出版実績

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仕事術・ビジネススキルの本
戦略的ストーリー思考入門

戦略的ストーリー思考入門

  • 著者:生方正也
  • 定価:1738円(本体1580円+税10%)
  • 発行日:2014/1/16
  • ISBN:9784844373452
  • ページ数:256ページ
  • サイズ:四六判(mm)
  • 発行:インプレスコミュニケーションズ
  • 発売:クロスメディア・パブリッシング

お堅い事業計画より「ゆるさ」をもつストーリーのほうがビジネスはうまくいく

ストーリー思考とは、「戦略的にストーリーを活用していけば、考えの実現に一歩近づける」という、説得力あるリーダーが活用している思考と説得の技術です。「この企画を通したい」「提案した案件を受注したい」「プロジェクトを成功に導きたい」などという、企画・提案をする機会の多いビジネスマンに共通する悩みに対応するものです。自分の考えを実現するために、納得でき共感を呼ぶストーリーをいかに作り、そして上司やビジネスドライバーなどの関係者にいかに伝えていくか。それを“9つの原則”にまとめ、紹介していきます。同時に、ストーリーを活用する主な場面を6つあげ、それぞれの場面でのストーリーの作り方、伝え方を具体的に解説しています。

著者紹介

生方正也

東京大学文学部卒業。日産自動車にて、取引先部品メーカーの経営分析・指導を担当。ウイリアム・エム・マーサー(現マーサージャパン)にて、人事制度改革、組織変革等のコンサルティングに従事した後、グロービスを経て独立。現在は、人材開発、組織変革に関するコンサルティングに携わると同時に、ロジカルシンキング、情報活用術、仮説思考などの分野の指導、著作活動を行っている。著書に『仕事を「一歩先」へ進める力』(実務教育出版、2013年)、『ケースで学ぶ問題解決の手法 シナリオ構想力実践講座』(ファーストプレス、2008年)、また、『Think!』などへの寄稿多数。

目次

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CHAPTER1 ストーリーのゆるさを活かすのがストーリー思考

戦略的なストーリー活用のススメ
2種類のストーリーとストーリーを使う4つの場面
相手に理解を深めてもらう場面
イメージを共有する場面
やり方を理解してもらう場面
プランを練る、アイデアを生み出す場面

 

CHAPTER2 ストーリー思考の主役たち

すべて「何のためのストーリー?」からはじまる
ストーリー思考 9つの原則
ストーリーを伝える相手に注目する
題材に引っ張られすぎないのがストーリー思考
練習問題 ストーリーを考える準備
ストーリーの展開を仕事に活かす

 

CHAPTER3 ストーリーを作るための基本原則

ストーリーは「流れ」で捉える
原則1 ストーリーを「連続した出来事」として捉える
原則2 「はじまり」と「おしまい」を意図的に設定する
原則3 ストーリーの「舞台」と「地」を意識する
練習問題 「はじまり」と「おしまい」の設定

 

CHAPTER4 必然的なストーリーを作るための思考原則

そのストーリーに必然性はありますか?
計画を立てる時の頭の使い方の問題
原則4 逆算思考
原則5 成果物を組み立てる思考
原則6 難所想定の思考
ストーリーを作る流れ
ストーリーづくりの流れ(実例)
練習問題 仕事のゴールと成果物/難所

 

CHAPTER5 相手に伝わるストーリーにするための表現原則

ストーリーの材料となるもの
受け手の理解・納得の流れに沿うようにストーリーを伝える
原則7 出来事の並べ方
原則8 視点の置き方
原則9 伝える場面の選択
ストーリーを魅力的にする表現技法
練習問題 表現の工夫

 

CHAPTER6 印象づけ、理解を深める

自己紹介でのストーリー
練習問題 自己紹介のストーリーを作ってみよう
商品やサービスを紹介する時のストーリー
練習問題 商品やサービスを紹介するストーリーを作ってみよう

 

CHAPTER7 イメージを共有する

ビジョン共有のストーリー
練習問題 ビジョンを浸透させるためのストーリーを作ってみよう
ブランドイメージ浸透のストーリー
練習問題 ブランドイメージを伝えるストーリーを作ってみよう

 

CHAPTER8 やり方を伝える

部下・同僚へのインストラクションのストーリー
練習問題 インストラクションのストーリーを作ってみよう
提案のストーリー
練習問題 提案のストーリーを作ってみよう

 

おわりに

参考文献