日本酒はビールやウイスキー、ワインにも匹敵する、「世界的な飲みもの」になりつつあります。
例えば、「獺祭 磨き その先へ」という日本酒をご存じでしょうか。
これは2014年に安倍元首相がアメリカのオバマ元大統領に訪日記念としてプレゼントしたことでも知られる、1本4万円を超える日本酒の銘柄です。
海外に目を向けると、アメリカの俳優ロバート・デ・ニーロは新潟県の佐渡島の日本酒「北雪」に 惚れ込み、自家用ジェットで買い付けに来たと言われています。
プロゴルファーのタイガー・ウッズは、不調に苦しんでいた際に薦められた日本酒を飲んでスランプを脱出したそうです。
上に紹介した以外にも、日本酒は国内に限らず、世界中で酒蔵が生まれる注目のジャンル。
日本酒は今、「世界の教養」として世界各国から認識されはじめているのです。
本書では酒蔵コーディネーターとして活躍し、年間2000種類以上の日本酒を呑んできた著者による、「日本酒の教養」としてまとめています。
この本を読めば、ビジネスから日常の雑談まで、様々なシーンで日本酒について語れること間違いなしです。