米国コカコーラ、MTV、国際連合、ヴィクトリアズ・シークレット、フォーシーズンズ、
マンダリンオリエンタル、プラザホテル、DEAN & DELUCA……
ブランディング先進国アメリカ、ニューヨークを拠点に20年、
世界中のビジネスを手がけてきた著者が語る、モノやサービスを売ることより大切なもの
世界では経営戦略チームにデザインの責任者、アートディレクターをいれることは常識です。
デザインは問題解決の手段と考えられており、戦略策定にはデザインによるアウトプットまで
含まれると考えるからです。
しかし、日本ではこの世界で当たり前のことがほとんど行われていません。
経営戦略とは別に、ロゴやホームページなどをバラバラに作りはじめてしまう場合が多いのです。
東京五輪、大阪万博、少子化による人口減少により世界を意識せざるをえない日本のビジネス。
質の高い日本の商品やサービスをきちんと世界に発信して行くために必要なことは何か。
実際にどのようなことを行えばよいのか。マーケターのものより易しく、
デザイナーのものより実践的なブランディングの本です。
著者のお二人がニューヨークで仕事をするなかで起こったちょっとしたハプニングや、
おもしろい経験などを書いたコラム、Coffee Breakも合わせてお楽しみください。