山口周氏(独立研究者)推薦!
「『川上り』と『海渡り』。なるほど『自分の頭で考える』ってそういうことだったんですね」
本書は、経済学者・竹中平蔵氏による「考える技法」を集約した一冊です。
なぜ今「考える」なのか?それは、時代が大きく変わる中、これまでの知識では対応できないことが増えたからです。
テクノロジーの進化や生活様式の変化により、私たちは新たな課題、事象に直面しています。
いくら過去問を紐解いても、もはや正解はどこにも載っていません。「自分の頭」で考えるしかないのです。
しかし、まずどこから考えたらいいのか、どういう順番で思考を進めればいいのか、わからないこともあるでしょう。
そうしたときに、考えるとっかかりのつかみ方や、考えを深める方法を知っていると、
前向きに考えることができるはずです。
この本で紹介する「考える型」を参考にして、思考を深め、ビジネスの問題発見、課題解決に活かしてください。
(本書の「序文」より)
今、社会に閉塞感が漂っているのは、難しい課題があちこちに淀みながら散在するからでしょう。
しかし私はこれらの問題は、あきらめずに考え続けることで、必ずや最適解に近づくことができると信じています。
これからの社会を担う多くの若い人たちに、目の前の課題解決のきっかけにしてほしい。
先の見えないモヤの中を歩んでいる皆さんの羅針盤にしてほしい。そう願って、本書を書きました。
「でもいったい、どうやって考えればいいのか」
疑問を抱いたときが、考える力をたくわえるスタートラインです。