出版実績

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マネジメントの本
優れたリーダーはなぜ、対話力を磨くのか?

優れたリーダーはなぜ、対話力を磨くのか?

  • 著者:堀井悠/松本悠幹
  • 定価:1,738円(1,580円+税10%)
  • 発行日: 2025年1月21日
  • ISBN:9784295410546
  • ページ数:240ページ
  • サイズ: 188×130(mm)
  • 発行: クロスメディア・パブリッシング
  • 発売: インプレス
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人材育成や組織づくりに課題を抱えている企業では、上司と部下の間に、仕事に対する価値観の違いが広がっています。上司は「部下が何を考えているかがわからない」と悩み、部下は「上司がいつまでも古い考え方で困る」とため息をついています。こうした認識のズレ、上司の「困った」を解決する手段として有効なのが対話です。では、部下とどのような対話をすればいいのか。本書では、5万人のリーダーが実践し、成果を上げている対話の型を紹介するとともに、1on1や会議、朝礼、フィードバック、雑談などビジネスシーンごとの対話事例を掲載し、対話力を上げる方法を解説します。

著者紹介

堀井悠/松本悠幹

堀井悠(ほりい・ひさし)
アンドア株式会社代表取締役。慶応義塾大学総合政策学部卒業。組織の対話の質向上に特化した人材開発コンサルタント。スターバックスコーヒージャパン株式会社、株式会社リクルートなどを経歴し、会社のパーパスと個人の主体性を意味付ける対話について豊富なファシリテーションの経験を持つ。大手自動車メーカー、製薬会社、内閣府、大阪市など累計500社以上で人材開発を支援し、「腹割り対話」「きっかけ砂時計対話」などの独自メソッドを開発。マネジメントの失敗事例をデータベース化し、組織の問題を構造的に示す論理性と、落語を思わせる共感的な語り口で講師満足度平均96%をマーク。ミッションは、誰もが「本来の力を、思いのままに」できること。

松本悠幹(まつもと・ゆうき)
アンドア株式会社代表取締役。山梨県出身。山梨大学教育人間科学部卒業後、コミュニティカフェの経営を経て、人材組織開発コンサルティング会社に入社。スタートアップから大手企業までの若手・中堅向けリーダーシップ開発や組織の対話風土改革を手がけ、その後、新規事業開発部にて事業開発マネジャー、営業マネジャーを兼任したのち、アンドア株式会社へ参画。自社内の事業構造改革から営業戦略・マーケティング戦略まで幅広く携わり、その知見を人材・組織開発へ転用することを得意としている。モットーは、「本来の力が発揮できる対話力と環境づくりを引き出す」。

目次

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はじめに

リーダーの問いかけが変わると、チームがうまく回り出す

 

 

 

第1章 部下の育成はリーダーの対話力で決まる

・なぜ、対話が重要なのか
・対話のゴールは共創関係
・対話でメンバーの本音を引き出す
・リーダーの「忙しい」は対話で解消できる
・あなたの1on1がうまくいかない理由
・イマドキ部下がリーダーに求めているもの
・年上部下との信頼関係づくり
・対話力でメンバーの成長実感を高める

 

 

第2章 対話力で自律型チームを育てる

・「自社らしさ」と「自分らしさ」
・メンバーの強みを貸し借りする
・チームの共通目的を持つ
・チームとしての働きがいを明確にする
・パーソナルブランディングのつくり方
・「自分たちならできる」と思えるチームをつくる
・メンバーの中から右腕を育てる
・自律型チームを育てるために

 

 

第3章 5万人のリーダーを変えた対話の型「きっかけ砂時計モデル」

・自分の対話力を把握する
・対話の型「きっかけ砂時計モデル」とは
・「きっかけ砂時計モデル」の対話ステップ
・「きっかけ砂時計モデル」のメリット
・「きっかけ砂時計モデル」の実践前にしておくこと
・対話ステップ別に見た実践ポイント
・「あっさり1on1」と「こってり1on1」
・対話を深めるための傾聴スキル
・対話を習慣化してチームを強化する

 

 

第4章 ビジネスシーン別のクイズと事例でわかる対話力の磨き方

・クイズと事例で対話力を磨く
01 毎週月曜日に行う朝礼
02 成果を上げている部下からの相談
03 業務に問題のある部下からの相談
04 キャリアに悩む中堅社員との1on1
05 ランチタイム中の部下に声をかける
06 商談を終えて移動中の電車内
07 商談内容を短時間で振り返る1on1
08 チームメンバー全員が参加する会議
09 会議中の部下の発言を注意する
10 会議中の優れた提案内容をほめる
11 重要なプロジェクトを部下に任せる
12 一日の終わりに部下と雑談する

 

 

おわりに

小さな一歩がチームを変える原動力になる