出版実績

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自己啓発の本
いつまでも動ける。

いつまでも動ける。

  • 著者:SAM
  • 定価:1628円(本体1480円+税10%)
  • 発行日:2022/4/1
  • ISBN:9784295406600
  • ページ数:200ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

「このままじゃまずい」 「いつまでも踊り続けたい」そんなSAMが見つけた答えは、ジェロントロジーにあった―

60歳を迎えてなお、現役ダンサーとして活躍するSAMがジェロントロジー(加齢学)での学びをもとに、
自身が実践してきた「いつまでも動ける秘訣」を惜しげもなく解説。「昔と比べると疲れやすくなった」
「昨日の疲れがひと晩寝てもまだ残っている」など、年を重ねて心身の不調を感じるようになった
というときにヒントを得られる1冊です。

「ジェロントロジー? まったくピンと来ないな。それにいまさら勉強なんて……」
と最初は思いましたが、よくよく調べると、僕がいま関わっているダンスを通した活動と
密接な関係があることがわかりました。ジェロントロジーは年をとること、
健康であり続けること、自分らしく生き続けることを学問として捉えているのです。
(本書「はじめに」より)

【読者限定! 特典動画】
書籍の読者だけが見られる「特典動画」も。
動画内では、書籍でご紹介した「股関節に効くトレーニング」をSAMが実演します。

著者紹介

SAM

ダンサー、ダンスクリエイター。ジェロントロジスト、美齢学指導員。南カリフォルニア大学デイビススクール ジェロントロジー学科通信教育課程修了。 1993年、TRFのメンバーとしてメジャーデビュー。コンサートのステージ構成・演出をはじめ、多数のアーティストの振付、プロデュースを行い、ダンスクリエイターとして活躍中。2018年に行われた日産スタジアムでの東方神起ライブは、史上初3日連続計22万人を動員。総合演出で観客を魅了する。近年は、多くのダンサーオーディションを手がけ、自ら主宰するダンススタジオ「SOUL AND MOTION」でもレッスンを行っている。2016年には一般社団法人ダレデモダンスを設立、代表理事に就任。誰もがダンスに親しみやすい環境を創出し、子供からシニアまで幅広い年代へのダンスの普及と、質の高い指導者の育成、ダンサーの活躍の場の拡大を目指す活動を行っている。最近では、能楽の舞台にダンサーとして初めて出演した。

目次

目次

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はじめに 60歳のいまが一番、心も体も自分史上最高

 

序章 いつまでも「自分史上最高」でいるために

ダンスとジェロントロジーの思わぬつながり
ポジティブに年をとるための学問
実践のカギは「ブルーゾーン」にある
モチベーションは実践から生まれる

 

第1部 実践編

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第1章 運動

運動漬けの毎日
[STEP1]意識を変える
悩むより筋トレ
休むよりも運動
気づいたときが始めどき
20代の動きを理想にしない
[STEP2]習慣を変える
姿勢こそトレーニング
日々の動きを変える
筋トレにノルマはいらない
無酸素運動と有酸素運動
ストレッチと柔軟運動
継続のコツは無理をしないこと
「STEP3]股関節を鍛える
すべては股関節で決まる
日常生活でも股関節を意識する
覚えておきたい3つの股関節トレーニング
運動のポイント

 

第2章 食事

バランス命の食生活
体の声を聴く
ブルーゾーンの食事法
ダイエットと健康
つらい食事制限はもうやめた
食事のポイント

 

第3章 睡眠

5時50分に起きる毎日
睡眠が命を救う
陽の光が眠りの質を高める
「7時間睡眠」の呪縛にとらわれない
睡眠のポイント

 

第4章 コミュニティ

コミュニティが寿命を延ばす
つながりから生まれたダレデモダンス
ダンスと医学がつながる瞬間
技術革新とコミュニティ
会話が脳を活性化する
否定しない会話術
習いごとのすすめ
趣味を大切にする
つながりと好奇心
複数のコミュニティに参加する
コミュニティのポイント

 

第2部 知識編

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第5章 ジェロントロジーの哲学

理解して受け入れる
年をとること、創造すること
自信が美しさをつくる

 

第6章 人間が年をとる理由

生き物としての限界に迫る「生物学的セオリー」
①生活代謝説:酸素代謝が速いほど寿命が短くなる
②体細胞突然変異説:誤ってコピーされたDNAが蓄積する
③フリーラジカル説:体内の分子レベルの損傷が蓄積する
④カロリー制限説:カロリー制限で寿命が延びる
環境と行動のつながりを探る「社会学的セオリー」
「コホート」ごとに考える
社会情緒選択説: 残された人生の長さで意欲が変化する
心も年をとる理由を解き明かす「心理学的セオリー」
なぜ「思い出せない」のか?
危機に瀕してストレスに強くなる
ストレスの対処法を身に付ける
「かわいそう」という固定観念

 

第7章 ジェロントロジーで社会を見る

超高齢社会も悪くない
定年を超えていく
働くこと、年をとること、生きること

 

おわりに

 

参考文献