本書の著者は、電通コピーライター、ヤフー(現LINEヤフー)ブランドマネジメント室室長を経て、現在SBIスターミュージック・エンタテインメント取締役CMOを務める内田伸哉氏。
SNS総フォロワー1200万人超のマジシャンでもある著者が、自らの知識と経験をもとに、「面白さ」を体系的に解き明かした一冊です。
●「面白さ」はAI時代に、人間に残された最後の聖域
近年、AIの進化によって、文章作成、データ分析、レポート作成など、これまで人間が担ってきた多くの業務が急速に代替されつつあります。しかし、そんな時代においても、AIには決して踏み込めない領域、それが「面白さ」です。
本書では、「面白さ」とは決して曖昧な感覚やセンスではなく、習得可能な技術であると定義。人が「面白い」と感じるメカニズムを分解し、どうすれば人の心を動かせるのかを、具体的な事例とともに解説します。
●コピーライター×マジシャンが解き明かす、ヒットの裏側
著者の内田伸哉氏は、コピーライターとして「PayPay」のネーミング、島根県の自虐PR、ヤフーの「さわれる検索」など、数々の話題作を手がけてきました。また、マジシャンとしては、iPadを使った「iPad magic」で文化庁メディア芸術祭・文部科学大臣奨励賞を受賞。TikTok・YouTubeなどのSNSで、総フォロワー数1200万人以上を誇ります。
本書は、そんな二足のわらじを履く著者ならではの視点から「面白さ」を追究。「サカートリック(予想を裏切る設計図)」「感情の雪崩をデザインする技術」「愛される自虐で共感を生む方法」など、エンタメとビジネスの両方で通用する技術が満載です。
●「面白くない人」には、16の処方箋がある
「自分は面白くない」という悩みを抱える人は少なくないかもしれません。本書では、面白くない人に共通するパターンを提示します。「話が長い」「正解しか言わない」「失敗を極端に恐れる」「常に受動的」「感情の振れ幅が小さい」など、16の理由と、それぞれへの具体的な対策を提示します。
さらに、自分の「得意な面白さ」の見極め方、そしてどうしても面白くなれない人のための「面白さを外部調達する」という最終手段も紹介。自分に合った形で「面白さ」を実装できる一冊です。
▼こんな方におすすめ
・プレゼンや商談で人の心を動かしたいビジネスパーソン
・「自分は面白くない」とコンプレックスを感じている人
・SNSや動画で発信力を高めたいクリエイター
・AI時代に自分ならではの価値を身につけたい人
・企画、広告、マーケティングに関わる人
▼ 読者アンケートより
・「面白い人」と聞くと、話がうまい人、ユーモアがある人、発想力が豊かな人など、生まれ持ったセンスや才能のようなものを想像していました。ところが本書を読んで、「面白さ」はもっと設計できるものなのだと考え方が変わりました。本書で特に印象に残ったのが、「理解」と「裏切り」という考え方です。人の話が退屈に感じられるのは、内容がつまらないからというより、聞き手の理解や予想の範囲内だけで終わってしまうから。一方で、まず相手に「なるほど、そういうことね」と理解してもらったうえで、その予想を少し裏切ることで、驚きや興味が生まれる。この考え方は、マジックだけでなく、プレゼンや広告、SNSなどにもそのまま応用できます。(40代 会社員男性)