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出版実績

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社会・経済の本
DLT 新しい木質材料が語る「持続可能な社会」のあり方

DLT 新しい木質材料が語る「持続可能な社会」のあり方

  • 著者:長谷川泰治/網野禎昭
  • 定価:1,980円(本体1,800円+税10%)
  • 発行日:2025年12月19日
  • ISBN:9784295411703
  • ページ数:174ページ
  • サイズ:210×148(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

素材が変われば、産業が変わる。
産業が変われば、社会が変わる。
木からはじまる循環を描く、100年先の未来。

◎木材活用が拓く「持続可能な社会」のリアル
◎あたらしい木質素材「DLT」の構造・特徴・可能性を紹介する初の書籍
◎「ローテク×多様性」というあたらしいものづくりの思想
◎建築・デザイン・環境ビジネスの現場に応用できる開かれた可能性
◎森林資源の循環、地域経済の未来を見据える必読書
◎建築・林業・製造業・行政・自治体・デザイン関係者。サステナビリティに関心を持つ人へ

木と社会の未来を、素材から考える。
世界が再び、木に注目しています。
その潮流の中で生まれた「DLT(木ダボ接合積層材)」は、接着剤も釘も使わず、板に穴をあけて木ダボで留めるだけという極めてシンプルな素材。ローテクでありながら、大規模設備を必要とせず、中小規模の製材・建築事業者でも生産可能な木質素材です。
多種多様な木材をそのまま活かすことで付加価値を高め、地域経済と森林資源を循環させる新しい「ものづくり」のかたちが、多様性と柔軟性を活かした新しい建築・デザインの可能性を拓きます。
本書は、老舗材木屋「長谷萬」の四代目・長谷川泰治氏と、DLT研究の第一人者・法政大学教授 網野禎昭氏による、日本初のDLT解説書。素材技術だけでなく、森林資源・地域経済・カーボンニュートラル・デザインといった文脈から、「木がつくる未来社会」の全体像を描きます。
建築・林業・製造業の関係者はもちろん、行政・自治体・デザイン関係者、そしてサステナビリティに関心を持つすべての人に。

著者紹介

長谷川泰治/網野禎昭

長谷川泰治
株式会社長谷川萬治商店 代表取締役執行役員社長
東京木場の材木屋、株式会社長谷川萬治商店の4代目社長。大学時代は情報システムを研究。卒業後、電機メーカーのソニーでシステム開発や工場の生産革新活動に従事。2009年に家業の材木屋に入社。現在、長谷萬グループの代表として、木材販売から木材加工、建築まで木材に関わる様々な事業を幅広く展開。近年は木育活動やデジタル技術の活用にも取り組み、「新時代の材木屋」を目指している。

網野禎昭
法政大学デザイン工学部 教授
1996年に渡欧、スイス連邦工科大学ローザンヌ校・木造研究所イボワにて研究助手。この間、林業から建築まで木材活用を一貫して考える視点を学ぶ。ウィーン工科大学建築学部教員を経て、2010年から法政大学デザイン工学部教授。日本や欧州の中山間地域を訪ね歩き、山を豊かにする建築のあり方を模索。

目次

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はじめに

 

 

 

第1章 木質材料DLTとの出会い──新時代の材木屋としての挑戦

時代の変化と材木屋
プレカット時代の到来、そして「作る材木屋」へ
工務店事業への参入と顧客ニーズの発見
ソニーで出会ったセル生産方式
木材加工工場でセル生産方式に挑戦
DLTとの出会い
DLTの開発もセル生産方式で
未来の社会を形づくる木質材料を目指して
新時代の材木屋が目指すもの

 

第2章 DLTとは何か?──その特徴と可能性

ローテクゆえの利点
ローテクが生み出す「エシカル」な意義
製品なのに仕様がない!──DLTは自由である
木ダボは奥が深い

 

第3章 DLTの活用──現場から学ぶ実践事例

グリーンアーキテクチャ×DLT
・バウマイスターの家
・DLTHUT
レガシー×DLT
・渋谷区と慶應義塾志木高等学校のDLTベンチ
木育×DLT
・DLTボルダリングウォール
ヒューマンエイド×DLT
・DLT木造仮設住宅
・ウクライナ材のデザインウォール
働き方改革×DLT
・ANDPAD HOUSE
・長谷萬本社のミーティングスペース
・カウンターパーティション
・秋田スギDLTファニチャー
・大館市役所の内装DLT
産学官連携×DLT

 

第4章 DLTはどのようにして生まれたのか──DLT誕生の背景とヨーロッパの歴史風土

DLTとエンジニアードウッドの違い
マーケティング・コンセプトから見たDLT
DLTの原型ブレットシュタッペル
地理的背景──スイスの林業と木材活用
歴史的背景──ユリウス・ナッテラーの見たドイツ社会の変化
ブレットシュタッペルの展開

 

第5章 特別対談 DLTが木材の価値を変える──木造建築の進化と日本の課題から

ヨーロッパでの出会い
DLTの可能性──なぜ日本で着目されてこなかったのか?
ヨーロッパの木材利用の地域性と日本の違い
製材の歩留まりと日本の木材産業の課題
資源を無駄にしない木材活用の工夫
材木屋の価値とは何か?
木材活用の未来──持続可能な木造建築へ

 

 

 

おわりに

 

 

DLT年表