出版実績
「超・個人事業主」とは、自分の知識やスキル・経験を武器に社会に貢献し、
企業家を超える活躍をし、稼ぎをも得る人のことです。
ここ近年、超・個人事業主が増えています。
その理由とは、
・先行きが不透明な世の中、「組織に頼れない」と思う人が増えている
・働き改革の名のもと、国が後押ししている
・コロナ禍でリモート化が進み、時間が増えてビジネスがやりやすくなった
などです。
しかし「独立・起業しよう!」と思っても、そう簡単にうまくいくものではありません。
“独立・起業をすること”と“独立・起業をして食べていくこと”の間には大きな壁があります。
超・個人事業主はその壁を越えた人たちなのです。
では、超・個人事業主とそうでない人にはどのような違いがあるのでしょうか?
そのヒントは「稼ぐ力」です。
本書では、「稼ぐ力」を身につける“考え方”と“仕事のやり方”を、
著者の実体験や独立・起業の成功者、失敗者の実体験をもとに述べていきます。
本書を読み、稼ぐ力についての考え方と仕事の仕方を実践すれば、
会社から飛び出しても食べていくことができます。
自分の人生のシナリオを自分で描けるようになるのです。
※本書は2007年に刊行された『なぜあの人は会社を辞めても食べていけるのか?』の改訂版です。
もくじ
はじめに
第1章 自力で稼ぐために─稼ぎ力
1項 なぜ、あの人は会社を辞めても食べていけるのか?
2項 稼ぐ力とは?
3項 稼ぐために必要なこと
4項 稼ぎ続ける力とは?
5項 サラリーマン気質とは何か?
6項 起業マインドの高い会社に入っても起業家にはなれない
7項 起業家はライフスタイルである
8項 サラリーマンを辞めても起業家にはなれない
9項 稼ぐ人は環境に影響を与える人
10項 資格を取っても稼げる人になれない
11項 起業家に適した性格などない
12項 サラリーマン的な価値観は捨てよう
13項 会社は無料のビジネススクール
14項 起業してから学ぶことも多い
15項 どうしたらお金が儲かるのか
16項 ビジネスの準備は余暇ではできない
17項 精神的にタフになろう
column 試しに自力で稼いでみる
第2章 人間力を育む─人間力
1項 稼ぐ力は人間力
2項 人間力は会社の組織から学ぶ
3項 まずは、組織図をつくってみる
4項 会社の肩書き抜きで付き合う
5項 孤独になると失敗する
6項 メンターを見つけよう
7項 自力本願
8項 見積書、契約書はきちんとつくる
9項 売上は人が持ってくる
10項 会社のネットワークを活用しよう
11項 会議・コミュニケーション力を身につける
column 新しいツールに乗る
第3章 お金力を鍛え直せ─お金力
1項 儲けのツボを知らないと失敗する
2項 ビジネスの成功要因（Key Factor of Success）を探せ
3項 事業計画書（ビジネスプラン）をつくってみよう
4項 自分のサービスの値付けができない人は失敗する
5項 自分のビジネスを薄利多売にしない
6項 今いる会社の儲けのツボを探そう
7項 最初に失敗のラインを決めれば、恐れはなくなる
8項 お金を活かすにはライフスタイルを改善すること
9項 コストパフォーマンスを見据えてお金を活かす
10項 ケチはビジネスに失敗する
11項 売上少なめ、経費多めの厳しい見込みで起業する
12項 収入の柱をいくつか用意しておこう
13項 専用の銀行口座をつくる
14項 PL／BSの読み方、税金に詳しくなろう
column 投資マインドを育む
第4章 最強・最重要の経営資源は時間─時間力
1項 人生の完成図を持つ
2項 完成図に到達するための段取りを考える
3項 早起きがビジネスを制す
4項 早起きするための技術
5項 時間あたりの生産性を高めよう
6項 時間を買えるようになる
7項 時間の切り売りではお金を稼げない
8項 他人の時間をいただいて、自分の時間を数倍に増やす
column 24時間365日の時間割
第5章 始める力・続ける力─継続力
1項 ドラマで見かける起業家は大失敗の典型例?
2項 「稼ぎは給料だけではない」この簡単な事実を受け止めよう
3項 ビジネスを続けることがなぜ重要なのか?
4項 目標を決めたら最後までやり遂げる意思を持つ
5項 塗り絵を捨てて画用紙に描こう
6項 自分を成長させるには、成長している人と付き合うこと
7項 上向きより、前向きでいこう
8項 目の前に立ちはだかる壁を突破せよ
column 続ける仕掛けをつくる
［巻末コラム］
個人事業主の実務マニュアル
①個人事業主のメリット
②個人事業主の手続き
③個人事業主と青色申告
おわりに
誰にも負けない独自のノウハウ・技術をお持ちの経営者さまへ
