出版実績

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仕事術・ビジネススキルの本
これからのエリートだけが知っている仕事の強みの鍛え方

これからのエリートだけが知っている仕事の強みの鍛え方

  • 著者:吉沢康弘
  • 定価:1518円(本体1380円+税10%)
  • 発行日:2014/10/15
  • ISBN:9784844373810
  • ページ数:256ページ
  • サイズ:四六判(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

マッキンゼー、BCG、モルスタ、P&G、スタバetc…出身者から学んだ働くスキルを1冊にまとめてみた

「そもそも、そんなキャリアを積んだ同世代の連中って、どんな腕っ節なんだろう?自分とどっちが仕事ができて、どんなことが自分には足りないだろう?どんなところは、自分の方が強いだろう?」ライフネット生命でマッキンゼー、BCG出身者達のエリートたちの中で働き、ベンチャー生保を上場まで見届けた、著者の鋭い観察眼から、様々なバックグランドをもつエリートたちの働くスキルを抽出していく。「レジリエンスの高め方」や、例えば岩瀬大輔さんの能力としては、ストーリー力、即時力、不器用力、徹底力など、従来のエリート本とは違った切り口から、働くスキルを学べる一冊。

著者紹介

吉沢康弘

インクルージョン・ジャパン株式会社 ディレクター
1976年神奈川生まれ。東京大学大学院工学系研究科修了。P&G、組織開発コンサルティングHumanValue社、および同社でのWebベンチャー創業プロジェクトを経て、ネットライフ企画(ライフネット生命保険の前身)に参画。ライフネット生命保険にてマーケティング・事業開発を担当後、ベンチャーの創業・成長を支援するインクルージョン・ジャパン株式会社を創業し、現在に至る。
研究者であった父の影響から、マーケティング・事業創出・組織マネジメントなどをアカデミックな視点で捉え、実業での経験をベースとして、その内容をとりまとめ、情報発信や他事業への展開を通して活用・検証することをライフワークとする。

Facebookアカウント: yasuhiro.yoshizawa
twitterアカウント: yasuyasu1976

目次

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はじめに

 

Chapter0 エリートたちから何を学べるのだろうか?

未来の働き方へのシフト
本書の3つのスタンス
1:各人の習慣的行動をベースとした分析
2:成果への貢献にフォーカス
3:「善きチーム・善き働き方」として参考になる点を抽出
本書のターゲット層と活かし方
ターゲット1:20代〜40代の腕に自信あるビジネスマン
ターゲット2:最高のチームを組もうと考えている経営者

 

Chapter1 消費者感覚に優れた企画の才児

堀江泰夫(Yahoo!ジャパン出身) 堀江さんの仕事風景
一般消費力
追体験的説明能力
儲け感覚
几帳面力
自習力
適当力

 

Chapter2 楽天的な分析家

辻靖(A・T・カーニー出身) 辻さんの仕事風景
考え過ぎ力
突っ込まれ力
問題提起力
資料作成能力
ニコニコ力
同調力

 

Chapter3 エレガンス溢れるマーケティングヘッド

中田華寿子(スターバックスコーヒージャパン出身) 中田さんの仕事風景
イメージコントロール力
個人観察力
インナーコミュニケーション力
オーナーシップ力
仮説検証力
エレガンス力

 

Chapter4 ストイックなファイナンスのプロ

堅田航平(モルガン・スタンレー証券出身) 堅田さんの仕事風景
コンディショニング力
シミュレーション力
厳密力
直言力
不完全力
リスペクト力

 

Chapter5 常識では捉えきれない能力を発揮

升野恵也(マッキンゼー・アンド・カンパニー出身) 升野さんの仕事風景
脱常識力
根拠なき自信力
アジェンダ力
知的推進力
人間観察力
包含力

 

Chapter6 大舞台を創り上げる立役者

岩瀬大輔(ボストンコンサルティンググループ出身) 岩瀬さんの仕事風景
ストーリー力
徹底力
文脈力
即時力
誘い力
無制限力

 

Chapter7 個人として彼らから学べること

1:最初の会社で徹底的に仕事をしてエッジーな強みを磨いている
2:不完全な自分を良しとし、他人にドンドン絡み、頼り、恊働する
3:限界までハードワークし、自分の限界と限界への対処方法を知っている
4:プライベートなパートナーや家族・友人にしっかりエネルギーを注いでいる
5 : 自分自身のドライブポイントをよく理解し活かしている

 

Chapter8 仕事の強みの磨き方

「これからのエリート」~未来のキャリアを考える前提とは
全体像
ステップ1 目の前の仕事に集中する
ポイント1 : キャリアチェンジを目的とした勉強は行わない
ポイント2 : 「プライベート」を長期的テーマと位置付けて粘り強く取り組む
ポイント3 : 「締め切り効果」を利用して120%の能力発揮を強制する
ステップ2 変化の機会に従う
ポイント4 : 世界旅行と読書によって自分の役割を馬鹿正直に探求し続ける
ポイント5 : 前例でなく仮説で決断することを習慣化する
ポイント6 : 家族やパートナーへ変化に備えた地ならしを行ない続ける

 

Chapter9 組織として彼らから学べること

1 : 強みの幅の大きさと直観で採用する
2 : スタート時の人材に妥協しない・遠慮しない
3 : 強みの組み合わせは頭でっかちにならず試行錯誤の実験を繰り返す
4 : 組織ぐるみでインタラクションを促進する
5 : 父性と母性だけは意識して確保する

 

おわりに
刊行に寄せて 吉沢康弘の仕事の強みとは? ライフネット生命保険常務取締役 中田華寿子