
目次
MORE
はじめに
第1章 そもそもマネジメントとは何か
「このチームは終わってる」。そうメンバーに非難された時、マネジャーはどうするべきなのか?
リーダーとマネジャーは別物
同じ材料、設備、人員でなるべく多くのハンバーガーをつくる
チームのパフォーマンス改善にはさまざまなレバーがある=マネジャーは忙しい
下位の管理職ほどマネジャーの比率が高く、上位ほどリーダーの比率が高い
マネジャーとして評価され出世した人が、リーダーになった途端無能化するワケ
第2章 マネジメントの全体像
メンバーにはくまなく気配りしている。それでもチームがどんよりとしているのはなぜか?
「手段の入れ物」を手段と勘違いしてはいけない
関係をつくる、任せる、軌道修正する、背中を押す、チームワークをつくる
実際の業務管理は「ルーティーン」を起点に
第3章 リレート:「部下と仲良くなる」のではなく「理想的な上司と部下の関係をつくる」
上司は部下と飲み会やランチに行くべきか?
「上司と部下の関係」をつくる
目指すは「理想的な」上司と部下の関係
「ルールに基づく関係」をデザインする
「慣わし」の見本は目標設定と評価の仕組み
「互恵性に基づく関係」をデザインする
「感情に基づく関係」をデザインする
第4章 デリゲート:「自分では手を動かさない」のではなく「任せるというアクションをする」
この人に任せて本当に大丈夫?と不安になった時、マネジャーはどうするべきか?
評価、アサイン、モニター、調整、介入
その時点で部下ができることを「評価」する
仮説として「アサイン」する
あえて機械的に「モニター」する
評価とアサインを「調整」する
トレーニング研修でメンバーのスキルを調整する
最終手段として「介入」する
第5章 キャリブレート:「褒めて伸ばす」だけではなくコースを外れそうな時は「軌道修正する」
メンバーの「子供のようななりふり」にどう向き合うか?
軌道修正をしてくれる人に、腹を立てる人はいない
「アサーティブな」コミュニケーションをする
感情的に伝える≠感情について伝える
フィードバックの3原則
コーチングとティーチングを使い分ける
ゴール、現状、ギャップを埋める選択肢、この先の行動計画
第6章 モチベート:「上司も部下も会社の機能」と割り切るのではなく「人としての強さ・弱さ」を意識する
「最近様子がおかしい」メンバーをどうケアするか?
フィードバックとハグを使い分ける
セルフエフィカシー(自己効力感)を意識する
自己効力感の低下とメンタル不調は関係している
目標はチャレンジング、かつアチーバブルに
他人のできる! をモデリング(代理経験)する
第7章 ファシリテート:エゴは「取り除く」のではなく「うまく活かす」
「毎回温度感の低い会議」をどうすれば活性化できる?
「チーム」と「寄り合い」の決定的な違い
一人はみんなのために、みんなは一つの勝利のために
エゴとチームの利害の調整は、全体を俯瞰するマネジャーにしかできない
目標設計、議論・合意、説明責任
全体のゴールを幹として、それを枝葉に分解していく「KPIツリー」
各メンバーの活動を全体のゴールに紐づける
目標はチーム全体で合意し、前向きな相互監視を生み出す
KPIツリーの議論は細切れにしない
エピローグ❶……西麻布の焼き鳥屋にて
エピローグ❷……小田原にて