出版実績
「ものづくり」に触れた瞬間、わたしたちは自然と“自分自身”に戻ることができます。完成品の良し悪しではなく、手を動かし集中する“過程”こそが、心のざわめきをリセットしてくれる――そんな新しい休息法・自己成長法として「クラフトフルネス」を提案する一冊です。 本書は「自分で心を休ませ、癒し、豊かにしていく方法」として、“クラフトの精神”を日常に取り入れるヒントを提案するものです。陶芸やビーズアクセサリーづくり、木を削る、コーヒーを淹れるなど、身近な素材や道具を使った「ものづくり」を通じて、五感を満たしながら自分に集中し、暮らしの質を高める――そんな「クラフトフルネス」を日常に取り入れるためのレッスンを紹介します。 デジタル漬けの日常から一歩離れ、“自分の感覚”を丁寧に育むことで、イライラや焦りの感情を手放し、ゆるやかに自己回復していく新しい休息法・ライフスタイルについて述べていきます。
目次
1 もの作りと手仕事
2 手を動かし心を満たす
3 自分とつながれたように感じる
4 子供のころの夢中になれる感覚を思い出す
5 クラフトフルネスがもたらす五感の刺激
6 もの作りは自己肯定感につながる
1 繰り返すことで見えてくる世界
2 状態を知り自分の変化を感じる
3 楽しみたいこと。こだわらないこと。
4 整理整頓
5 フロー状態を作る
6 集中するときの自意識の配分
7 もの作りで人とつながる
8 愛着のあるものを選び、長く使う
9 よくものを見る
10 自然素材に触れる
11 頭の中のイメージを手を動かし体感する
12 曖昧な表現をすり合わせる
13 身体的な体験を積み重ねる
14 もの作りは自然との対話
1 鉛筆をカッターナイフで削る
2 包丁を研ぐ
3 美味しいコーヒーを淹れてみる
4 食の素材にとことんこだわってみる
5 触覚と聴覚で味わってみる
6 折り紙を折る
7 紙を使って包むクラフト
8 文章を書く
9 石を集めてみる
10 和蝋燭と自然を燃やす時間
11 大人の絵画入門
12 木を削ってスプーンを作る
13 竹を編んでみる
14 毛糸で編み物をする
15 土をこねてカップを作る
16 布を草木で染めてみる
17 藍で染める
18 手漉き和紙を作る
19 フィルムで写真を撮ってみる
1 丁寧な暮らし、はめんどくさい
2 紙や布など、素材を３つの〝命〟で使い切る
3 繕い・ケアの楽しみ
4 靴を磨く
5 道具のもりをする
6 「みたて」の文化
7 長く使って変化を楽しむ
8 金継ぎをしてみる
9 捨てられない物をリメイクする
10 オーダーメイドを発注する
1 感性の棚卸しをする時間を持つ
2 感性を満たしてくれる空間をつくる
3 自分の気持ちに素直になる
4 引き算の美学
5 人生の早いタイミングで経験すること
6 自分とつながれている状態
7 時間をかけてつくる
8 小さな技の積み重ねでかける魔法
9 感情の居場所を手の中に
10 「なんでもない日」への愛着
11 気持ちいいとはどういうことか
12 一体になる
13 矛盾を受け入れる
14 自分をなくす
