社員の思考・行動を受け身の姿勢から一人称で能動的に動く姿勢にどうしたら変革していけるのか、
そして一人称で能動的にビジネスを広げていく気概を持ってもらうにはどうしたらよいのか。このような悩みを抱えた経営者、中間管理職に向けた一冊。
“分ければわかる”という考え方に基づき、
自社の事業活動を顧客と商材、つまりWHOとWHATで構成したセルに分けるのである。
分けた上で事業活動を改めて見ることにより、初めて分かること、気付くことが多くある。
<目次>
1 プロローグ
多くのグループ企業における課題
大企業の問題
2 一般的なマネジメントツール
事業活動の一般的な見方とその課題
既知のマネジメントツールで見えないものとは
3 ビジネスマトリクスとは
ビジネスマトリクスの起源
ビジネスマトリクス基本様式
ビジネスマトリクスを用いて自社の現状を浮き彫りに
ビジネスマトリクスの策定方法
適応できる企業
4 ビジネスマトリクスで見えてくること
ビジネスマトリクスによる現状分析
5 ビジネスマトリクスから見た戦略パターン
アイランド(島状)戦略の概要
バルク戦略
タテ縞・ヨコ縞戦略の概要
斜め戦略の概要
各戦略パターンのまとめ
まとめ
6 ビジネスマトリクスによるマネジメント
事業活動へのインプリメント
各アクティビティの進め方
7 ビジネスマトリクスの真髄
大企業病からの脱出
ビジネスマトリクス運用に当っての心構え
ビジネスマトリクス運用と組織
8 サマリー
ビジネスマトリクスの真髄は2つ
大企業にベンチャー精神を