「幸せになりたいですか?」とたずねると、おそらくほぼ全員が「なりたい」と答えると思います。
ところが、「では、あなたにとっての幸せってなんですか?」とたずねると、
とたんに答えにつまる人が増えてきます。そもそも、「幸せ」の定義があいまいで、
何を指しているのかはっきりしません。
「幸せになりたい」と思うのであれば、「自分にとっての幸せ」が何なのか分かっていた方が、
幸せにはたどり着きやすいでしょう。道を歩いていても、目的地が分からないとどこに向かって
行けばいいのか困ってしまいます。それと同じです。
では、「自分にとっての幸せ」とは一体何でしょうか? 大切な人と過ごす時間でしょうか?
お金でしょうか? それとも仕事をしている時でしょうか? 幸せのカタチは人それぞれです。
フリーランスの産婦人科医として命の誕生に携わってきた著者が、「幸せ」についてお話します。
読み終わったあと、「自分にとっての幸せ」にきっと気づけるはずです。
著者紹介
平林大輔
フリーランス産婦人科医、株式会社あいきゅーぶ代表取締役、日本はぐケア®協会理事長。
1974 年東京生まれ、神奈川育ち。東京大学医学部健康科学看護学科、群馬大学医学部医学科卒。複数の病院での勤務を経て、現在はフリーランスの産婦人科医として活動中。医師・夫・父として、妻の妊婦健診を行い、息子を取り上げた。また、息子の誕生をきっかけに家族と過ごす時間の大切さに気づき、激務の日々を振り返り、「生き方・働き方」を変える。2014 年に株式会社あいきゅーぶを設立し、代表取締役に就任。投資活動を行うとともに、医療者に向けての資産形成セミナーなどを開催。また、男性にも育児の楽しさを知ってもらいたいという想いから、2015 年に日本はぐケア®協会を立ち上げ、理事長を務める。現在は、日本全国で「家族」や「幸せ」をテーマにした講演活動を行なっている。座右の銘は、「人生で一番大切なことは、一番大切なことを、一番大切にすること」。
日本はぐケア®協会HP http://www.hugcare.jp/
日本はぐケア®協会の理念は「世代を超えて、妊娠・出産・育児・教育の楽しさを伝える」