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出版実績

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自己啓発の本
残された時間の使い方

残された時間の使い方

  • 著者:佐藤優
  • 定価:1,760円(本体1,600円+税10%)
  • 発行日:2025年12月26日
  • ISBN:9784295411727
  • ページ数:208ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

私たちは日々の忙しさや喧騒の中で、自分の「持ち時間」や「残り時間」を振り返る余裕がなくなっています。その中で、人々はまるで回し車の中のモルモットのように走り続けさせられています。
「残り時間」のことなど考える間もなく、働いたり生活したりを余儀なくさせられます。目先のことで精いっぱいという状態です。しかし、人生の残り時間は刻一刻と減っていきます。

若くて元気なうちは、この当たり前のことを意識することが難しい。時間があたかも無限に続くような幻想を持ちがちです。
ですが、年を取って体が思うように動かなくなったり、病気をしたりすると初めて、自分の時間が有限であること、すなわち現実に直面します。その時になって、残り時間の少なさに愕然としたり、時間の使い方を改めて考えるようになります。

長い人生の時間を俯瞰して見た時、「45歳くらいから時間の質が変わる」と著者は考えます。簡単にいうと、45歳までは「足し算の時間」がベースで、45歳以降は「引き算の時間」がベースになります。
45歳までは基本的にどんどんプラスしていく人生であり、「足し算の時間」ということになります。その後45歳からは、積み上げてきたものを使って結果を出していく時間になります。持っているものを増やすというより、有効に使っていくというイメージが強いので「引き算の時間」という表現になります。

引き算の時間は、「完成の時間」でもあります。残りの人生を展開する中で、最終的に自分の人生をどう締めくくるのか。どんな完成形を描き、それに向かってどのように残りの時間を使っていくか。その意味では、引き算の時間は足し算の時間以上に、クリエイティブかつ有意義な時間であるということができると思います。

時間というものはどんなに努力しても、どんなに取り乱して抵抗しても、その進みを止めることはできません。「時間」とは何か? そして、自分の持っている時間をどう意識し、どのように主体的に使うことができるか? 
著者自身も大病を経験し、残された時間を強く意識した経験を踏まえ、人生後半の時間の使い方、キャリア終盤の役割と使命について紹介します。

▼ 読者アンケートより

・資本主義社会をベースとした我々の時間の使い方において「死」を意識する、という内容が目からウロコでした。45歳になる前にこの本に出会えてよかったです。佐藤優さんの他の著書もたくさん読んでみたいと思いました。(40代 教員女性)

・佐藤さんの本は出版のたびに拝読しており、今回も目から鱗が落ちました。
最初の方はアウグスティヌスなど、哲学者のことを説明いただきこれはこれで知識が増えて、実際の本を読んでみたいと思いましたが、最後の方で実践的なアドバイスをいただき暗記できるくらい読み込んで、自分の行動に落とし込みたいと思います。
この手の話では、お金を増やすため株に走るなどの方法に走りがちですがそこに至っていないのが佐藤さんの良さだと思います。(40代 管理職男性)

著者紹介

佐藤優

1960年東京都生まれ。作家。元外務省主任分析官。同志社大学神学部卒業。同大大学院神学研究科修了後、85年外務省に入省。英国の陸軍語学学校でロシア語を学び、在ロシア日本大使館に勤務。北方領土問題など対ロシア外交で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕。09年、最高裁上告棄却。13年、執行猶予期間を満了し刑の言い渡しが効力を失う。著書に『国家の罠』(毎日出版文化賞特別賞)、『自壊する帝国』(大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞)など多数。

目次

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はじめに

 

 

 

第1章 人生は時間泥棒との闘いである

「時間泥棒」に時間を奪われているという感覚がない
労働力の搾取とは「持ち時間」の搾取である
私たちの「賃金」は利益の分配ではない
会社の利益は従業員のタダ働き分に過ぎない
搾取をするには長時間働かせることが一番
大切な時間をスマホに削り取られている
漫然と過ごしているとお金と時間を削り取られる
時間を奪う者の正体をどう見極めるか?
なぜ時間が無限に続くという幻想を抱いてしまうのか?
時間には「2つの時間」がある
現代人は「トゥルース」の時間を見失いがち
「終わりがある」と考えるか、「始まりも終わりもない」と考えるか
東洋的な時間感覚では「目的」を持ちづらい
「クロノス」と「カイロス」の時間を考える
カイロスは人によっても、立場や状況によっても変わる
自主性や主体性というものを一度疑ってみる
仕事も結婚も、私たちは自分で選んでいない!?
「自分の時間を守る」と強く意識しなければならない

 

第2章 残り時間を意識した人生再設計

「自分時間」と「他者時間」を意識して仕分ける
目的論的な考え方で時間を先取りする
目的論的に活動をしている女優、小芝風花さん
人生の目的と使命によって時間の質が変わる
仕事、家庭、社会におけるあなたの役割と使命とは?
45歳から時間の質と使い方が変わる
引き算の時間を楽しむコツとは?
マイナスの時間の中での不安のマネジメント
定年という区切りをどう意識し、どう生かすか?
キャリア終盤での役割と使命は何か?
9つのマトリクスで時間の使い方を考える
収入の基準をコンビニのアルバイトにする
この先どこで、どんな仕事をして生きていくか?

 

第3章 「休養」と「教養」で自分時間を取り戻す

「休養」と「教養」の意外なメリットとは?
仕事人間こそ「怠惰」である
資本論から読み解く休養の意味
テクノロジーが進化しても労働時間が減らない理由
新自由主義の台頭で社会の二極化が進んだ
働き方改革は人道的な意味で行っているわけではない
自由時間を自分時間にするには教養が必要になる
お金をかけずに教養を身につける方法
生きた教養を生む他人とのセッション
コスパやタイパは教養とは真逆の発想だ
なぜ働いているのに本が読めないのか
サードプレイスを持つことの意義とは?
瞑想の時間を取り入れて自分時間を確保する

 

第4章 1日、1日が充実する時間の使い方

使い方①朝の時間を活用することで持ち時間が一気に増える
使い方②日記や記録をつけて時間を意味づけする
使い方③集中力を上げることで時間の濃度を高める
使い方④時間の「天引き」を習慣化する
使い方⑤自分の能力の限界値を知る
使い方⑥「本当のムダ」はしっかりと省く
使い方⑦情報を意識して遮断する
使い方⑧予定を変更する〝柔らかさ〟が必要に
使い方⑨「機会費用」の考え方で時間を捉える
使い方⑩上手な時間の見せ方、演出を考える
使い方⑪マルチタスクができるかどうかは人それぞれ

 

第5章 幸せになるための残り時間の使い方

残りの時間で何を残し、何を引き継ぐか?
次の世代に残さなくてよいものは?
定年したらモノサシを変えてみる
働きさえすれば人は食べていける
幸せになるための時間の解釈の仕方

 

 

 

おわりに