相続は⼥性にとって、⾮常に難しい問題になることが多いです。
平均寿命が延びて、⼥性のほうがより⻑⽣きになり、夫を送るケースが多く、
夫のみならずご⾃⾝の両親や夫の両親など、
様々なかたちで相続に直⾯することがあるからです。
夫を亡くした喪失感や悲しみに暮れるなかで、
相続のシビアな問題に直⾯してしまうことも。
⼤切なのは「残された妻(家族)が、その後の⼈⽣を幸せに過ごせるかどうか」
ではないでしょうか。
本文では3つのポイントを掘り下げて解説しています。
①「もしも夫が亡くなったら」を具体的に想像し、
起こりうる問題を想像して⼼構えをしておくこと
② 相続で起こりうる問題に対して「残された⾃分が⼈⽣を豊かに⽣きる」
という視点を最重視して対処すること
③ ①と②を踏まえ、相続の基本の流れを、簡単にでも事前に理解しておくこと
本書は、将来的な相続に備えたい⽅や、すでに相続に直⾯している⽅のために、
いかに相続税を節税するかを指南するものではありません。
相続を円満に進めるための「⼼構えと考え⽅」、そして相続の基礎知識や具体的な対応策を解説。
「妻」に限らず「残された側=夫」が知っておくべき相続のことを数々まとめているので、
様々な⽅にお役⽴ていただける1冊です。