想像の上をいくアウトプットを引き出す 編集者のフィードバック — 企業出版サイト│クロスメディア・マーケティング 想像の上をいくアウトプットを引き出す 編集者のフィードバック — 企業出版サイト│クロスメディア・マーケティング

出版実績

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マネジメントの本
想像の上をいくアウトプットを引き出す 編集者のフィードバック

想像の上をいくアウトプットを引き出す 編集者のフィードバック

  • 著者:佐渡島庸平
  • 定価:2,090円(1,900円+税10%)
  • 発行日:2026年5月1日
  • ISBN:9784295411574
  • ページ数:312ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

敏腕編集者がたどり着いた、伝わるフィードバック術

丁寧にフィードバックしているつもりでも、相手が素直に受け取ってくれないと感じることがある。
その原因のひとつが「アドバイスをしよう」とする姿勢だ。
相手に操作されるような印象を与え、無意識の反発を生んでしまう。
本書では、その解決策として「感想」による伝え方を提案する。
『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』を手がけた編集者が、長年の経験からたどり着いたコミュニケーション術だ。
「こう感じた」と素朴な感想を伝えることで相手の心を開き、自発的な気づきを促し、創造性を引き出す。
さらにこの「感想」は型として整理されており、誰でも実践できる再現性のあるノウハウとなっている。
部下や生徒、子どもなど、相手の才能を引き出したいと願うすべての人にとって、ヒントとなる一冊だ。

著者紹介

佐渡島庸平

株式会社コルク代表取締役社長、編集者。 1979年生まれ。2002年に講談社に入社。モーニング編集部にて、『ドラゴン桜』(三田紀房)、『宇宙兄弟』(小山宙哉)、『空白を満たしなさい』(平野啓一郎)などの編集を担当する。2012年にクリエイターのエージェント会社コルクを創業。著名作家陣とエージェント契約を結び、著作権管理、作品編集、新人作家の発掘・育成、ファンコミュニティの形成・運営、グッズ展開、SNSや電子書籍運用など、クリエイター支援のモデル構築を目指している。著書に『WE ARE LONELY, BUT NOTALONE. -現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ-』(幻冬舎)、『観察力を高める 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか』( SBクリエイティブ)などがある。

目次

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序章 アドバイスから感想へ

「アドバイス」は伝わらない
「評価するされる」の関係性
「コーチング」と「編集者の感想」の違い
目指すのは「落ち葉掃除」の時の関係性
「伝える」と「伝わる」の差

 

第1章 「感想」で伝えるフィードバック

フィードバックが可能性を引き出す
「外側」の視点が価値になる
「正しさ」は相手に届かない
心に刺さるのは「アドバイス」ではなく「感想」
感想が持つ力

「言われたことを守ろう」とさせない
鋭い分析よりも「最初の読者」として
無自覚な「強み」を映す鏡
感想に即効性はいらない
感想で「受け手の主体性」を育む

 

第2章 感想にも「型」がある

「なんとなく」から抜け出すための型
「型」によって思考や想いが言葉になる
感想の「4つの型」で打ち合わせが変わる

①「要約」する
②「印象」を伝える
③「意図」を読み取る
④「マーケット」に位置づける
「4つの型」は対話を深めるフレームになる

 

第3章 感想の軸となる「理想と基準」

「作品」と「理想と基準」のズレから、感想は生まれる
自分の「理想と基準」を持つ難しさ
「理想と基準」を見つけるステップ

経験を掘り起こして理想を探る
「身体の反応」で5段階の基準を作る
身体感覚1:外部に漏れる反応、時間感覚の消失、贈与の衝動
身体感覚2:細部の咀嚼、リピート、他者への推奨
身体感覚3:最後まで読了できる、あらすじを言える、記憶に残った一コマがある
身体感覚4:ページが何度か戻る、残りページを確認する、登場人物の名前を複数覚えている、誤字脱字に気づく
身体感覚5:主人公の名前を覚えている、速読してもジャンルがわかる
編集者の「目」は、1から5までの往復で鍛えられる
言語化を習慣にする
明確なゴールを設定する
組織のビジョンとミッションに接続する

 

第4章 感想を歪ませるもの

感想を歪ませる3つの力学
感想を歪ませる力学1:他者のまなざし

「賢く見られたい」という欲望を捨てる
「関係を壊したくない」という恐れを「情報」で超える
「炎上」を怖がる自分を客観視する
感想を歪ませる力学2:自分の状態
感想を歪ませる力学3:締め切り
感想の「歪み」を自覚し、受け入れる
感想の「レベル」を共有する

 

第5章 感想の磨き方

感想を磨く3つの視点
感想を磨く視点1:読みを深める

「雑読み」で直観を拾う
制作の裏側を想像する
感想を磨く視点2:視点をひらく
テーマの周辺に「補助線」を引く
マーケットと作家性の「季節」を知る
感想を磨く視点3:伝え方を工夫する
①最初の感想を早く伝える
②伝えるときこそ「聞く」
③AIの感想を組み合わせる
人は人に磨かれる

 

第6章 感想が伝わる「前提」を整える

現在地を知る
感想よりも先に「モノサシ」を揃える
立場の違いを超えて、感想を交わす
「合意」を超え、成長を加速させる「期待」を届ける
技術の力を借りて、「解釈」を客観視する

 

第7章 「雑談」から始める

雑の魅力
雑談から本題が立ち上がる
良い雑談と悪い雑談
心は自分から開く
言葉は身体感覚から探し、時間で耕す

 

第8章 「伝わる」とは何か

言葉で伝わらなくてもいい
言葉は常にズレている
遅れて届く言葉
感想は未来への「祈り」である

 

 

 

おわりに