北の達人コーポレーション木下勝寿氏
—この通りやれば100億まではいけるはず。
アンカー・ジャパン猿渡歩氏
—EC/D2Cを活用したい、しきれていない全てのブランドに。
2025年には4兆円近くの市場規模に成長すると言われる「D2C」。
このD2Cは「3つのデジタル化」を背景に、新規参入のメーカー事業者でも
IPOを目指すまでの急成長を実現することを可能にしました。
そして今、多くのメーカー・リテール事業者は、今後の競争力の担保のために
デジタルを最大限に活用したD2Cシフトを迫られています。
しかし、D2C化はあらゆる商売をDXするために必須の手段であり、
国内でも多くの事業者がD2C化を目指すも、成功ブランドの事例はまだ多くはありません。
そして、その大きな要因は、D2Cの黎明期から成功と失敗を繰り返し、
チャレンジし続けてきた事業者のみが保有している「集合知」の不足にあります。
どれだけ優れたプロダクトを保有していても、従来のメーカー業・リテール業と
D2Cの本質的な違いをふまえた戦略に則った事業運営が行われない限り、
成功確率は著しく下がってしまうのです。
本書は、国内D2C黎明期より数多くのD2Cビジネスに携わってきた2名の著者による、
D2Cを主軸にしたビジネス戦略構築の考え方から、
日本のD2Cブランドが効率的かつ持続的な成長を実現するための
プロセスを体系的に紹介する実践ガイドです。
また、デジタル活用力を高めることが所与となるD2Cの事業基盤となる
システムやデータに関するあるべき考え方にも具体的に踏み込んでいきます。
コトやモノづくりに多くの情熱を注ぐ事業者の方々にとって、
本書が知識やノウハウの格差によって望まぬ結果を招いてしまわないための
「銀の弾丸」になれたら幸いです。