不動産購入に「ベストなタイミング」はない! 利益を最大化するために8年をめどに戦略を考えよう! 空前の不動産投資ブームのなか……新築マンションがいいのか、中古マンションがいいのか。 はたまた、一棟マンションがいいのか、一棟アパートがいいのか。 投資家からみると、実際に何が正解なのか、わかりません。 前作「おにぎりとワンルーム投資」では、主に区分投資における収益率等の分析方法でしたが、 本作は読者がなるべくイメージしやすいように「どっちが得なのか?」を比較しながら、 さらに一歩進んだ「物件種類や投資手法」を専門家の立場で比較およびその特徴を徹底解説していきます。 不動産は買ったら終わりではありません。 不動産投資における利益を最大化するための 『新わらしべ長者方式』……買う・持つ・売るという行為をタイミングよく繰り返すこと をお伝えします。 実は、不動産投資で勝つための鉄則は存在します。 一言で言えば、それは「買い替え戦略」です。 「8年で売りなさい」これは、著者自身が目安としているスパンです。 たんに買い替えるのではなく、8年という年月を区切って買い替え、スケールアップしていく方法を実際のシュミレーションを用いて、説明していきます。 (プロローグより抜粋) 「あなたの準備が整った時が買い時です」そして、「なんのために不動産投資を始めますか」 目的を明確にしなければいけません。 本書を手に取られた方でも、実際に不動産投資を始めるのは、10 人に1人もいないと思います。 何ごとも始めなければ始まりません。 本書が、富裕層の仲間入りを目指してアクションをスタートさせる人にとって、参考になることを願います。
不動産投資の買い替え戦略~購入後8年で売りなさい~
- 著者:後藤聡志
- 定価:1628円(本体1480円+税10%)
- 発行日:2016/7/1
- ISBN:9784844374848
- ページ数:192ページ
- サイズ:188×130(mm)
- 発行:クロスメディア・パブリッシング
- 発売:インプレス
目次
プロローグ わらしべ長者のように資産を増やす
第1章 物件比較 買うならどっち?
新築ワンルームVS中古ワンルーム
買うならどっち?
新築・築浅ワンルームは初心者向け
中古ワンルーム・築20年~30年は手を出しやすい
新築木造アパートVS中古木造アパート
買うならどっち?
投資勉強家が取り組む新築木造アパート
融資も通りやすくなった中古木造アパート
新築RC VS 中古RC
買うならどっち?
首都圏でやるか、地方でやるか、新築RC
中古RCは利回りが魅力
ハイパフォーマンスを狙える新築S
第2章 不動産関連会社 選ぶならどっち?
「実需と収益」 不動産業者の種類を知る
大手か地場か
収益専門業者は3つに分かれる
目的に合わせて業者を選ぶ
売主と直接つながる「ブツ元業者」
客付業者は収益物件が不得意
中間マージンなしの元付業者
志向性の違いで業者を見ると
1棟アパートの取引事例
投資シミュレーション
減価償却の考え方
この物件は買いか?
管理会社は2つに分けられる
賃貸管理と建物管理
金融機関との関係性
よい担当者の見分け方
熱意と効率で選ぶ
第3章 長期保有か売却か、お得なのはどっち?
景気と不動産の関係
投資家の悩みとは?
いつ買うか、どうする!?
24年間で一番お金を残すのは誰か?
買い替えるVS保有
短期売却、長期保有、正解はどっち?
短期で売るのが正解か、長期で保有するのが正解か
いつ始めるのが正解か
かつてのような買い時は来るのか?
第4章 法人と個人 有利なのはどっち?
法人化のメリットには何があるか?
法人化によるメリット① 所得税分散で所得税を節税できる
法人化によるメリット② 役員・従業員給与を損金扱いできる
法人化によるメリット③ 妻や子供に退職金を支払うことができる
法人化によるメリット④ 共済・保険を経費扱いできる
法人化によるメリット⑤ 他の所得との損益通算が可能である
法人化によるメリット⑥ サブリース会社を設立して節税できる
法人化のデメリット
個人所有と法人所有、結局得するのはどっち?
銀行の借入は法人の方が得か?
生命保険を活用した売却益の節税手法
利益を生保の赤字分で相殺
第5章 自主管理か管理委託か、お得なのはどっち?
管理の仕事内容を知る。
誰に任せるかを決める
賃貸管理と建物管理とは?
賃貸管理業務とは?
自主管理と管理委託、どっちがお得?
管理費をコストと考えるかどうか
家賃保証は得か損か?
利回りと安心、どちらを選ぶか?
どんな管理会社を選ぶべきか?
業者のノウハウを見抜くコツ
空室を埋めるための対策には何があるか?
値引き、投資、付加価値。3つの戦略
第6章 サラリーマン投資家との対話
エピローグ 不動産投資をより健全に