出版実績

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自己啓発の本
難しくない物理学

難しくない物理学

  • 著者:野本麻紀
  • 定価:1628円(本体1480円+税10%)
  • 発行日:2022/10/21
  • ISBN:9784295407522
  • ページ数:242ページ
  • サイズ:210×148(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

物理がリベラルアーツとしてビジネスパーソンに絶対不可欠な理由

Web3.0、量子コンピュータ、暗号技術、半導体など、
次世代技術に不可欠な理論はすべて物理学にある。
それを理解するには、少なくとも「量子力学」は必須常識だろう。

仕事の最前線にいるビジネスパーソンは今、
広範囲な「教養」が必要とされている。
そういった観点で書かれ、「難しくない」レベルまでに落とし込んだ、
「新しいビジネス教養」としてまとめたのが本書である。
YouTubeでは意外にも「物理学」が安定した人気を誇り、
かなり専門的なテーマでも観られる傾向がある。
ビジネスパーソン必須のリベラルアーツだ。

著者紹介

野本麻紀

1983年生まれ。東京都出身。慶應義塾大学大学院理工学研究科修士課程修了。主に半導体物性、結晶工学を学ぶ。富士フイルム株式会社にて研究開発に従事。そのうち3年間は共同研究先の産業技術総合研究所にて過ごす。その後、本社に異動し、技術戦略、新規事業企画に携わる。2018年に退職し、株式会社ビンロージ設立。YouTubeチャンネル「のもと物理愛」にて、物理学が教えてくれる「世界は美しい」をテーマに発信している。「世界の美しさに触れたとき、人の心は豊かになる」を理念とし、Tシャツ等のグッズ製作販売も行っている。

目次

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第1章 物理学の世界観を知ると、眠れなくなる

1 星はなぜ輝いているのか?
2 万物の根源とは
3 シンプルなものが多様なものを生み出す
4 巨人の肩の上に立つ
5 ルールがある!
6 実験・観測を重んじる
7 ものの見方がガラリと変わる① 相対性理論
8 ものの見方がガラリと変わる② 量子力学
9 恐るべし数学
10 底の知れない奥深い宇宙

 

第2章 カッコイイ物理学者の考え方や言葉

1 物理学者はヒーローだ
2 ヨハネス・ケプラー ─ 物理学誕生の前夜
3 ガリレオ・ガリレイ─ 観測と実験を論拠にする姿勢
4 アイザック・ニュートン─ 物理学のキング
5 アルベルト・アインシュタイン─ 常識をひっくり返す
6 ニールス・ボーア─新たな自然観に挑む
7 ヴォルフガング・パウリ─科学の良心
8 湯川秀樹 ─日本の素粒子物理学の勃興
9 リチャード・ファインマン─物理は楽しい
10 スティーブン・ホーキング─宇宙と人間を見つめる眼差し

 

第3章 身の回りにある不思議を紐解く

1 太陽はなぜ輝いている?
2 珈琲はなぜ冷める?
3 エントロピーって何?
4 ピッと測る非接触体温計
5 氷が水に浮く不思議
6 アルキメデスの原理
7 慣性の法則
8 月はなぜ落ちてこない?
9 重力って、実はすごく弱い
10 星が見えるということ

 

第4章 ミクロの神秘、量子力学の世界

1 量子ってなに? ミクロな世界を見てみると
2 飛び飛びの値しかとれない
3 粒子か波か
4 不確定性原理
5 電子はどっちを通った? 世界で最も美しい実験
6 重ね合わせという不思議
7 シュレディンガーの猫
8 トンネル効果
9 量子力学が生んだ技術(半導体デバイス)
10 私たちの未来を変える量子コンピュータ
11 ボーア- アインシュタイン論争

 

第5章 やっぱりロマン! 宇宙物理学

1 私たちは星のかけらでできている
2 宇宙のはじまり
3 人類の宇宙観
4 暗黒エネルギーと暗黒物質─宇宙は全然わからない
5 一般相対性理論
6 事実は小説よりも奇なり
7 粒子と反粒子
8 よくできた宇宙
9 美しい地球
10 ボイジャー1号の旅

 

エピローグ 物理学は芸術に似ている

 

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