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出版実績

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社会・経済の本
プロ目線のPodcastのつくり方

プロ目線のPodcastのつくり方

  • 著者:野村高文
  • 定価:1,870円(本体1,700円+税10%)
  • 発行日:2025年10月31日
  • ISBN:9784295411482
  • ページ数:240ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

Podcastは、いま最も手軽で効果的な情報発信ツールとして注目されています。スマホさえあれば、誰でもすぐに番組を始められる。そして一度リスナーの心をつかめば、長く聴き続けてもらえるメディアでもあります。しかし現実には、「再生回数が伸びない」「リスナーが定着しない」という壁に多くの人がぶつかります。本書では、そんな課題にこたえるべく、「発見+理解+共感+空間設計」という“番組の価値を高める方程式”をもとに、企画づくりから収録、編集、配信、宣伝、そしてマネタイズまで、Podcastを成功させるためのノウハウを、実践的かつ網羅的に解説します。「自分でも番組を持ってみたい」「ブランドや事業のPRとして始めたい」と思ったとき、まず最初に手に取っていただきたい、決定版の入門書です。

著者紹介

野村高文

Podcastプロデューサー・編集者
愛知県知立市出身。東京大学文学部卒。PHP研究所、ボストン・コンサルティング・グループ、ニューズピックスを経て、2022年にPodcast Studio Chronicleを設立。制作した音声番組「a scope」「経営中毒」で、JAPAN PODCAST AWARDS ベストナレッジ賞を2年連続受賞。その他の制作番組に「News Connect」「みんなのメンタールーム」など多数。TBS Podcast「東京ビジネスハブ」メインMC。著書に『視点という教養』(深井龍之介氏との共著)、『地域が動く経営戦略』(土屋有氏、藏本龍介氏、矢田明子氏との共著)。旅と柴犬とプロ野球が好き。

目次

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序章 いま、ポッドキャストを始めるべき理由

 

 

 

第1章 企画「おもしろいポッドキャスト」をつくる4つの要素

企画の根幹は「人×テーマ」
発見、理解、共感、空間設計
3つのフォーマットから企画を考える
ひとり語り VS 複数人語り
相方に誰を選ぶか?
「フロー」と「ストック」を組み合わせる
「タイトル」と「概要文」で企画を説明する
10〜20回分の「トークテーマ」を用意する
企画力を高めるトレーニング
Column 私のキャリアとポッドキャスト①

 

第2章 トークテーマ&台本 ポッドキャストは準備が7割

台本を構成する5つのパート
「メイントーク」には型がある
売りとなる「ファクト」を用意する
リサーチの基本手順
打ち合わせはしないほうがいい

 

第3章 話し方&聞き方 その場で生まれる「対話の力」を信じる

話し方のコツ
脱線がコンテンツの味になる
聞き手がコンテンツの価値を決める
相手の話をどう聞くか①:「流れに沿う」と「脱線」
相手の話をどう聞くか②:「具体」と「抽象」
すべての相槌には意味がある
聞き方の上達テクニック
最大の敵は「馴れ」
AI時代の対話の価値
Column 私のキャリアとポッドキャスト②

 

第4章 収録 機材、場所、心構えについて

マイクと収録場所にこだわる
単一指向性のダイナミックマイクがおすすめ
収録場所のつくり方
オンラインで収録するコツ
ディレクターがいると理想的
収録本番の心構え

 

第5章 編集 プロ品質を目指すうえで最低限やるべきこと

「いい空間」は収録と編集でつくる
ポッドキャストで使う編集ソフト
音質を向上させる「エフェクト」の数々
「音量バランス」が聴き心地を左右する
ちょうどいい会話のテンポをつくる
「いい関係性」が伝わるか
BGMは意図をもって選ぶ
最後に頼るのは、自分の耳
Column 私のキャリアとポッドキャスト③

 

第6章 流通&マネタイズ 「お金」以外の目的を決める

潜在的なリスナーはどこにいるのか?
ポッドキャストを情報の原液にする
目的を何に設定するのが良いか?
3つの収益化モデル
お金をかける優先順位

 

 

 

終章 情報は人生を変え、世界を変える