目次
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序章 世界のセレブは、なぜ日本に魚を食べに来るのか
第1章 寿司から学ぶ魚ビジネスの世界
なぜ日本の寿司は世界に広まったのか
寿司の歴史シャリはなぜ酢飯なのか
ウニから学ぶ寿司の世界観
「大間まぐろ」はなぜ最高峰なのか
高級寿司と回転寿司は何が違うのか
COLUMN 回転寿司の歴史
第2章 「ファーストペンギン!」から学ぶ漁業の世界
急拡大する鮮魚の直販ビジネス
歴史を知ると漁業の現状が分かる
漁法によって変わる魚の質
「おまかせBOX」が多いのはなぜか
「サンマが食べられなくなる」は本当か
漁業法の改正 その意味とは
COLUMN ふるさと納税の魚
第3章 近大マグロから学ぶ養殖の世界
近大マグロは何がすごいのか
養殖の魚は天然の魚と何が違うのか
養殖の大事な要素 環境/種苗/飼料
養殖の魚は安全なのか
改良される養殖魚
ブランド化される養殖魚
COLUMN ゲノム編集による品種改良
第4章 神経締めから学ぶ鮮度保持の世界
神経締めとは
そもそも鮮度とは何か
生と冷凍はどちらが良いのか
CAS、3D冷凍とは何か
日本の鮮度は世界一
鮮度はすべてではない
COLUMN 自宅でできる鮮度保持
第5章 サバ缶から学ぶ水産加工の世界
サバ缶ブームはなぜ起きたか
サバ缶をつくる意味
サバ缶の良し悪しは原料で決まる
世界の魚の缶詰
第2のサバ缶になる加工品は?
サバ缶の様々な活用法
COLUMN 世界が大注目のカニカマ技術
第6章 豊洲市場から学ぶ水産流通の世界
豊洲市場はなぜ世界一なのか
豊洲市場の中はどうなっているのか
豊洲市場に人が集まるのはなぜか
築地場外市場が今でもあるのはなぜか
市場で食べるべきは新鮮な魚ではない
今後市場はいらなくなるのか
COLUMN 訪ねたい全国の市場
第7章 魚屋から学ぶ小売店の世界
繁盛している魚屋は何が違うのか
魚屋は昔の方が効率的だった?
朝に丸魚、夕方に刺身パックが並ぶのはなぜか
魚屋の値引きはなぜ他の食品よりも早いのか
地域で違う魚屋の品揃え
「今日は魚にするか? 肉にするか?」は魚の調子で決まる
COLUMN 伝説級の魚屋 吉池
第8章 居酒屋から学ぶ飲食店の世界
魚が美味しい飲食店は店構えで分かる
「とれたて」「新鮮」を謳うお店は信用できない
魚は日替わりメニューが原則
アラ汁があると店の魚は美味しくなる
観光地で美味しく魚を食べるコツ
魚よりも人が大事
COLUMN 地域別 食べるべき魚
第9章 培養魚肉から学ぶこれからの魚ビジネスの世界
新しい生産技術「細胞培養」
「細胞水産業」がもたらす新しいシーフード
培養魚肉で変わる天然/養殖の位置づけ
知っておきたい海洋環境の変化
グローバル化による魚ビジネスの変化
進む二極化とバランスの重要性
COLUMN 世界情勢による魚への影響
終章 世界のセレブに日本の魚を食べに来続けてもらうために