出版実績

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社会・経済の本
改訂版  勝つ投資 負けない投資

改訂版 勝つ投資 負けない投資

  • 著者:片山晃(五月)/小松原周
  • 定価:1738円(1580円+税10%)
  • 発行日:2024年1月11日
  • ISBN:9784295409212
  • ページ数:256ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

日経平均は上がっているのに、なぜあなたは勝てないのか?

バイトで貯めた65万円を150億円に増やした究極の個人投資家と
巨大ファンドを運用している不敗の機関投資家が語る株式マーケットのオモテとウラ

「個人投資家は、機関投資家には勝てっこない……」
そんな常識を打ち破り、累計3万5000部のスマッシュヒットを記録した画期的な一冊がリニューアル。

バイトで貯めた65万円を150億円にまで増やした究極の個人投資家・片山晃氏(ペンネーム:五月)。
そしてTOPIXなどの指標に対して大きく負けたことのない不敗の機関投資家・小松原周氏。
2人が異色のタッグを組み、「投資で大切なこと」をこの1冊に凝縮しました。

片山氏は「勝つ投資」、小松原氏は「負けない投資」を担当し、
それぞれの基本的な知識や銘柄の見方・考え方、心構えなどを解説。
前半では、個人投資家の片山氏が大きく資産を増やし、大投資家になるまでの変遷を交えながら、
そこで得た貴重な知見や実際の投資に至るまでの考え方(=勝つ株式投資の秘訣)を明らかにしています。
また後半では、小松原氏が機関投資家としての立場から、
株式投資をするにあたっての基本的な知識や銘柄の見方、
心構え(=負けない投資=勝つ投資)などを解説しています。

改訂するにあたっては、初版時から8年以上が経ち、コロナ禍を経験した中で、
「変化した人々の心理、変わらなかった投資の本質」をまとめた新章を追加。
ページ数も初版時から30ページ以上ボリュームアップします。

投資の初心者の方はもちろん、すでに投資をしている方にも有用な、
トッププレーヤー二人のノウハウが詰まった一冊です。

著者紹介

片山晃(五月)/小松原周

片山晃(かたやま・あきら) ペンネーム:五月(ごがつ)
株式会社レッドマジック 代表取締役社長。専門学校中退後の4年間をネットゲーム廃人として過ごした後、22歳で株式投資に出合い、2005年5月からの7年半で65万円の投資額を12億円まで増やした。2013年に運用会社レオス・キャピタルワークスに入社、1年間の機関投資家業務を経験し再独立。現在の総資産は150億円で、企業買収やヘッジファンドの設立、累計50件以上のスタートアップ投資など活動の幅を広げている。北海道に競走馬の生産牧場を持つ馬主としても知られる。

小松原周(こまつばら・あまね)
大手資産運用会社にてファンドマネージャー・アナリストを務める。徹底した企業リサーチと業績予想をもとに投資を行うファンダメンタリストであり、長いキャリアの中で大きく負けたことがないため「不敗の投資家」として知られる。これまでに日米通算で5000社以上の会社へ取材した経験を持つ。さまざまな業種業界に精通しており、経営戦略からコーポレートファイナンス、経済学、財務分析等の知識が豊富であることから、上場企業の経営者の間でも氏との面談は評価が高い 。巨大ファンドを運用する現役のファンドマネージャーであり、株式市場への影響力が大きいため、氏名以外の個人情報は基本的に非公開としている。

目次

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はじめに 小松原周

 

序章 投資家になるということ

片山  バイトで貯めた65万円を握りしめて
小松原 行きがかりでなったファンドマネージャー
片山  個人投資家の強みを生かした投資を
小松原 機関投資家の制約
片山  あなたの投資手法は株を始める前から決まっている
小松原 投機家ではなく投資家になろう

 

第1部 [勝つ投資編]個人投資家 片山晃(五月)

第1章 デイトレはそろそろ限界かもしれない

右も左もわからなかったデイトレ時代
デイトレーダーとしての限界
割安株投資に活路を見出す
どんなやり方が向いているかは人それぞれ
かけられる時間と情熱によって取れる手法が決まる
時間も情熱もかけられない人が取るべき手法とは
諦めずに続けることが何よりも大事

 

第2章 株式投資で勝つための銘柄選別法

どんな銘柄に投資するのか
低PERや低PBRで買っても大きなリターンは得られない
投資で最も大事なのは「変化」と「想像力」
事実を知ることによって想像力は養われる
疑問を持つことで投資力が磨かれる
数字の先にあるストーリーを見る
興味や感心を幅広く持つことも大事
なぜ中小型株に投資するのか

 

第3章 買い方、売り方、見分け方のポイント

投資で利益が得られる3つのパターン
「いつか上がる」ではなく、「いつ上がるか」
ストーリーはなるべくシンプルに
アイデアを多数持つことで塩漬けを回避する
自分の都合でポジションを動かさない
信じることは疑うことをやめること
チャンスは平等にはやってこない
自信を積み上げて勝負する
普遍的な手法というものは存在しない
何のために投資をしているのか

 

第2部 [負けない投資編]機関投資家 小松原周

第4章 株式投資のキホン

マーケットが暴落しても心配ない投資とは?
株価が何からできているかをご存じですか?
理論株価は簡単に計算できる
株式とは何でしょう?
投資家になるってどういうこと?
「投機」と「投資」の違いとは?
リスクとリターンのバランス感覚
大化けする銘柄が眠る場所
証券会社の情報は完全に信用できるか?
マクロデータは実はあまり重要ではない

 

第5章 プロはこうして銘柄を選ぶ

メガトレンドを探せ!
好奇心さえあればトレンドをつかめる
投資したくなる会社とは?(社長編)
投資したくなる会社とは?(組織編)
投資したくなる会社とは?(ビジネス編)
投資アイデアの発見
より詳細に調査する
伸びる会社のサイン
伸びない会社のサイン

 

第6章 ポートフォリオの組み方と勝つ投資家のメンタル

安く株を買う
エントリーのポイント
おすすめは長期投資
ポートフォリオの基本
リターンを大きくするポートフォリオづくり
自分に合ったポートフォリオを組む
勝てる投資家のマインドセット
お金の価値と人生の価値

 

終章 2人が考える、これからの市場

片山  この10年で、マーケットはどう変わったのか?
片山  個人投資家のレベルは上がっている
片山  これから求められるのは、投資の原理原則
小松原 パンデミック時、私はどのように行動したか
小松原 投資において、変わったこと、変わらなかったこと

 

おわりに 株式投資の魅力とは 片山晃(五月)