出版実績

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仕事術・ビジネススキルの本
リーダーのように組織で働く

リーダーのように組織で働く

  • 著者:小杉俊哉
  • 定価:1738円(1580円+税10%)
  • 発行日:2023年7月21日
  • ISBN:9784295408512
  • ページ数:320ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

この本を読んだすべての人が,今日から少なくともリーダーのように働くよう
行動を開始できることをイメージして本書を構成しています。

一方で、経営者、管理者、という既に組織のリーダーとして活躍されている方たちや、
これからリーダーを目指す若いみなさんの要求を満たすべく、
より有効にリーダーとし成果を出したらよいか、どのようなリーダーとなっていくべきか、
ということについて、最新の概念やセオリーを交えながら解き明かしています。

 

著者紹介

小杉俊哉

合同会社THS経営組織研究所 代表社員。慶應義塾大学SFC研究所 上席所員。慶應義塾大学大学院理工学研究科 非常勤講師。ビジネス・ブレークスルー大学大学院 経営学研究科 客員教授。早稲田大学法学部卒業後、NEC入社。マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学大学院修士課程修了。マッキンゼー・アンド・カンパニー、ユニデン人事総務部長、アップルコンピュータ(現アップル)人事総務本部長を経て独立。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科准教授、立命館大学大学院テクノロジー・マネジメント研究科客員教授、慶應義塾大学大学院理工学研究科特任教授を歴任。ふくおかフィナンシャルグループ・福岡銀行、ニッコーなどの社外取締役・社外監査役を兼任。著書に、『リーダーシップ3.0』(祥伝社)、『起業家のように企業で働く』、『職業としてのプロ経営者』(以上クロスメディア・パブリッシング)、など多数。Voicy 小杉俊哉の「キャリア自律のすゝめ」配信中。

目次

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第1章 なぜ、組織の一人ひとりが、リーダーのように働く必要があるのか

それ、立派なリーダーシップです。
そもそもリーダーシップとは何か? 〜マネジメントとリーダーシップ~
組織で求められるようになった「二刀流」
1. Googleと3M /2. デュアル・システムの採用/3. 3人の子育てをしながら働くお母さん/4.木こりの掟
キャリア自律=セルフ・リーダーシップのメリットとデメリット
自律的に働く人材の問題点!?
1. 自律的に働く社員は自分勝手で言うことを聞かない?
2. 自律的に働く人材は会社を辞めてしまう?
そもそも「キャリア自律」とは何なのか?
1. キャリア/2. 自律
コロナ禍によって社員にバレてしまったこと
column 働き方改革でも高まらなかった日本の生産性

 

第2章 リーダーシップを発揮できる環境

パーパス、コア・バリュー、ビジョン
① パーパス/② コア・バリュー/③ ビジョン(展望)
人材マネジメント・バリューチェーンのアラインメント(整合)
心理的安全性DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)
① ダイバーシティ/② エクイティ/③ インクルージョン
従業員エンゲージメントとウェルビーイング
① 従業員エンゲージメント/② ウェルビーイング
内発的動機づけ
column 人的資本経営がなぜ求められるようになったのか

 

第3章 リーダーシップスタイルの変遷

リーダーシップのスタイルとは
リーダーシップ1.0
リーダーシップ1.0の危機
リーダーシップ1.1
リーダーシップ1.1の危機
リーダーシップ1.5
リーダーシップ1.5の危機
リーダーシップ2.0
リーダーシップ2.0の危機
リーダーシップ3.0
各スタイルの整理―あなたに該当するものは
リーダーシップ1.5と3.0の違い
リーダーシップ3.0を支持する様々な理論
1. サーバント・リーダーシップ/2. 羊飼い型リーダーシップ /3. コミュニティシップ
4. オープン・リーダーシップ/5. コラボレイティブ・リーダー/6. 第五水準のリーダーシップ
マネジメント理論との同期―マネジメント2.0との同期
最近のマネジメントの課題/マネジメント2.0のゴール
column 日本企業はどうしてきたのか 〜プロジェクトXからの教訓〜

 

第4章 リーダーシップ4.0とそれを引き出す リーダーシップ3.0の実践

リーダーシップ4.0
支援型リーダーが実現する自律型組織
支援型リーダーシップを実践する企業
① HCLテクノロジーズの例/② Googleの例/③ ピクサー・アニメーション・スタジオの例/
④ セールスフォース
column 両利きの経営とは

 

第5章 リーダーシップスタイルを意識的に変化させる必要がある

相手に合わせる:状況対応型リーダー(SL理論)
組織の成長によって変化が必要―グライナーの「組織の成長五段階説」―
組織・メンバーの状況によりスタイルを意図的に選択する
① スティーブ・ジョブズ/② 稲盛和夫/③ 土屋哲雄/④ 原晋/⑤ 大八木弘明
自身の成熟によってスタイルを変える
① ジャック・ウェルチ/② 本田宗一郎/③ マイケル・ジョーダン
上司のタイプと異なるタイプを選択することもできる
① 廣瀬俊朗/② 富井伸行
リーダー自身の無意識の変容(堕落)
① ラジャット・グプタ/② カルロス・ゴーン
無私、自利利他、引き際の美学
column イノベーター理論とキャズム理論がそのまま使える自律型人材の広がりのケース

 

第6章 支援型リーダーの武器

① エンパワーメント
② ファリシテーション
③ ブレーンストーミング
④ ポジティブ・アプローチ
⑤ 組織開発―成功循環モデル―
⑥ 感情を動かす
⑦ 1on1コミュニケーション
⑧ 繁栄チャネルを活性化させる
⑨ フロー
⑩ EQ
⑪ 与える(ギブ)、応援する(チア)
① 与える(ギブ)/② 応援する(チア)
⑫ 組織の構造を知り、変える

 

終章 「リーダーになる」とは

リーダーになろうとすること
オーセンティック・リーダー
今ここにいる、自分自身である
弱みをさらけ出す
インテグリティ(誠実さ)、謙虚
① インテグリティ(誠実さ)/② 謙虚

 

おわりに
リーダーシップとは人と人とが織りなす業/人はロジックではなく感情で動く/
大人になっても続く人間の発達の問題