出版実績

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マネジメントの本
改訂新版 オトナ相手の教え方

改訂新版 オトナ相手の教え方

  • 著者:関根雅泰
  • 定価:1,628円 (1,480円+税10%)
  • 発行日:2024年11月22日
  • ISBN:9784295410355
  • ページ数:248ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス
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「相手の立場に立つ」「学習の手助けをする」この2つを押さえるだけで、あなたの教えるスキルは見違える!

「相手の立場に立つ」
「学習の手助けをする」

この2つを押さえるだけで、あなたの教えるスキルは見違える!

大人を相手に教えるのは、とても難しいことです。
なぜなら、大人は子どもと違って経験があり、自分なりの考え方を持っているからです。

しかも、教える側は「教え方」を学んでいるわけではないケースがほとんどです。
突然「教える役割」に命じられ、嫌々教えている人も少なくないでしょう。
そこで大切なのが、本書で紹介する「大人に対する正しい教え方」です。

本書の著者・関根雅泰さんは、普段は企業研修で「現場での仕事の教え方」を講義する、まさに「教え方のプロ」です。さらに改訂新版として、「モチベーションの上がる教え方」「教える際の上手な褒め方」「教えられる側になった時に大切なこと」などの内容を加筆。

相手の立場から考えた「正しい教え方」は、個人の成長につながる手助けになります。

■こんな方におすすめ
・大人を相手に教える立場にいる人
・はじめて部下を持った人
・一方的に伝えるだけで、教えた気になっている人

著者紹介

関根雅泰

1972年埼玉県生まれ。南ミシシッピー大学卒業後、二社での営業、講師経験を経て、2005年、研修会社ラーンウェルを設立。2010年、仕事をしながら東京大学大学院へ進学。「経営学習論」の中原研究室に参加。新人の組織適応やOJTについて研究。2013年、学際情報学修士号取得。企業研修での専門分野は「教え方」(現場でのOJTや社内講師の養成)。NBSオンライン講座「部下後輩が育つ!上手な仕事の教え方入門」、ダイヤモンド社「研修開発ラボ」等を担当。メーカー/インフラ/システム会社を中心に「メンター研修」や「中途社員の早期適応支援」を実施。家族と暮らす埼玉県比企郡ときがわ町では、仲間達と共に、地域のミニ起業家を支援。2017年より、比企起業大学を運営。主な著書に、『教え上手は、学ばせ上手』(クロスメディア・パブリッシング)、『これだけはおさえておきたい仕事の教え方』『対話型OJT(林博之氏との共著)』(日本能率協会マネジメントセンター)がある。

目次

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第1章 正しい「教え方」とは何か

ほとんどの人は「教え方」を教わったことがない
子どもと大人では教え方が違う

 

第2章 教え方上手な人の教え方

「教え上手」と「教え下手」あなたはどっち?
教える相手が100人いたら100通りの教え方がある
教える前にやっておくべきこと
「言葉」「文字」「行動」でレベルを把握する
行動目標をレベル分けして目的地をはっきりさせる
「イラっ」としたら、4つのタイプで考える
IBMの調査で分かった文化の「4つの次元」

 

第3章 命令するような教え方をしてはいけない

「教える」とは3つの手助けである
獲得する手助けをして知識と技術を教える
新しい会社になじんでもらうには
相手が変わってはじめて教えたことになる

 

第4章 一方的に説明しても伝えたいことは伝わらない

上手な教え方になるための3つのポイント
伝える前にコップの大きさを確認する
持っている情報をすべて伝えない
情報を分けると分かりやすくなる
上手な教え方は「伝えて終わり」ではない
大人相手の説明に必要な「吐く・吸う・吐く」

 

第5章 早く会社になじめるような仕掛けを作る

職場の雰囲気づくりが会社と新人のためになる
「マニュアルを読んでおいて」は教えたことにならない
辞めさせないために「チヤホヤ」するのは正しいのか
会話が続くか不安でも話をする機会を作る
オンラインの注意点

 

第6章 「プライドの高い大人」を素直にさせる方法

当たり前だった行動を変える
「良い言動」と「悪い言動」の両方をターゲットにする
「変えてほしい言動」は1つに留める
相手のモチベーションを上げる教え方
相手が変わるまで気長に見守る

 

第7章 「ウマがあわない」なんて言い訳は通用しない

「この人から教わりたい」という関係性
いまどきの若者にもシャッターを開けよう
部下は上司を選べない
教える側は「値踏み」をされている

 

第8章 「1人」ですべてを 教えようとしてはいけない

なぜ、教え方は分かっているのに実践できないのか
理由① 教えることだけが仕事ではないから
理由② 教える内容が専門的で対応できないから
1人で全部抱え込まない
職場の見える化「人脈マップ」を作ろう
新人を受け入れる体制を整える
複数で教える時は過負荷に気をつけよう
道のりはバラバラでも目的地は同じにする
周囲を巻き込んでいくとすべてがうまくいく
教える側も正解が分からないときがある
正解が分からないときの教え方

 

第9章 教えたことはムダにならない

教えることで得られる4つのメリット
メリット① 初心に帰れる
メリット② 人脈が増え、視野が広がる
メリット③ 分かりやすく伝えるスキルが身につく
メリット④ マネジメント力が高まる
新しい未来をつくる

 

第10章 「教えられる側」になった時に大切なこと

教える立場から、教わる立場へ
教わる側の「心構え」
人は3つのリソースから学ぶ
経験機会を増やす
失敗経験からいかに学ぶか
「良い点」と「気になる点」をセットで観察する
下調べをした上で質問する
邪魔しない・油をさす・一旦止める
先人の知恵から教わる
ポジティブな学びの連鎖を作り出す

 

おわりに

参考文献