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出版実績

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仕事術・ビジネススキルの本
観る技術、読む技術、書く技術。

観る技術、読む技術、書く技術。

  • 著者:北村匡平
  • 定価:1,925円(本体1,750円+税10%)
  • 発行日:2025年12月5日
  • ISBN:9784295411604
  • ページ数:224ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

「藤井風論」『遊びと利他』で注目を集める
マルチな活躍をみせる気鋭の映像研究者による
新しい時代の「知的生産の技術」決定版!


映画、テレビ、YouTube、SNS……。
私たちは日々、膨大な映像や情報にさらされています。
しかし、その多くをただ「消費」して終えてはいないでしょうか。
読み書きも同じです。
「身につかないインプット」「凡庸なアウトプット」から抜け出す鍵が、
この本で語られる——「観る・読む・書く」技術です。

サブスク・動画全盛時代に欠かせない〈観る技術〉
速読・多読では得られない深い〈読む技術〉
そして書き続けるための環境づくりから、
魅力的な文章を生み出す〈書く技術〉までを体系的に紹介。

著者自身の長年の試行錯誤と、
メディア論・身体論の知見を融合させた、
デジタルとアナログの両面からの思考・実践法が凝縮されています。

学生から社会人、研究者まで——
知性と感性を磨きたいすべての人へ。

「観る・読む・書く」をアップデートすれば、
あなたのインプットもアウトプットも、劇的に変わります。

著者紹介

北村匡平

映画研究者/批評家・随筆家。東京科学大学リベラルアーツ研究教育院准教授。1982年山口県生まれ。専門は映像文化論、社会学、メディア論。著書に『スター女優の文化社会学——戦後日本が欲望した聖女と魔女』(作品社、2017年)、『美と破壊の女優 京マチ子』(筑摩書房、2019年)、『24フレームの映画学——映像表現を解体する』(晃洋書房、2021年)、『アクター・ジェンダー・イメージズ——転覆の身振り』(青土社、2021年)、『椎名林檎論——乱調の音楽』(文藝春秋、2022年)、『遊びと利他』(集英社新書、2024年)、『家出してカルト映画が観られるようになった』(書肆侃侃房、2025年)など多数ある。現在、『webちくま』にて「藤井風論——救済の音楽」を連載中。

目次

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はじめに

情報が溢れるいま、知性と感性を手に入れるために新しい基礎技術が必要だ アダプタブルな創造力

 

 

 

第1章 情報と向き合う

1 情報記録の方法
情報を残すという習慣
メモを書き留める
情報をまとめる
日記をつける
2 資料収集の方法
アプローチを決める
映像資料を集める
文献資料を集める
研究環境を整える
3 文献管理の方法
スキャナーを使う
文献管理ソフトを使う
第1章のまとめ

 

第2章 読む技術

1 本と出会う
本をいかに探すか
本を迎え入れる
本を配置する
2 読書の環境をつくる
読書の時間を「習慣化」する
読書を支えるツール
読書とケア
3 読み始める
「読み」のヴァリエーション
深読──文章をじっくり味わう
「3回読書法」という読み方
4 メタ視点で読む
超読──文章を客体化する
書評を書く
読む/書くことの重層化
第2章のまとめ

 

第3章 観る技術

1 映像視聴の前に
映像鑑賞のススメ
観るための基礎体力づくり
どのコンテンツを観るべきか
2 観る環境を整える
映像は複製技術でも受容は異なる
視聴デバイスを使い分ける
「観る」を開放する
3 観始める
「3回視聴法」で鑑賞する
観るモードを変える
他者の視点を借りる
4 メタ視点で観る
「問い」を立ち上げる
「正解」から解放される
制作と鑑賞
第3章のまとめ

 

第4章 書く技術

1 執筆前にすること
執筆環境を見直す
アクセス環境を構築する
コミュニケーションを断ち切る
2 執筆の環境をつくる
スクリーンを増やす
執筆ツールを駆使する
執筆モードを複数化する
3 文章を書く
書き始める
書き終える
いつ書くべきか
どこで書いていくか
4 自分の文体をつくる
誰もがメディアになる時代
文章の「形」を意識する
文章の個性を知る
自らのスタイルを築く
第4章のまとめ

 

第5章 知的創造の生活

1 環境を組み替える
本を動かす
データを動かす
身体を動かす
2 偶然性を生活に取り込む
技術に乗っ取られないこと
遭遇体験
生成AIと考える
3 身体と社会を編み直す
エスノグラファーになる
自分の世界を知り直す
身体を使うこと
第5章のまとめ

 

 

 

あとがき

巻末付録「映画筋トレリスト」