目次
まえがき
01 CSRとは何なのか
02 CSR対応は「善行」ではない
03 CSRと法的拘束力
04 CSR非対応のリアルなリスク
05 ソフトローが実質的な強制力を持つケース
06 ソフトローがハードローに変わるとき
07 日本に見られるネガティブな言説
01 CSRと利益は矛盾するのか
02 社会課題の解決と知的財産権
03 「アライアンス」と「カルテル」
04 企業に求められる情報開示
05 複雑さを増すリスク管理・危機管理
06 労働者とCSR
01 CSRで扱われる人権問題とは
02 人権デュー・ディリジェンス
03 デュー・ディリジェンスの注意点
04 サプライチェーン全体の対応が必要
01 ダイバーシティ&インクルージョン
02 日本企業のD&I上の課題
03 「E(エクイティ)」という概念
01 どのようにエネルギーを賄うのか
02 日本の立ち位置と課題
03 目の前の問題への対応も必要
04 環境問題のために企業がすべきこと
05 経済を支える「生物多様性」
06 生物多様性保護のために企業がすべきこと
01 日本企業が抱える課題
02 トップの「志」が必要
03 規範の認識と正解志向
04 取り組みを対外的に発信する
05 NFO等外部とのコミュニケーション
06 CSR課題の把握のために
01 テクノロジーがもたらす人権侵害
02 新しい資金調達法が抱える課題
03 ファイナンシャル・インクルージョン
04 フェイクニュース問題
05 ベネフィット・コーポレーション立法
06 5900社以上が取得するB Corp™ 認証
07 社会課題解決のためのインパクト投資
あとがき