出版実績

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仕事術・ビジネススキルの本
超鬼速PDCA

超鬼速PDCA

  • 著者:冨田和成
  • 定価:1,848円(1,680円+税10%)
  • 発行日:2025年4月1日
  • ISBN:9784295410645
  • ページ数:288ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

20万部突破の『鬼速PDCA』がAI時代に進化したパワーアップ版として登場!

「鬼速」から「超鬼速」へ。努力を100%結果に変える最強のPDCAの回し方を伝授!!

成果も年収も、人生の密度も10倍になる!
無駄な努力をゼロにし、成長スピードを加速する、唯一絶対のビジネススキルを学べ!

著者は、野村證券で史上最年少記録を含む数々の伝説を残した元トップセールス。33歳でFintech分野で起業。3年後にはVCから5.7億円の資金調達や、東証マザーズへの上場を成功させた。
PLAN(計画)、DO(実行)、CHECK(検証)、ACTION(調整)の4ステップからなるPDCAサイクルは、ビジネスパーソンであれば誰もが知る古典的なフレームワークだ。しかし、PDCAほど、わかっているつもりでわかっていない、そして基本だと言われているのに実践している人が少ないフレームワークも珍しい。

PDCAを極め、「鬼速」で回せるようになると、仕事に一切の迷いや不安がなくなる。そして、常にモチベーションを保ったまま、天井知らずに成果をあげられる。

本書では、独自のPDCAモデルで実際に数々の成果を出し続けてきた著者が、そのノウハウを解説。現実的で実践的、そして継続可能な最強のPDCAの回し方を伝授する。

※本書は、2016年に刊行したPDCA本のバイブル的存在『鬼速PDCA』の内容をベースに、著者自身のIPO後の経営の観点から「会社組織として鬼速PDCAを回し成長を続けた経験」や「AI技術の発展による、鬼速PDCAのやり方・考え方の変化」も盛り込み、更には『鬼速PDCA』読者から多く寄せられた「継続が難しい」という悩みに応えるべく、継続についても盛り込み大幅にアップデートし、装いを新たにしたものです。

著者紹介

冨田和成

一橋大学卒業後、野村證券に入社。トップセールスなど数々の最年少記録を樹立した後、超富裕層向けプライベートバンキング業務を担当。シンガポールマネジメント大学のビジネススクールにてウェルス・マネジメントの大学院を修了後、ASEAN地域の経営戦略を担当。2013年、金融領域のDXを推進する(株)ZUUを創業。創業5年で東証マザーズ(現グロース市場)上場を果たし、国内外での事業拡大を進める。経営者・投資家・ビジネスパーソンのための金融・経済プラットフォーム「ZUU online」等のメディア群を運営し、月間の訪問者数はのべ1,500万人を超える。現在は法人個人の資金調達から資産運用まで金融領域にも事業を拡大中。著書に『鬼速PDCA』『営業』(クロスメディア・パブリッシング)、『プライベートバンクは、富裕層に何を教えているのか?』(ダイヤモンド社)、『資本主義ハック』(SBクリエイティブ)等。中でも『鬼速PDCA』は20万部超のベストセラーとなり、多くの経営者・ビジネスパーソンの行動改革を促してきた。現場と経営の両視点を持ち、個人・企業の成長戦略に精通する稀有なビジネスリーダーとして、講演・メディア出演など幅広く活躍中。

目次

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はじめに

 

 

 

序章 鬼速PDCAがもたらすもの

桁違いのスピード成長
「AI」で超鬼速
「継続」で超鬼速
「マネジメント」で超鬼速
すべてのビジネス・人生の課題の解決策

 

1章 前進するフレームワークとしてのPDCA

PDCAこそ最強のビジネススキルである
企業・リーダーの価値もPDCA力で決まる
世間が抱くPDCAの7つの誤解
1 簡単だと思っている
2 管理職向けのフレームワークだと思っている
3 失敗するのは検証(C)が甘いからだと思っている
4 課題解決のためのフレームワークだと思っている
5 改善すれば終わりと思っている
6 大きな課題のときだけ回せばいいと思っている
7 Pからのみ始まると思っている
PDCAのスケール感を意識せよ
営業マン時代に実践した鬼速PDCA
前に進むのがどんどん楽しくなる
鬼速PDCAとは何か
1 計画(PLAN)
2 実行(DO)
3 検証(CHECK)
4 調整(ADJUST)

 

2章 計画する(PLAN)

フェーズ①計画 ギャップから導く

慎重さと大胆さのバランスが肝になる計画
ステップ① ゴールを定量化する(KGIの設定)
1 期日を決める
2 定量化する
3 ゴールを適度に具体的なものにする
ステップ② 現状とのギャップを洗い出す
ステップ③ ギャップを埋める課題を考える
ステップ④ 課題を優先度づけして3つに絞る
1 インパクト(効果)
2 時間
3 気軽さ
優先度づけのヒント
ステップ⑤ 各課題をKPI化する
ステップ⑥ KPIを達成する解決案を考える
ステップ⑦ 解決案を優先度づけして絞る
ステップ⑧ 計画を見える化する
定期的にPDCAの目的を再確認する
ときに思考のリミッターを外す

 

フェーズ②因数分解 仮説の精度を上げる

PDCAの速さと深さは因数分解で決まる
因数分解のメリット
1 課題の見落としを防ぐ
2 ボトルネックの発見がしやすい
3 KPI化しやすい
4 どんなゴールでも実現可能に思えてくる
5 PDCAが速く深く回る
ポイント① 抽象度を上げてから分解する
ポイント② 5段目まで深掘りする
ポイント③ 1段目だけはMECEを徹底する
ポイント④ 切り方に悩んだら「プロセス」で切る
ポイント⑤ 簡単な課題は「質×量」で切る
ポイント⑥ 迷わず書き出してみる
→鬼速クエスチョン 計画編

 

3章 実行する(DO)

フェーズ①行動力 確実にやり遂げる

解決案とDOとTODOの違い
実行できないケース1 計画自体が失敗している
実行できないケース2 タスクレベルまで落とし込まれていない
実行できないケース3 失敗することが恐い
ステップ① 解決案を「DO」に変換する
解決案が具体的か抽象的か
完結型のDOと継続型のDO
ステップ② DOに優先順位をつけ、やることを絞る
ステップ③ DOを定量化する(「KDI」を設定する)
1完結型のDOのKDI化
2継続型のDOのKDI化
ステップ④ DOを「TODO」に落とし込む
ステップ⑤ TODOの進捗確認をしながら実行に移す
「人」に潜むリスクに気を配る

 

フェーズ②タイムマネジメント 鬼速で動く

なぜ、いつのまにか忙殺されるのか?
タイムマネジメントの3大原則
「捨てる」ために既存のDOの棚卸しをする
「入れかえ」のために重要・緊急マトリクスを使う
「時間圧縮」のためにルーチンを見直す
時間資本を最大化するためのレバレッジ
時間にレバレッジをかける8つの方法
→鬼速クエスチョン 実行編

 

4章 鬼速PDCAを継続する仕組み

鬼速PDCAは継続してこそ効果がある
ポイント① 目的・目標意識を強める
ポイント②「ルーチンチェックシート」で成果を可視化する
ポイント③ 心理的ハードルを下げる
ポイント④ 迷わないためにシンプルなルールを決める
自律神経をコントロールする
意志力を保つための私の方法
組織でPDCAを継続する
PDCAを組織文化にする
PDCAを組織全体の成果につなげる

 

5章 検証する(CHECK)

検証に失敗する2大パターン
1 検証をしない「やりっぱなし派」
2 検証しかしない「形から入る派」
ステップ① KGIの達成率を確認する
ステップ② KPIの達成率を確認する
ステップ③ KDIの達成率を確認する
ステップ④ できなかった要因を突き止める
KDIが計画通り推移していないとき
KPIが計画通り推移していないとき
KGIが計画通り推移していないとき
ステップ⑤ できた要因を突き止める
検証精度とスピードの関係
→鬼速クエスチョン 検証編

 

6章 調整する(ADJUST)

ADJUSTの体系的理解が難しいわけ
ステップ① 検証結果を踏まえた調整案を考える
ケース1 ゴールレベルの調整が必要そうなもの
ケース2 計画の大幅な見直しが必要そうなもの
ケース3 解決案・DO・TODOレベルの調整が必要そうなもの
ケース4 調整の必要がなさそうなもの
ステップ② 調整案に優先順位をつけ、やることを絞る
ステップ③ 次のサイクルにつなげる
検証と調整フェーズでよく起こる間違い
1 新しいものに目移りしやすい(個人)
2 間違ったものばかりに目が行く(個人・組織)
3 意見の統一がはかれない(組織)
4 課題のたらい回し(組織)
5 プロセスの可視化が不十分(組織)
→鬼速クエスチョン 調整編

 

7章 マネジメント力で組織を超鬼速にする

上位PDCA(経営視点・俯瞰視点を持つ)
経営の仕組みと戦略的な粒度
経営戦略の根幹をなす上位PDCA
継続的な標準化
15分ミーティングとアウトプットシート
15分ミーティング
アウトプットシート
「捨てる会議」
鬼速PDCA式週報
PDCAを組織で回す必要条件

 

8章 「PDCA」×「AI」

次世代のマネジメントスタイル
組織全体の生産性をワンランク上げる
AIをPDCAサイクルに取り入れる
課題の解決スピードとアイデアの多様性を高める
AI活用3つのポイント
Point1 基本情報を学習させておく
Point2 適切な抽象度・具体度で段階的に質問する
Point3 質問の仕方を変えてみる
P(計画)を超鬼速にするAI活用
AIでゴール(目標)設定をする
AIで課題を考える
AIで課題を絞り込む
AIで解決案を考える
AIで解決案を絞り込む
D(実行)を超鬼速にするAI活用
AIがサポートするタスク化の手順
オペレーショナルな仕事の自動化
進捗管理とチェックリストで抜け漏れを防ぐ
C(検証)を超鬼速にするAI活用
議事録の自動要約・アクションアイテム抽出
実施した解決案ごとの投資対効果の評価
KGIからの分析・リスク・改善点の抽出
KPIからの分析・リスク・改善点の抽出
KDIからの分析・リスク・改善点の抽出
できなかった要因・できた要因を突き止める
異常値検知とアラート機能
A(調整)を超鬼速にするAI活用
成功パターンの抽出とフレームワーク化
リスク分析と対策立案
AIによる改善案と伸長案の提示
次回PDCAに活かす学習とナレッジ蓄積
ボトルネックの可視化とプロセス最適化
鬼速PDCA×AIのワークフロー

 

 

 

おわりに