出版実績

出版実績

自己啓発の本
仕事も対人関係も 落ち着けば、うまくいく

仕事も対人関係も 落ち着けば、うまくいく

  • 著者:和田秀樹
  • 定価:1,628円(1,480円+税10%)
  • 発行日:2025年1月1日
  • ISBN:9784295410478
  • ページ数:192ページ
  • サイズ:188×130 (mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス
amazon
rakuten

どうすれば焦らずに本領を発揮できるのか? 
科学的に緊張をほぐす方法! 

真面目な人や繊細な人ほど、人前に出ると緊張したり、アガってしまって、本来の実力を発揮できないことがあります。落ち着くことができれば、もっとうまくできるのに、なぜ頭が真っ白になったり、慌ててしまうのでしょうか? 
男女を問わず、こうした悩みを抱えている人はたくさんいると思います。
皆さんは、日常的にこんな経験をしていませんか? 

①1対1なら落ち着いて話せるのに、大人数を相手にするとうまく話せない
②苦手な相手が目の前にいると、緊張して話がまとまらない
③周囲の人から期待されると、気負ってしまい、自分の実力が出せない
④相手が自分より優秀に思えると、気後れして、しどろもどろになる
⑤予想外の出来事に遭遇すると、動転して自分を見失ってしまう

最近では、不安やイライラ、めまい、不眠などの不調を訴えて、「過緊張」や「不安症」と診断されるビジネスパーソンが増加傾向にあります。
過緊張とは、慢性的なストレス状態が続くことで、交感神経が過剰に優位になり、自律神経のバランスが崩れた状態を指します。
不安症の場合は、漠然とした不安を感じるだけでなく、落ち着かない、疲れやすい、集中できない、イライラする……といった症状が見られます。

仕事が忙しかったり、人間関係で悩むなど、過度な緊張状態が続くと、精神面や身体面にさまざまな不調が起こってしまうのです。

どうすれば緊張せずに、本来の自分でいられるのか? 
どうしたら焦らずに、本領を発揮できるのか? 

本書は、精神医学や心理学の視点から、気持ちを落ち着かせて、平常心を取り戻し、本来の自分の実力を発揮する方法をお伝えします。

著者紹介

和田秀樹

1960年大阪府生まれ。1985年東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、アメリカ・カール・メニンガー精神医学学校国際フェローを経て、現在は精神科医。和田秀樹こころと体のクリニック院長。立命館大学生命科学部特任教授。一橋大学非常勤講師。川崎幸病院精神科顧問。
著書に『感情的にならない本』『70歳が老化の分かれ道』『80歳の壁』『なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学』『なぜか人生がうまくいく「優しい人」の科学』など多数。

目次

目次

MORE

 

はじめに

 

 

第1章 緊張する、焦る、不安になる…… 心の「仕組み」を知る

平常心を保てないのは、自分の考え方に原因がある
心の仕組み①目先のことしか見ていない人は、不安になりやすい
心の仕組み②長期的な視点を持たないと迷子になって右往左往する
心の仕組み③「欲望」が強い人ほど、不安な気持ちになりやすい
心の仕組み④少しくらい人に嫌われてもいいと思えば、緊張は和らぐ
心の仕組み⑤情報過多の現代では、知りすぎることが不安につながる
心の仕組み⑥「かくあるべし」「二分割」「勝ち負け」思考が不安を生む
心の仕組み⑦人目を気にして不安になるのは「自意識過剰」が原因
心の仕組み⑧恥ずかしい姿を見せたくないから自分らしく振る舞えない
心の仕組み⑨相手が自分よりも優秀だと委縮してしまう
心の仕組み⑩「理系」の人が「文系」の人より焦らない理由

 

 

第2章 「思い込み」や「決めつけ」を捨てて 慌てない心をつくる

平常心を保てない原因は「準備不足」にある
準備不足①事前に「解決策」を用意していない
準備不足②「準備」や「リハーサル」をしていない
準備不足③正確な情報で判断していない
準備不足④確率で物ごとを考えていない
準備不足⑤別の視点から物ごとを見ていない
心を落ち着かせるための三つのステップ
ステップ1 誤った「先入観」を変える
対策①想定外の範囲を狭める
対策②「いい楽観主義」になる
対策③失敗を「織り込み済み」にする
ステップ2 誤った「考え方」を変える
対策④「緊張は悪いことではない」と考える
対策⑤「考えたくない」ことを考える
対策⑥「理屈通りにいかない」と考える
対策⑦頭の中だけで考えを整理しない
対策⑧苦手なことは「スキップ」する方法を考える
ステップ3 誤った「行動」を変える
対策⑨「10 割」を目指さない
対策⑩迷ったら、たくさんの意見を聞く
対策⑪失敗したら別の方法を試す
対策⑫うまくいかなかったときの「逃げ場」を用意しておく

 

 

第3章 感情に振り回されない 「自信」の育て方

新たな視点を手に入れて、自分の「固定観念」を打ち破る
自信の育て方①変えられるものを変える
自信の育て方②やりたくないことはやらない
自信の育て方③一度で「うまくいく」と考えない
自信の育て方④「まぁ、いいか」と思わない
自信の育て方⑤「捨てる神あれば、拾う神あり」と考える
自信の育て方⑥人の期待に「応える」必要はない
自信の育て方⑦知識ではなく「考える力」を鍛える
自信の育て方⑧「自己改造」を繰り返す
自信の育て方⑨「場数」を踏む
自信の育て方⑩「肩のチカラ」を抜く練習をする
自信の育て方⑪プロセスではなく「結果」を見る
自信の育て方⑫「取り柄」を磨く
自信の育て方⑬「弱点」は放置する
自信の育て方⑭「人生は長い」と考える

 

 

第4章 うまくいく人がやっている 「割り切る」習慣

優先順位を明確化して自分の行動スタイルを決める
Part1 「人間関係」の割り切り方
①利害関係がない人は気にしない
②みんなに好かれようと思わない
③無理して「緊張」を隠さない
Part2 「発想」の割り切り方
①今は負けても、次に勝てばいい
②「今を楽しむ」ことを優先する
③自分を「大きく見せよう」としない
④自分一人で抱え込まない
⑤「参照点」を低くする
Part3 「日常生活」の割り切り方
①「睡眠不足」を気にしすぎない
②自分が食べたいものを食べる
③我慢しないで「いい思い」をする

 

 

おわりに