出版実績

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マネジメントの本
はじめてのIoTプロジェクトの教科書

はじめてのIoTプロジェクトの教科書

  • 著者:武下真典/幸田フミ
  • 定価:1738円(本体1580円+税10%)
  • 発行日:2016/9/1
  • ISBN:9784844374947
  • ページ数:192ページ
  • サイズ:212 x 150(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

●堀江貴文氏が推薦! 「これからの事業においてIoTは必須。その事業の進め方が世界一わかりやすく書かれている」 「IoT」プロジェクト成功の実践書!! モノがインターネットにつながり、さまざまな機能や付加価値を提供してくれているIoT。 私たちの生活の中にも、IoT製品はあふれています。スマートフォンも身近なIoT製品のひとつです。 しかし、いざ実際にIoTでビジネスを始めようとしたとき、何から始めればいいのかわからない人が多いのではないでしょうか。 この本は、「IoTの教科書」としてではなく、IoTビジネスを成功させるためのポイントから、プロジェクトを進めるためのフロー、事業の成功実例まで、 実践的な手法を盛り込んだ一冊となっています。 また、読者の方々にIoTの難しさを感じさせないよう、IoT専門家とIoTに詳しくないキャラクターによる会話形式で、わかりやすく読めるように構成しました。 この本を読んだ方々にとって、この書籍がこれから日本でもさらに加速していくIoTプロジェクトのための一助になることでしょう。 目次 序章 スマホがなくなる日 第1章 ITの歴史からIoT時代を考える 第2章 新規事業担当者のよくあるIoT勘違い 第3章 ビジネスとして成り立つIoTの条件は“Usable” 第4章 実践編 IoTプロジェクトの進め方 第5章 IoT製品化の実例からわかる、本当に必要な力とは コラム 漫画『宇宙兄弟』×IoT=実物のUFO!?

著者紹介

武下真典/幸田フミ

下真典
株式会社エスキュービズム・テクノロジー代表取締役
株式会社エスキュービズム・ホールディングス取締役
1979年大阪生まれ。大阪大学工学部卒業後、フューチャーアーキテクト入社。2008年(株)エスキュービズム入社。
小売や外食産業の経営課題を解決するIT製品を数々リリースし、Eコマースや店舗スマートデバイス部門のパッケージ導入数で業界シェアNo.1を獲得。
2014年よりエスキュービズム・テクノロジー代表取締役社長に就任。
“Usable IoT"(日常生活においてこれまでに体験出来なかった便利さを実現する、誰でも簡単に扱えるモノ)をコンセプトに、
「スマート宅配ボックス®」や「eCoPA」、「おかわりコースター」などのIoT製品を企画・販売。
WirelessWire Newsで「日本のIoTを変える99人」に選出される。

幸田フミ
ニューヨークのParsons The New School for Design卒業。現地のファッションマーケティング会社でウェブデザイナーとして勤務し、
大手ファッションブランドのウェブサイト制作などを手がける。
2003年にウェブマーケティング会社、株式会社ブープランを設立。多岐にわたる業界のウェブサイト制作のほか、
プロモーションの企画やソーシャルメディア活用の提案など企業のウェブマーケティング全般に携わる。
講演や執筆などをとおして、教育機関や地方自治体のITリテラシー向上に努めている。
著書に『マンガでよくわかる 大人のSNS入門 ITオンチ脱出大作戦』『手帳なんていらない ソーシャルネットワーク時代の情報整理術 』(以上、かんき出版)などがある。

目次

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はじめに 難解なIoTを、わかりやすく
本書の登場人物紹介
これだけはおさえておきたい用語集

 

序章 スマホがなくなる日

1 手帳を持っている?
2 シンギュラリティに向かっていく世界
3 最も身近なIoT機器
4 プライバシーが筒抜け?
5 IoTリテラシー
序章「スマホがなくなる日」を振り返ろう
1 大企業しか関われなかったコンピュータ黎明期
2 ソフトウェアがコンピュータを身近にした
3 下がっていく参入障壁
第1章ITの歴史からIoT時代を考える
4 クラウド化の進行とスマホの誕生
5 スマホで新しくなった世界
6 現代における企画や発想力の重要性
7 クリエイティブに、ニーズを把握しよう
8 選ばねばならない時代
9 IoTという言葉の起こり
10 モノとインターネットが一体化した便利な社会で忘れてはならないこと
11 便利は、信じるから生まれる
12 どこまで機械を信じるか、任せるかを適切に選択すべし
13 IoT時代の生き方
14 IoTで、未来は必ず便利になる
第1章まとめ

 

第2章 新規事業担当者のよくあるIoT 勘違い

1 かつてITがあった立場に、IoTがある
2 インターネットにつながったモノを作ればいいと思っていないか?
3 IoT専門家に頼ればいい?
4 現場や消費者から学べ
5 IoTを考えるうえで注目すべきは、まずデジタライゼーションしている人や場所
6 顧客データの管理、ちゃんとしていますか?
7 開拓すべきは、未知ではなく既知の領域
8 顧客データをもとに、既存のIoT機器を活用する手法を考えてみるアプローチ
9 IoTは大企業じゃなくても問題ない
10 IoTとは、仕組みを考えること
11 IoT事業を始めようとするのは どういう企業?
12 アナログ企業こそ、IoT導入を考える余地がある
13 IoT導入に向いていそうな企業の具体例
14 情報はどんどん開示したほうがよい
第2章まとめ

 

第3章 ビジネスとして成り立つIoTの条件は“Usable”

条件1 多くの人が欲しいと思えること
条件1 補足 ニッチな需要を狙うのはあり?
条件2 すぐに使えること
条件2 補足 「すぐに使える」を創り出すには
条件3 ITを意識させないこと
条件3 補足 ITを意識させないために
条件4 便利になること
条件4 補足 不可能を可能にした実例
条件5 企業がきちんと儲かること
条件5 補足 どうやって儲けられるかを知るのか
第3章まとめ

 

第4章 実践編 IoTプロジェクトの進め方

1 IoTプロジェクトはなぜ難しいのか
2 いろいろな人種が必要
3 普通の企業だけではできないのがIoT
4 なにから始めていいかわからないときに
5 正解が最初はわからないIoT
6 IoTプロジェクトの大きな流れ
7 カスタマージャーニーマップ(CJM)
8 実践! IoTプロジェクト
9 IoTプロフェッショナルのプロジェクトフロー
第4章まとめ

 

第5章 IoT製品化の実例からわかる、本当に必要な力とは

1 実用化したのは意外な場所だった
2 雑談から始まった“スマートピックアップ”
3 “ネコ型ロボットに泣きつく”ステップが大事
4 慎重かつ大胆な経営判断は欠かせない
5 最適な役割分担をすることの意味
6 予期せぬ事態、あれこれ
7 製品化した“スマピ”は、ある意味でまだプロトタイプ
8 消費者の“Usable”を考えることが利益を創出する
9 新規事業担当者は楽しむべし
10 技術は人間がつくるもの
第5章まとめ

 

本書の脚注
おわりに 時代はUsableを求めている

 

コラム 漫画宇宙兄弟 ×IoT = 実物のUFO!?
1 漫画「宇宙兄弟」とコラボするまで
2 UFOを作るべく、しっかりヒアリングと要件検討
3 UFOの排熱が大変だった!~詳細設計、加工・組み立て~
4 厳しい試験をくぐり抜けたUFOが、先生の事務所へ