世界の一流が部下に必ず教えること、絶対教えないこと
日本人が苦手なリーダーシップの上手な発揮の仕方を紹介!
誰も教えてくれなかった「年収が上がるマネジメントの絶対法則」とは?
日本企業の上司にとって、部下の「育成」は一筋縄ではいかない難易度の高い仕事です。ある調査によると、部下の育成に悩みを抱えている上司は「88・2%」といいます。部下の多様化や価値観の変化に伴って、上司には多彩で柔軟な対応が求められており、多くの上司が、多忙な毎日の中で、対応に苦慮しているのが現実です。
日本企業の上司には、仕事の進め方や注意点など、実践的なノウハウを懇切丁寧に指導することを部下教育と考える傾向が見られますが、海外の上司はプラクティカル(実践的)な情報を部下に教えることを重要視していません。仕事の進め方を決めるのは部下の役割であり、余計な口出しをすることは、マイクロマネジメントになると考えています。
欧米企業やグローバル企業の一流の上司に共通する特徴は、タスクを任せる段階で、部下に「ビッグピクチャー」を教えていることです。ビッグピクチャーとは、「全体像」とか「大局」の意味です。タスクのディティールを説明するよりも先に、タスクの「意味」や「意義」を伝えることを意識しています。
なぜ日本企業には「指示待ち部下」が多いのか?
日本企業の上司で、部下にビッグピクチャーを教える人は少ないようです。仕事の意味や意義を伝えずに、「早くやりなさい」「正しくやりなさい」と急かしていたのでは、部下が成長することは期待できません。部下にビッグピクチャーを教えなければ、いつまで経っても自分で考えることができず、「指示待ち部下」を生み出すことになるのです。
若手社員が上司に求めているのは、自分のスキルアップを後押ししてくれる意味と意義のある助言であり、適切なコーチングやフィードバックです。
一昔前であれば、部下を持ったら、自分が上司や先輩から受けた指導方法を踏襲することで、その役目を果たせましたが、現代では、そうした作戦は通用しません。
厳しく指導すれば、部下は即座に離職を考え始め、優しく接すれば、「これではキャリアアップにつながらない」と冷ややかな目で上司を見返してきます。
日本企業の上司は、どうすれば、部下の成長を促すことができるのか?
世界の一流の上司は、部下を育てるために、何をどのように教えているのか?
本書では、欧米企業や外資系企業の第一線で働く上司が実践しているマネジメント術を紹介することで、日本企業の上司が現状を打ち破るためのティップス(秘訣)やヒントをお伝えします。












