東アジアを中心に、2000年以上にわたって読み継がれてきた『論語』には、 「君子」=立派なリーダーとしてあるべき姿・考え方・行動が記されています。 日本でも、聖徳太子が十七条憲法の冒頭に『論語』の一節を引いたのをはじめ、 上杉謙信、徳川家康、渋沢栄一など、多くのリーダーたちが行動規範として 愛読してきました。 つまり『論語』とは、上に立つ者にとっての「究極の教科書」なのです。 ▼真のリーダーたちはそのとき、どう考え、動いたのか? 本書の著者である皆木氏は、『論語』をはじめとした中国古典や 日本史の研究を学生時代から40年以上も独自に続け、プロ経営者としても 東証一部上場企業の社長など企業トップを歴任。 稲盛和夫氏(京セラ名誉会長)、樋口廣太郎氏(アサヒビール元会長)などの 経営者から直接、教えを受けた人物でもあります。 この本では、30代・40代のリーダー(およびリーダー候補)の方々に向けて、 多くの名経営者や歴史上の人物など「真のリーダーたち」の決断や苦難、 行動といったエピソードを交え、ビジネスに携わる実務家の視点から、 『論語』に記された教えをわかりやすく解きほぐします!
