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社会・経済の本
収益性・節税・資産保全・相続対策まで完全網羅! 不動産投資の成功法則

収益性・節税・資産保全・相続対策まで完全網羅! 不動産投資の成功法則

  • 著者:藤原 正明
  • 定価:1,518円(本体1,380円+税10%)
  • 発行日:2025年6月21日
  • ISBN:9784295410898
  • ページ数:336ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス
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税負担や社会保障費の増加、トランプ米大統領の関税政策の影響による世界的な経済不安、さらには地政学的リスクの高まりなど、先行きの不透明感は一段と強まっている中、富裕層はもとより一般会社員に至るまで、幅広い方たちが「資産運用」に関心を寄せています。

そうした中で、注目を集めているのが、収益不動産を保有して賃料収入を得たり、売却益を期待する「不動産投資」です。

不動産投資には成功するための「成功法則」があります。それを学ぶことで、不動産投資の初心者でも失敗せずに確実に目標に到達することができます。不動産投資で重要なのは、成功法則をもとに正確なシミュレーションを行い、利益が出るかをシビアに見定めることです。大きな金額を投じるわけですから、安易な誘い文句を頼りに始めるのは、あまりにも危険なことです。
ところが現実は、誤った知識で不動産投資を行い、先ほど述べたように最終的にはマイナス収支になってしまったという人が後を絶ちません。あるいは、資産保全や税金対策のために買った物件が、その目的を果たさなかったり、目的は果たしたものの資産を受け継いだ方が苦しんだり、ということもあります。そこで本書では、まずは押さえておきたい不動産投資の基礎知識を整理したうえで、不動産投資を成功させるための「5つの成功法則」を紹介します。

投資するエリアはどこが狙い目か、正しい指標とは何か、失敗しない物件をどのように選定するか、資金はどう調達するのがベストか、購入後の賃貸経営で利益の最大化実現のためにはどうすればよいか、など初心者でも分かるように解説します。

本書はもともと、2021年に賃料収入によるインカムゲインを主としたキャッシュフロー(収益)を得られる物件の購入から運営などに関する成功法則を解説するために刊行しましたが、このように状況が変わってきましたので、今必要な視点を盛り込んだ「改訂版」として会社員や土地オーナー、富裕層など、幅広い層を対象とした内容にまとめました。
具体的なイメージを持っていただくために、実際に収益不動産を活用した資産運用事例を多数紹介しています。

資産形成を考えている方は、必ず読んでおきたい一冊です!

著者紹介

藤原 正明

大和財託株式会社 代表取締役CEO
昭和55年生まれ、岩手県出身。
三井不動産レジデンシャル株式会社で分譲マンション開発業務に携わり、その後関東圏 の不動産会社で収益不動産の売買・管理の実務経験を積む。平成25年に大和財託株式会 社を設立。不動産・建築領域等を活用した資産価値共創事業を東京・大阪をはじめとする 全国主要都市圏で展開する。“圧倒的顧客ファースト”を掲げ、資産価値を創る様々なサービスを駆使し、お客様の人生に伴走しながら今までにない価値を開発・建築している。自社で運営しているYouTubeチャンネル『藤原正明の「最強の不動産投資チャンネル」〈大和財託株式会社〉』やXといった様々なプラットフォームで資産運用についての知識や考え方を発信している。
[略歴]
2003年 岩手大学工学部卒業後、流体制御弁メーカー入社
2009年 三井不動産レジデンシャル株式会社入社
2011年 収益不動産を扱う不動産会社入社
2013年 大和財託株式会社を設立
現在に至る

目次

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はじめに

 

 

 

第1章 押さえておきたい不動産投資の基礎知識

なぜ不動産投資が注目を集めているのか
富裕層や経営者層からも、不動産投資は注目を集めている
不動産投資の仕組みを知る
不動産投資のメリットを知る
不動産投資のデメリットを知る
想定リスクは事前に対策ができる
成功する人がいる一方、失敗する人もいる
情報が氾濫し何が正しいのか分からない現状
不動産会社はどうやって稼いでいるのか?を見抜く
失敗する人の共通点
不動産投資の「成功」とは?

 

第2章 成功法則①「エリア」 安定したキャッシュフローを生み出すエリアの選び方

不動産投資は初期設定で成否が決まる
住みたいエリアと投資エリアは分けて考える
キャッシュフローが長期的に見込める、一定の賃貸需要があるエリアを見極める
カギとなるのは「主要都市への分散」
エリアを見極めるポイントは?
エリアの特性をしっかり理解しておく
最寄り駅の乗降者数は重視すべきか
購入前の現地調査は行うべきか

 

第3章 成功法則②「指標」 正しい理論で投資を判断する

「表面利回り」に惑わされてはいけない
物件の収益力は総収益率FCRに表れる
不動産投資の本当の「イールドギャップ」を知る
キャッシュフロー目的の場合、イールドギャップの目安はどれくらいか
資産保全相続対策ならイールドギャップ確保を目的にしない
保有期間中、そして売却時のキャッシュフロー最大化を狙う
潜在キャッシュフローで純資産を増やす
最終的な投資の利回り内部収益率IRRを考える
出口戦略の考え方
出口戦略を成功させるためのポイント

 

第4章 成功法則③「物件」 不動産投資はアパートマンション一棟買いがベスト

住居系物件の収益性が安定している理由
どんな種類の物件がベストなのか?
投資目的に応じた物件の選び方
「新築区分ワンルームマンション」投資は危険
資産拡大に不向きな「中古区分ワンルームマンション」は避ける
融資に有利な「新築一棟木造アパート」はキャッシュフローが見込める
「中古一棟」はリスクをコントロールすればよい投資になる
目的別に建物の構造築年数を選ぶ
「不動産投資は購入金額以上で売却しないと損をする」は本当か?
物件を見極めるレントロールの見方
空室率を適正に想定するとよい物件が購入できる
「土地値物件」に着目した裏ワザ
資産管理法人の活用
法人税所得税などが節税できる究極のスキーム
どのように法人税の負担が軽減されるか
個人ではどのように所得税住民税の負担が軽減されるか
相続税の基礎知識
収益不動産を活用した相続対策とは
相続対策として一棟投資がおすすめの理由
「デッドクロス」というトラップとその対策法
物件を入れ替えながら資産を拡大していく
人生設計に基づいた不動産ポートフォリオを描く
コラム 相続税評価額の過度な圧縮は禁物

 

第5章 成功法則④「融資」 利益最大化を実現する融資戦略

融資を制する者は不動産投資を制する
融資の種類はどのようなものがあるのか
近年の金融機関の動向とは?
金融機関の物件評価の考え方
金融機関から有利な借入を行うには、紹介を受けること
投資目標によって付き合う金融機関を変える
法定耐用年数オーバーの物件でも融資が受けられる
居住地以外の収益不動産でも融資を受けられる
自己資金はどのように考えるべきか
資産管理法人を設立して融資を受ける
キャッシュフローを重視し、つぶれない賃貸経営をする
金利にこだわりすぎないほうが投資の幅が広がる
融資を受けやすい人、受けにくい人の共通点を知っておく

 

第6章 成功法則⑤「管理」 賃貸管理に特化した不動産会社をパートナーに選ぶ

不動産投資は経営である
面倒な管理運営は専門家に任せる
賃貸管理の方法は、主に一般管理とサブリースの2つ
サブリースをおすすめしない、さらなる理由
一般管理には「仲介管理混在型」と「管理専業型」の2つがある
満室経営を目指すうえでの4つの基本原則
収益不動産の室内は見た目が9割
各種法定点検を実施している管理会社を選ぶ
賃料回収は第一印象が大事
対応の早さで入居者満足度を高める
不動産会社が不動産投資のプロとは限らない
「売って終わり」の会社からは絶対に買わない
信頼できる不動産会社(パートナー)の選び方

 

第7章 事例から学ぶ不動産投資の成功法則

事例① 安定した収入源を確保したい会社員
事例② 高年収外資系企業勤務の会社員
事例③ 医師の本業以外の収入確保
事例④ 中小企業経営者の賃貸経営戦略
事例⑤ 会社売却後の資産分散、インフレ対策、相続対策
事例⑥ 土地オーナーの所有地以外での物件購入による相続対策

 

 

 

おわりに