本書では、仕事において何かを創造していく際に役立ちそうなことを法則に絞り、
仕事術の法則としてまとめています。
著者自身がどのような局面でそのような思考や行動をしていたか、
という体験やエピソードを添えながら、テクニカルスキル、ヒューマンスキル、
コンセプチュアルスキル(※)の3つに分類して、50の法則を記しています。
(※カッツ理論より。カッツ理論とは、ロバート・カッツというハーバード大学の
元教授が提唱した法則で、ビジネスにおいて必要な能力を「テクニカルスキル」
「ヒューマンスキル」「コンセプチュアルスキル」の3つに分けて整理したもの。)
これまでの仕事術にならうだけでは、会社も人も幸せになれない時代です。
少し大げさに言えば、「自分自身を自分自身で発明していく」というような発想を
頭の片隅に持っておくと良いと思います。
それは、どんな仕事をする際にも追求をするということ、
つまり、「創意工夫をすることで、創造性を生み出す」ということで、
やればやるほどその仕事が好きになり、夢中にもなることができます。
著者紹介
美濃部哲也
(株)エムアンドアイ 代表取締役/XTech(株)パートナー。1993年電通入社。2000年より(株)サイバーエージェント常務取締役、(株)テイクアンドギヴ・ニーズ取締役、タビオ(株)執行役員、(株)ストライプインターナショナル執行役員、(株)ベクトル執行役員、ソウルドアウト(株)取締役CMOなどを歴任。テイクアンドギヴ・ニーズ社では売上高53億円から464億円までの急成長期を取締役営業統括本部長として牽引。タビオ社では靴下屋のリブランディングによって、出店加速と同社の顧客基盤を強化。ストライプインターナショナル社ではKOE事業を立ち上げ。ソウルドアウト社のコーポレートブランディング遂行、デジタルホールディングス社のコーポレートブランディング遂行、PR TIMES社のミッション策定など、経営と事業とブランディングに一本の筋を通すことで会社の成長に伴走。現在は、事業主側の経営視点で、アドバイザリー業務、マーケティング・ブランディングのアドバイザリー業務、ブランディング活動のプロデュースを行う。経営とマーケティングを繋ぎ、経営の情報参謀機能を果たし、ステークホルダーとの間に共感と共創関係が生まれるブランディングを創造。 事業会社で、カンヌライオンズ、スパイクス・アジア、ACC、広告電通賞など、受賞多数。