多くの地主、家主が「先祖代々受け継いできた土地や財産を後世に残すこと」を目的に土地活用を行います。 しかし、そんな思いで始めたものの不動産経営で多額の負債を抱えたり、土地まで手放してしまう方々が後を絶ちません。 その原因の多くは、知識がないまま、業者の言いなりで土地活用を行うからです。 不幸な地主を一人でも減らし、応援したいという思いから、本書は生まれました。 土地活用の正しい知識を身につけてください。 【内容】 ●「大手に任せておけば安心」は間違い ●市場分析、投資分析、プランニング ●デッドクロス回避方法 ●失敗しない企画の立て方 ●土地活用と相続対策の事例 ●一括借り上げの落とし穴 ●「家賃保証」の実態 ●未来事業計画を立てる など
土地活用の成功学
- 著者:西田芳明
- 定価:1628円(本体1480円+税10%)
- 発行日:2014/11/27
- ISBN:9784844373483
- ページ数:222ページ
- サイズ:四六判(mm)
- 発行:クロスメディア・パブリッシング
- 発売:インプレス
先祖代々受け継いできた土地や財産を後世に残す
目次
はじめに
第1章 土地活用で成功するために
「大手に任せておけば安心」は間違い
勉強して専門家を使いこなせるようになろう
市場分析、投資分析、プランニング
周辺物件より3割増しお得な物件を作る
土地活用、アパマン経営は「事業」
土地活用の目的を明確にする
土地活用の種類と比較(メリット・デメリット)
土地活用で成功するために必要な5つの視点
マンション・オーナーも経営者にならないといけない
マンション・オーナーは3つの顔をもつ
マンション経営をするときに知っておくべきリスク
複数の投資の中で最適な投資判断をするには
土地活用では投資分析が大事
資金繰りが悪化するよくあるパターン
デッドクロス回避方法
第2章 アパート・マンション経営は企画が7割
失敗しない企画の立て方
建てれば決まる時代は終わり
これから注目すべき入居者ターゲット
最近の賃貸住宅の傾向とは
市場調査(マーケティングリサーチ)
付いていて当たり前の設備がないのは論外
建てたあとからでもオンリーワンの強みはつけられる
入居者のカテゴリー(入居者層)を決める
間取り、占有面積を決める
建物の構造を決める
鉄筋コンクリート造は地震や津波に強い
鉄筋コンクリート造は間取りの自由度が高い
構造を比較し、チェックする
第3章 建物を建て、税金対策を行う
建物の規模を決める
建築費は家賃から決まる
税金を知らない人がマンション経営をしてはダメ
現金を「より安いもの」に換える相続税対策
新たな土地活用でできる所得税対策
マンション建設で6分の1になる固定資産税対策
遺産分割をスムーズにする土地活用
土地活用と相続対策の事例①(遺産分割・納税対策)
土地活用と相続対策の事例②(相続税評価額を下げる)
第4章 知っておきたい「管理」の話
一括借り上げの落とし穴
家賃の値下げは、すべてオーナーが負担
「長期一括借り上げ」にひそむリスク
オーナーの油断が失敗を招く
その会社はそもそも30年、経営が続けられるのか?
専門家をも惑わす複雑なシステム
「家賃保証」のトリック
「家賃保証」の実態
マンスリーマンション、ウィークリーマンションの裏側
最悪のケースを想定して手を打つ
空室を防ぐ、短期・中期・長期的対策
滞納保証会社への加入は必須
借り換えを検討する
繰り上げ返済を検討する
融資期間の延長を検討する
余っている土地を活用させて、キャッシュフローのアップを考える
第5章 未来を見すえて、土地活用をする
未来事業計画をたてる
未来事業計画に大切なこと
これからは相続対策から資産形成へ
資産形成の大きな2つの目的
おわりに