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出版実績

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仕事術・ビジネススキルの本
戦略デザイナーが伝えたい、システムのデザイン

戦略デザイナーが伝えたい、システムのデザイン

  • 著者:山田和雅
  • 定価:2,750円(本体2,500円+税10%)
  • 発行日:2025年12月12日
  • ISBN:9784295411673
  • ページ数:320ページ
  • サイズ:210×148(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

【安宅和人氏推薦】システムのデザインを理解・設計・実装するための実践書!
複雑な社会課題を解決するための新しいアプローチ


本書は、複雑化する現代社会の課題を根本から解決するための新しいアプローチ「システムのデザイン」を実践的に解説した一冊です。著者の山田和雅氏は、三井物産での実務経験とイリノイ工科大学デザインスクールでの学びを融合させ、個別最適を超え全体最適を目指すシステム変革の方法論を体系化しました。「メンタルヘルス」「水素技術の社会実装」「障害者就労」などの具体的な事例とともに、複雑適応系システムの変革プロセスを8つのステップで詳しく解説しています。

■複雑性全盛の時代に求められる新しい問題解決手法
近年は、AI技術の進歩、気候変動、人口減少、価値観の多様化など、従来の手法では解決困難な複雑な課題が次々と現れています。これらの課題は相互に関連し合い、一つの解決策では根本的な改善が困難です。本書で紹介する「システムのデザイン」は、このような複雑な課題に対するアプローチです。従来のデザイン思考が個別最適(ユーザー中心)を目指していたのに対し、システムのデザインは全体最適(システム全体の調和)を追求します。これにより、表面的な対症療法ではなく、課題を生み出している構造そのものを変革することが可能になります。

■デザイン思考を超えた次世代メソッドの全貌を初公開
本書の最大の特徴は、理論だけでなく実践に重点を置いていることです。著者が開発した8つのステップからなる実践プロセスを詳細に解説し、読者が実際にシステムのデザインを行えるよう構成されています。前半の「課題分析フェーズ」では、複雑なシステムの現状を捉える4つのステップを、後半の「未来創造フェーズ」では、システムをあるべき姿へとリデザインする4つのステップを学べます。各ステップには具体的な思考法、メソッド、マインドセットが示されており、読者は段階的にスキルを習得できます。

■ 5つの実践事例で学ぶ、社会課題解決の最前線
本書では、事例として5つのプロジェクトを詳しく紹介しています。日建設計PYNTが主体となった「メンタルヘルスとまち」プロジェクトをはじめ、水素技術の社会実装、精神・発達障害者の就労支援、北海道大学のキャンパスビジョン策定、米国ダーラム市の緊急通報システム改革など、多様な分野での応用例を通じて、システムのデザインの実践的な活用方法を学ぶことができます。これらの事例は、民間企業、NPO、行政機関など異なる組織での取り組みを含んでおり、読者の所属や業界を問わず参考になる内容となっています。

著者紹介

山田和雅

株式会社BIOTOPE マネージングパートナー/戦略デザイナー
システミックデザイナー
早稲田大学政治学研究科卒。三井物産にて社会インフラ事業に従事。発電所、スマートシティ等の海外大型インフラ事業の新規開発、M&A、PMI、事業会社に出向しての理念経営の実装・バリューアップなどを経験。その後、イリノイ工科大学デザインスクールにて「広義のデザイン」を活用したイノベーション手法、システミックデザイン等を修める。BIOTOPE参画後は、事業会社での実務経験とデザインスクールで学んだ理論を融合し、営利・非営利・公務問わず様々な組織の長期ビジョン策定、経営理念策定・浸透、戦略策定、ビジネス・サービスデザイン、理念ブランディング、そして社会課題解決型のシステミックデザインプロジェクトなどをリード。主な協業実績として、日建設計、中央日本土地建物グループ、人事院、北陸力、相鉄アーバンクリエイツ、東急、UDS、Helical Fusion、アルプス技研、北海道大学、金城学院などがある。システムの視点で社会や組織の課題の構造を捉え、ビジョンのチカラで非線形の変化と価値を生むプロセスを得意としている。システミックデザインの他、ビジネスデザイン、イノベーションメソッド、デザイン思考、共創ファシリテーション、営業活動など研修・講演実績も多数。

目次

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序文

 

はじめに 〜システムのデザインとの出会い〜

システムの横軸と縦軸の交差点
システムとは、デザインとは
複雑性全盛の時代の生存戦略

 

 

序章 なぜシステムのデザインが大事なのか?〜デザイン思考は進化する〜

デザインすべきはシステムではなく、システムのインフラ
永遠に解消されない意図とインフラの変化速度のズレ
今までのシステムの設計図
これからのシステムの設計意図
永遠のズレを社会インフラのリデザインで解消する
システムのデザインの可能性:「メンタルヘルスとまち」プロジェクトの事例
デザインは進化する:デザイン思考を超えて
システムの全体最適へ

 

第1章 システムを捉えるとはどういうことか?

システムのデザインを始めるための「3つのレンズ」
レンズ①「森羅万象のレンズ」
レンズ②「相互作用のレンズ」
レンズ③「入れ子構造のレンズ」
この章の学びのポイント(まとめ)

 

第2章 実践プロセスと方法論の全体像

「システムのデザイン」プロセスの全体像
循環するシステムのデザインプロセス
4大思考法の応用としてのシステムデザイン
冒険のための装備と成功の方程式

 

第3章 (前半)課題分析フェーズ どうすれば複雑なシステムの現状(As-is)を捉えられるか?

Step1 システムのエージェント(登場人物)を捉える
【思考法】エージェント
【メソッド】「システムのデザイン」リサーチ
【マインドセット】保留する、浸る
Step2 エージェント間の「関係」を把握するとはどういうことか?
【思考法】親和性と因果関係
【メソッド】親和性→因果関係
【マインドセット】見えないものを見る
Step3 エージェント間の関係性を包含する、システム全体の基本構造とは何か?
【思考法】マルチレベルデザイン(マクロ、メゾ、ミクロ)
【メソッド】システムダイナミックスマップ、インフラの解剖図
Step4 課題を再生産する「アーキタイプ」を見つける
【思考法】アーキタイプ思考
【メソッド】ボトルネック、ドライバー
【マインドセット】鷹の目で俯瞰する
この章の学びのポイント(まとめ)

 

第4章 (後半)未来創造フェーズ どうすればシステムをあるべき未来(To-be)へとリデザインできるか?

システムのデザインのキャズム(溝)
崖を越えるもの
ビジョンが均衡を突破する
Step5 新たなシステムの意図をデザインする
【思考法】ビジョン
【メソッド】意図のデザインワーク集
【マインドセット】ヒトらしく
Step6 問いに答える新たなアーキタイプを構想する
【思考法・メソッド】アーキタイプ
Step7 アーキタイプを機能させる介入策(フィーチャー・機能)をデザインする
【思考法】統合思考
【メソッド】フィーチャーデザインフレーム集
【マインドセット】統合する
Step8 変化をムーブメントに仕立て上げる
【思考法】ムーブメント
【メソッド】ムーブメントデザイン
この章の学びのポイント(まとめ)

 

第5章 戦略としての「システムのデザイン」

イノベーション戦略としての「世界線のデザイン」
新たなパブリックイノベーションとしての「社会性と経済性のマッシュアップ」
新たなファイナンス戦略としての「システムチェンジ投資」
新たなリーダーシップ戦略としての「複雑性の戦略的オーケストレーター/共創型リーダーシップ」
この章の学びのポイント(まとめ)

 

第6章 「システムのデザイン」プロジェクト事例集

Case1 「メンタルヘルスとまち」プロジェクト
Case2 「水素技術の社会実装」プロジェクト
Case3 「精神・発達障害者の就労」プロジェクト
Case4 「北海道大学キャンパスビジョンワークショップ」プロジェクト
Case5 「ダイヤル911のリデザイン」プロジェクト

 

 

あとがき