出版実績

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仕事術・ビジネススキルの本
ロジカルな文章、情緒的な文章

ロジカルな文章、情緒的な文章

  • 著者:坂本宗之祐
  • 定価:1628円(本体1480円+税10%)
  • 発行日:2022/7/1
  • ISBN:9784295406969
  • ページ数:264ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

優れた人が使っている具体的な書き方を紹介しながら、 書くことに必要な論理的思考や、情緒・感性の表現法を伝える。

コロナでオンライン化が進む中、「書く」機会が増えている。
しかし、文章コミュニケーションがうまくいかず、
人間関係がギクシャクしたり、仕事がうまくいかなかったりする人が多い。
それどころか、書く行為を批判や中傷に用いて自他共に傷つけるケースも増えている。

書くという行為は、人間だけに備わった特殊な能力。
書き方一つで、人との意思疎通がスムーズになったり、
仕事や私生活が大きく向上したりする。
同じことを取り上げるにしても、書き方で相手の反応は180度変わる。

筆者は元社会部記者として、批判的な文章も多く書いた。
現在は、良い部分にフォーカスして書く重要性を人々に伝え、
多くの人が人生を向上させている。

著者紹介

坂本宗之祐

株式会社メディア戦略 代表取締役。メディアコンサルタント。慶應義塾大学経済学部卒。読売新聞に入社し、駆け出しの九州で「玄海原発プルサーマルに佐賀県同意へ」「福岡市子ども病院、人工島へ移転」などをスクープ。東京本社社会部では国会議員の政治資金問題など取材。「全国13道府県庁で不正経理」を一面トップでスクープし編集局長賞を受賞。2010年に独立後、Yahoo!ニュースの記事を累計300本超執筆(月間最大1800万PV)。2015年頃、電通PR(現・電通PRコンサルティング)に一時籍を置きグローバル企業や公的機関の広報支援を担当する。2016年に株式会社メディア戦略を設立。日本広報協会、埼玉県庁、NTT東日本、セイコーHDなど全国で講演・研修を行っている。

目次

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まえがき 人生は書く文章で9割決まる

 

第1章 たった1行しか書けなかった僕が、スラスラ書けるようになった理由

まったく文章を書けなかった僕の黒歴史
新聞記者で身につけた“かっちり文章”
独立してウェブで身につけた“やわらか文章”
文章力は、プライベートの幸福ももたらす
「文章が苦手」は思い込み
文章はスキルより、メンタルで決まる
文章を書く、4つのマインド

 

第2章 文章の根本セオリー

【セオリー1】文章は「うまい」必要はない
【セオリー2】毎日、ネタ帳にメモしよう
【セオリー3】語彙を増やす! スマホ辞書をフル活用
【セオリー4】過去を振り返り、エピソードを片っ端から書き出す
【セオリー5】主張は、必ず「体験」とセットで!
【セオリー6】いつも読み手への敬意と思いやりを
【セオリー7】文章で批判は書かない
【セオリー8】ファクトと思い「7:3の法則」
【セオリー9】人を好きになる
【セオリー10】思いを込めて書く
【セオリー11】日頃から飛ばし読みをしない
【セオリー12】目の前の人に語りかけるように書く
【セオリー13】自意識を捨てる
まずは型から! 文章メンタルを整える
4マインドの定型フレーズ

 

第3章 ロジカルな文章の書き方技術

日本人の多くの文章がロジック破綻する理由
論理的な文章が書けるようになる「本質思考」
「論理が飛躍している」文章の例
ロジカルな文章、すべては読み手のため
事実をうまく伝える、新聞記者の「逆三角形ライティング法」
人を説得する「ロジカル五段構成ライティング」
論理的な説得力を劇的に高める、“肉付け材料”の探し方
失敗しない! 肉付け情報を集める際の注意点
あなたにはロジカル思考力が備わっている
読み手を混乱させない「ワンテーマの法則」
30分で濃い記事1本仕上げる
「新聞記者式・スピードライティング法」
地をはい、空に舞う「地空視点ライティング法」
地をはい、空に舞う新聞記者
論理的な脳になる! 基礎トレーニング法
人を動かす企画書はどう書く?

 

第4章 「キライ」「無関心」を「好き」に変える技術

「私を見て!」から「あなた」に視点を変える
「他者志向ライティング」のメリットとやり方
読み手を没頭させる「五感訴求ライティング法」
喜怒哀楽の表情で書く「顔面ライティング法」
メール文章やり取りの「おうむ返しテクニック」
ぐいぐい引き込む文章8つの鉄板ネタ
部下と良い関係を築くメール5つの注意点
上司、取引先と良い関係を築くメール3つのポイント
ロジックか? 情緒か?
相手に応じて書き方を変えるテクニック
書く達人が密かにやっていること
不特定多数の人に向けて書く文章で失敗しない5つのコツ
批判、誹謗中傷は書かない、絶対
これからの時代に必要な、2種類の文章の書き方
自分を律して客観的な文章(かっちり文章)を書くコツ
自分を解放する主観的な文章(やわらか文章)の書き方

 

第5章 心をわしづかみにする文章の書き方技術

読み手を一瞬であなたの世界観に引き込むライティング術
「無視」が「共感」に一変する書き方の技術
「軽蔑」が「尊敬」に一変する書き方の技術
魔法の文章を作る5つの書き方
文章を書く心のエネルギーを高める4つの方法
体験が文章を豊かにする3つの理由
結局は、あなたらしく、自由に書けばいい