「本を出している会社」という信頼。スタートアップの営業を変えた書籍出版の力

クライアントインタビュー
株式会社NKインターナショナルなど4社の代表取締役社長(https://nkinter.co.jp/)。
2023年にモバイル事業を北海道・関東で20店舗に拡大し、幾度となく優良オーナーとして表彰。老舗企業のM&Aも手がけ、雑貨・アパレル、飲食事業、ネット型オーダーアパレルブランドやライブラリーラウンジ、ライブ配信採用サービスを展開。健康経営優良法人(大規模法人部門)に2021年から2024年まで連続で認定。著書に『地方からつくる新しい経済圏 新ローカルベンチャー経営』(クロスメディア・パブリッシング)がある。

※本記事は、メディア「STORY AGE」に掲載された対談インタビューより、書籍出版に関するエピソードを抜粋して構成したものです。弊社代表の小早川幸一郎が聞き手となり、株式会社NKインターナショナル 代表取締役社長・木田直樹氏にお話を伺いました。
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『経営理念は必要ない。仕事も遊びも「やるならとことんおもしろく!」』
——少子化の影響でどの会社も若手の人材確保には苦労していると思います。NKグループは、若手の社員が多いですが、リクルーティングについてどのようにお考えですか?
木田:私たちも苦労しています。少子高齢化の影響で、大手企業が大学生や専門学生の採用を積極的に進めていますし、地方の人材は経済の中心部に流れがちです。そこで私たちは高卒のリクルーティングに力を入れています。その中でも、母数勝負ではなく、人の質にこだわりたいと思っています。
——リクルーティングで、NKグループの魅力を伝えるために取り組んでいることはありますか?
木田:私たちについて知ってもらうために、「リクライブ」というオンライン会社説明会のシステムを立ち上げました。北海道は広いですし、北海道以外にも私たちの魅力を知って一緒に働きたいという人がいるかもしれません。その人材確保のチャンスを逃さないために、オンラインでいつでも情報を発信できるシステムがあれば、より多くの人に私たちの魅力を伝えることができると考えました。さらに、面接や説明会の移動費の削減にもなります。自社で活用していたリクライブのシステムは今、新しいサービスとして他の企業にも活用していただいています。
リクライブのコンセプトは「台本なしの一発撮り採用動画」で、企業のリアルな姿が見えるため、応募者の質が上がる一因となっています。
——私の経営する出版社でも、リクライブにサポートしていただきラジオや動画を発信しています。確かに、応募者の質が上がる効果を感じています。
木田:もう1つ、2年前にクロスメディア・パブリッシングから出版した本『地方からつくる新しい経済圏 新ローカルベンチャー経営』がリクルーティングにとても貢献してくれています。
——メディアやコンテンツの活用が得意なNKグループが、なぜ本を出版しようと思ったのですか?
木田:十勝新聞が主催する全国でも三本の指に入る大きな花火大会があります。十勝新聞は民間の協賛を集めて花火大会を開催しています。私たちのグループ会社も協賛し、その特典としてフリーペーパーや年間の地域新聞広告を利用することができています。
花火大会ではフリーペーパーが10万部ほど配られていて、毎年売上に直結しているんです。新聞広告も、売り上げに貢献しています。このことから、紙媒体は依然としてマーケティングの効果があると感じ、リクライブからのオンライン発信と、紙媒体の本の出版というオフライン活用の組み合わせがブランディング・マーケティング・リクルーティングに有効だと考えました。実際に本を出版してから、応募者の質が大きく向上しました。
——本はどのように活用されていますか?
木田:学校の図書室や就職活動のカウンセリング窓口に本を置いてもらい、それを読んだ人がNKグループに興味を持ってくれることがあります。
また、新卒の研修では、必ず本を読んでもらい、作文を書いてもらっています。これは、「やるならとことんおもしろく!」というスローガンに込めた想いをしっかり理解してもらうためです。
——木田さんの執筆された本の内容はとてもシンプルでわかりやすく、誰が読んでもわかりやすいところがポイントだと思います。
会社が大きくなり社員が増えると、社長の言葉が従業員全体に伝わりにくくなります。幹部スタッフが新人スタッフに教える場面でも、それぞれの伝え方のニュアンスで意味が変わってしまいます。本を使うことで、社長の言葉を正しく理解してもらうのは良い方法ですよね。
木田:「本のここにこう書いてあるから、こんなことがしたい」という提案が社員から出てくることもあり、新しい気づきを得ることがあります。
自分で書いた本を読み返して、「このとき、こんなことを書いたんだからやるぞ!」と、背中を押してもらえることもあります。
※本記事は、メディア「STORY AGE」に掲載された対談インタビューより、書籍出版に関するエピソードを抜粋して構成したものです。
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『経営理念は必要ない。仕事も遊びも「やるならとことんおもしろく!」』
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