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出版実績

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仕事術・ビジネススキルの本
アートの仕事地図

アートの仕事地図

  • 著者:高山健太郎
  • 定価:1,980円(1,800円+税10%)
  • 発行日:2026年7月24日
  • ISBN:9784295412373
  • ページ数:240ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

「アーティスト」「学芸員」だけじゃない――この20年で広がった‶アートの仕事”の道案内。 芸術を「守る」仕事から「活かす」仕事へ。時代とともに変化するアートのキャリアの描き方。

●この20年で大きく変わった‶アートの仕事”
かつて‶アートの仕事”といえば、作品をつくるアーティストや
美術館で働く学芸員など、選択肢が限られているイメージがありました。
しかし2017年の文化芸術基本法の改正を機に、アートは、
「守る」対象から、社会のなかで「活用する」ものとして、
位置づけを大きく変えています。


観光、まちづくり、福祉、教育、企業経営――アートが接続する領域が
広がるにつれ、それを支える仕事も多様化しています。
本書では、制度と現場の両面からこの変化を読み解きます。
法律や政策に裏打ちされた確かな地殻変動により
アートの仕事が広がっている現状を、具体的な事例とともに伝えます。


●「仕事の特徴」「働く場所」「キャリアモデル」から、自分にあった仕事が見つかる
本書では、‶アートの仕事”を探す方法として、「仕事の特徴」
「働く場所」「キャリアモデル」という3つの切り口を提示します。
現場で活躍するアートワーカーの生の声を取り上げつつ、
それぞれの仕事で求められるスキルや採用の入口、
年収の目安など、キャリアパスを具体的に紹介
します。

美大卒業後に新卒でアートコーディネーターとして就職した人のほか、
異業種から転職しアーティストのアシスタントとして活躍する人の事例など、
アートの世界で働くための手がかりが満載です。

●企業がアートを「実装」する時代。ビジネスパーソンにも必読の一冊
本書では、企業の中でアートがどのように活かされているかにも注目します。
アートはいま、空間づくりやブランディングにとどまらず、
企業の事業戦略や組織づくりに関わる存在としても注目されています。
企業の空間や業態の意味を更新するアートの力を、一過性の企画で終わらせず、
社会の中で継続的なプロジェクトとして成立させるためには、
構想を「動く仕組み」へと変えていくことが必要になると著者は指摘します。

さらに、AIの活用が広がる時代だからこそ、アートを通じて
養われる問いを立てる力や、異なる価値を結びつける発想力が、
ビジネスの現場でも求められている
ことを示しています。

▼こんな方におすすめ
・美大・芸大の学生で、アーティスト以外の進路を模索している方
・異業種からアート業界への転職・キャリアチェンジを考えている方
・企業の中でアートや文化事業を推進したい方
・地域やまちづくりの現場でアートに関わりたい方
・ミドルキャリアから新たにアートに関わる接点を探している方
・現在、アート業界で働いているが、これからのキャリアに悩んでいる方

著者紹介

高山健太郎

株式会社artness代表取締役
1982年大阪市生まれ。2004年、香川県・直島の地中美術館開館を控えたボランティアからキャリアをスタート。その後、公益財団法人福武財団にて、直島、豊島、犬島での美術館新設や瀬戸内国際芸術祭に携わる。2013年からは金沢市へ移り、株式会社Noeticaの創業ディレクターとして、工芸の国際化や市場づくりに8年間携わる。コロナ禍を機に、アート業界の働き方やキャリア形成の課題を痛感し、次世代によりよい創造環境を手渡すべく、2021年に株式会社artnessを創業。現在は、日本初のアート業界特化型ジョブフェア「ART JOB FAIR」、京都で開催する文化の仕事に特化したジョブフェア「CULTURAL JOB FAIR」を手がける。20年以上にわたるアートの現場経験と、アートワーカーのキャリア支援の両面から、アートと社会をつなぐプロデューサーとして活動している。

目次

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はじめに

 

 

 

序章 アートの仕事に出会う

1 アートの分野とジャンル
2 アート業界を見渡す
3 私がアートの仕事に出会うまで

 

第1章 広がるアートの仕事地図

1 アートを取り巻く法律制度環境の変化
2 誰もがアートの仕事の「担い手」になれる
3 法律が切り拓いた仕事のフロンティア
4 アートがもたらす経済的価値の変化
5 アートがもたらす文化的価値の変化
6 アートがもたらす社会的価値の変化
7 アートを「守る」から「活かす」時代の新しい仕事
COLUMN 1 アートワーカーとは何か

 

第2章 仕事の特徴から探す

1 ネットTAM「キャリアバンク」から見る仕事の変化
2 都市型アートと地域型アート
3 公共セクターとマーケットセクター
4 美術系と演劇系
5 コンテンツ系とファインアート系
6 キャリア観の転換
COLUMN 2 フリーランスか正社員か

 

第3章 場所から探す──働く場所と仕事のモデル

1 自分に合う入口を、働く場所から考える
2 [公共セクター]美術館博物館公立文化施設
3 [公共セクター]文化政策中間支援
4 [公共民間セクター]芸術祭地域プロジェクト
5 [民間セクター]ギャラリーアートフェア
6 [民間セクター]企業内アート部門文化事業
7 [民間セクター]専門企業周辺支援
COLUMN 3 求人票を読み解こう

 

第4章 キャリアモデルから探す「アートの仕事」

1 経験が、アートの仕事への道になる
2 [新卒]わからないことから対話を始め、信頼を育てる
3 [新卒]地道な実務と人との関わりの先に、創造の土壌を耕す
4 [新卒]活動を支える側から、社会に新しい接点をつくる役割へ
5 [転職]カオスなキャリアを受け止める、アートの懐の深さ
6 [転職]異業種で培った経験を、表現を支える力に変える
7 [転職]研究と実践を通して「気がつけば仕事になっている」生き方
8 [ミドル]雑誌編集の経験を武器に、現代アートを翻訳する
9 [ミドル]対話と行動で居場所をつくる大人のキャリア論
10 [ミドル]日本の手仕事を、デジタルで世界へ届ける
COLUMN 4 評価と報酬の基準を考える──「シニアアートマネージャー」の可能性

 

第5章 ビジネスの中でアートを活かす

1 アートはビジネスに何をもたらすのか──「支援」から「実装」へ
2 「支援」から「実装」へ──This is MECENATに見る企業メセナの変化
3 「場」の価値を書き換える──不動産・宿泊業とアート
4 業態の意味を書き換える──日常のビジネスにアート的な問いを埋め込む
5 仕組みに創造性を実装する──都市・政策・産業をつなぐアートの仕事
6 評価の物差しをつくる──アートの価値を共有可能にする試み
COLUMN 5 アートワーカーを採用するメリット

 

終章 アートの仕事地図の使い方

1 自分の現在地から、アートの仕事地図をひらく
2 ラダーからダンスへ──経験は、場所を変えて活きる
3 「守る」と「活かす」をつなぐ仕事
4 発見から、発明へ

 

参考文献・参考資料