本書は、自身が起業家で経営者でもある著者が、事業承継とM&Aについてケーススタディと共に、実践的な方法を解説する一冊です。
著者自身の豊富な経験と知見、そして人的ネットワーク基に、事業承継とM&Aを成功に導くためのポイントを分かりやすく説明しています。
事業承継とM&Aは、自社の存続と発展に欠かせない戦略ですが、同時に多くの課題や困難が伴います。
本書では、これらの課題を乗り越え、売却側・買収側の双方が「幸せになる事業承継・M&A」を実現するための具体的な手法を提案します。
また、「買い手は企業のどこに注目しているのか?」「売り手が売却の際に陥りやすい落とし穴は?」など多く寄せられる疑問にも答えています。
企業オーナーや経営者、M&Aを検討している方など、事業承継とM&Aに関心を持つ全ての人に役立つ一冊です。
元銀行員×経営者が教える 幸せになるための事業承継とM&A
- 著者:松丸史郎
- 定価:1,738 円(1,580円+税10%)
- 発行日:2024年6月14日
- ISBN:9784295409830
- ページ数:216ページ
- サイズ:188×130(mm)
- 発行:クロスメディア・パブリッシング
- 発売:インプレス
あなたは、起業もM&Aも経験のないサラリーマンコンサルタントに自社の未来を委ねられますか?
目次
はじめに
第1章 私がM&Aコンサルタントになったワケ
日本の中小企業の現状
7割の中小企業が赤字経営に陥っている
中小企業の存亡を担う「事業承継」と「M&A」
日本の中小企業は3つの「不足」に陥っている
①人材育成能力
②後継者不足
③リテラシー不足
なぜ、私がM&Aコンサルタントになったのか?
銀行員として支援できる限界
日本の中小企業を未来に繋ぐために
あなたの会社の10年後を想像できますか?
重要だけど、緊急ではない課題「M&Aと事業承継」
決断は先でも、検討は今からだ
column vol.1 MAとIPO、どっちがお得?
第2章 M&A業界の「今」と「テイクだからできること」
国内M&Aのいびつさ
大手寡占による弊害
なぜ、大手はノルマ至上主義に囚われてしまうのか?
テイクコンサルティングだからできること
真のクライアントファーストとは?
豊富な経験とノルマ主義に縛られないコンサルティング
着手金0円で期日を設けず粘り強く
弊社独自のシステム「テイクタイム」
column vol.2 東京プロマーケット、その魅力とは?
第3章 「幸せな事業承継とM&A」とは?
私の描く、M&Aの成功の定義
M&Aは四方よしを目指す手段
M&Aにおけるホームドクターの重要性
M&Aは「お見合い結婚」と同じ
M&Aの成功率と離婚率
M&Aの流れを知る
M&Aは大まかに8ステップで行われる
買い手はどういった点を重視しているのか?
M&Aを成功に導く買い手企業の特徴
そもそもPMIとは?
M&A後に陥りがちな罠
座敷犬化現象
定性と定量の統合の難しさ
「放っておいても自走する」という幻想
column vol.3 M&Aの落とし穴「ロックアップ編」
第4章 日本の中小企業の10年後を想って
激動の時代でM&Aと事業承継の重要性は高まり続ける
海外事例から見る、日本のM&Aの変化
日本テレビ放送網による
スタジオジブリ買収から見る日本企業の生存戦略
日テレに見る、日本企業の未来図
日本テレビのコンテンツ戦略
日本テレビのスタジオジブリ買収の狙い
日本の中小企業の未来を思って
column vol.4 M&Aの思わぬ壁「資金調達編」
第5章 多くの相談者さまの声に応えるQ&A
Q1 本当に買い手は見つかるでしょうか?
Q2 実際、いくらぐらいの価格で売れるのでしょうか?
Q3 売却後、従業員の雇用はどうなるのでしょうか?
Q4 取引先との関係は悪化しませんか?
Q5 売却後の社長の立場は?
Q6 従業員や取引先に知られずに進められるでしょうか?
Q7 事業売却を検討し始めたら、まず何から準備すればよいでしょうか?
Q8 株式が複数の株主に分散している場合はどうなるのでしょうか?
Q9 事業承継に強い専門家の選び方は?