未来構想で会社は動き出す 〝変えられる未来〟の解像度を上げるパナソニック流デザイン経営 — 企業出版サイト│クロスメディア・マーケティング 未来構想で会社は動き出す 〝変えられる未来〟の解像度を上げるパナソニック流デザイン経営 — 企業出版サイト│クロスメディア・マーケティング

出版実績

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仕事術・ビジネススキルの本
未来構想で会社は動き出す 〝変えられる未来〟の解像度を上げるパナソニック流デザイン経営

未来構想で会社は動き出す 〝変えられる未来〟の解像度を上げるパナソニック流デザイン経営

  • 著者:パナソニックホールディングス株式会社デザイン経営実践プロジェクト
  • 定価:1,980円(本体1,800円+税10%)
  • 発行日:2026年7月10日
  • ISBN:9784295412267
  • ページ数:288ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

「予測不能な未来」に立ち向かう、パナソニックの挑戦。 不確実な時代を勝ち抜くための「未来構想」とは

★「令和8年度 知財功労賞 経済産業大臣表彰 デザイン経営企業」受賞のメソッド★

★入山章栄氏 推薦!★
デザイン経営の本質は、人と組織を変容させること。
本書はそれを説く教科書だ

★佐宗邦威氏 推薦!★
長期的な未来を描く営みが、
いかに組織にエネルギーを吹き込むかがわかる実践録。



AIの実装や市場の急変により、将来を見通すことが極めて困難な時代。多くの企業が未来予測を描きますが、それが「目の前の事業」と結びつかないケースも少なくありません。 いま重要なのは、現業の延長線上に引っ張られることなく、「自分たちが何をやりたいのか」を明確にすることです。まずは未来の顧客、そして、社会の姿を構想し、その理想の未来からバックキャスト(逆算)して現在へと橋渡しをする「未来像の描き方」が求められています。

本書は、顧客視点で未来を可視化する「デザイン」の力を経営に生かすため、パナソニックグループが4年半にかけて実践した「デザイン経営実践プロジェクト」の軌跡をまとめた一冊です。「本質的なお客様価値」を起点に、長期視点で未来を先回りし、将来の提供価値を具体化する。そのために練り上げた独自の方法論である「未来構想プログラム」と、豊富なケーススタディを公開します。
本書が提案するメソッドの最大の強みは、その成果を一部の先進事例にとどめず、各事業部門のリーダーやチームが「主体的」に実践できる点にあります。

この取り組みは、大きく2つの側面で本質的な変革をもたらしました。

①経営・戦略面:未来起点・人間中心の経営判断の強化・高度化

・組織として「判断の軸」を獲得

リーダー個人の経験則から「組織のビジョン」に基づく判断へ移行。経営判断の迅速化とブレの排除を実現。

・事業・組織変革を支える「構想力」の組織化
トップの判断を待つのではなく、チームで仮説を立て、投資や組織を動かす自律的な意思決定プロセスを構築。

・経営者交代を超えた「長期投資」の実現
未来構想が判断軸となることで、リーダーが交代しても長期的なアクションを継続できる環境を制度化。

②組織・プロセス面:共創型の構想プロセスのメソッド化による理解者・実践者の拡大

・「越境チーム」による創発的な検討プロセス

部署や職能の壁を越えた検討プロセスを形式知化。サイロ化しがちな組織でも自律的な展開を加速。

・事業領域を超えて適用可能な「汎用性」の獲得
外部リソースに依存せず、事業の当事者自身が考え抜き、具体的なアクションにつなげる仕組みが定着。

・現経営層・次期経営層への「思考のインストール」
プログラム参加者から新たなリーダーが続々と誕生。未来への思考を持った人材が、将来にわたって価値を生む「資産」へ。

「自分たちが実現したい未来」を描くことは、推進力を生み、働く一人ひとりの自己効力感を育てます。そして、真の課題解決につながる事業が生まれ、収益として還元されることで企業も社会も良くなっていく――。 同じように社会変化への対応に思い悩む皆様にとって、本書は前向きな循環を生み出すための強力なヒントとなるはずです。

著者紹介

パナソニックホールディングス株式会社デザイン経営実践プロジェクト

パナソニックグループの中で事業の本質的な競争力強化を目的に、デザインの思考を経営に取り入れる「デザイン経営実践プロジェクト」を推進。デザインのほかに技術部門や経営企画など多様な専門性を持つ人材が集まったプロジェクトとして活動。未来起点のバックキャストで自分たちの事業のあり方を考えるための「未来構想プログラム」を構築し、グループ横断で各事業部・事業会社での実践を支援。

目次

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はじめに

 

 

 

序章 「いま踏み出す一歩」の解像度を上げる

デザインに大切なのは現場から未来を見ること
本質的な課題解決のための「健全な越境」
デザイナーの思考を経営に組み込む
明るい未来を志向し続けることが自分たちの強み

 

第1章 「パナソニック流デザイン経営」とは

試行錯誤のプログラム構築
「長期財務」を築くための挑戦
実現したい未来をバックキャストで描く
実践メンバーの内発的動機を引き出す
部署として本当に向き合うべきテーマなのか
自社の役割変化を考える
変革のリーダーを理解する
内発的動機が生まれる条件
デザイン経営の主役は事業部門側のリーダー
階層役割ごとの心構え
各フェーズでの心構え
全社に広がっていく未来への意志
本書で紹介するケーススタディ

 

第2章 「御用聞き」を超え自ら市場をつくる

「社会がどう変化するのか」を考えるための基軸
自分たちが持つ強みの共通項は「つなぐ」
商品ではなく「技術」で先行しなければならない
「緊急性が低く重要度が高い」ことを考える
下から上の矢印でビジョンを浸透させる
稼げる仕組みをつくるためのプロジェクト
「顧客第一」から「顧客との共創」へ
うまくいくかどうかは「本当にやりたい」と思えるかどうか

 

第3章 「同じ未来」を語れる組織へ

「やりたい」という意欲を持つ人を中心に据える
ロジックと意志の両輪で未来を描く
本当の顧客視点とは
街を見下ろし確信した未来の姿
事業が安定しているからこそ未来構想に苦戦
共感できるパートナーと未来をつくる
未来像を実現するための技術を磨く
未来構想を中長期戦略に落とし込む
「任せる」だけでは組織は動かない
「思ったんだったら、やってみよう」

 

第4章 真の存在意義が生み出す「領域開放」

2つの力で「感動と安らぎ」を提供する
「マイナスをプラスに変える」エンターテインメント
人々が喜びを共有しながら社会がつながる未来
「何を実現したいか」から始めるのが価値づくりの基本
自分たちが貢献できていない部分にチャンスがある
1つの山を登ったら次の頂上を目指す
リーダーのコミットメントが変革を実現させる
従業員は常にリーダーの振舞いを見ている

 

第5章 「実現したい未来」が技術を強くする

自分たちの役割を再定義する
「自分のため」が社会を良くする
3つの「めぐる」が生まれるまで
不確実なものにこそ取り組みたい
ビジョンはより良い戦略を描くためのキャンバス
行動変容を生み出すための施策
未来への希望を大きく育てる取り組み
つながっていくビジョン
能動的な選択が自己効力感を生む
バリューチェーン全体で未来をつくる
未来からの逆算で議論を尽くし納得のできるアウトプットへ
迅速な意思決定のための「マトリクス運営」
同じテーマを考え続ける中で生まれた一体感
戦略に完成はない
組織の目標に自分の思いを重ねる
ビジョンは地に足を着け見上げる北極星

 

第6章 長期ビジョンが組織を変える

事業の枠を越えた新しい挑戦のために
心理的安全性と多様性を両立させる2つの環境
メンバーの変化を引き起こす3つの発動条件
ビジョンが生み出す6つの変化
ビジョンを組織に落とし込む3つの方法
ビジョンがもたらす3つの成果
組織変革は危機感から始まる

 

終章 未来構想で立ち上がる意志

「実現したい未来」に基づく経営が機能する
意志を立ち上げるプロセスに必要な3つの役割
変革のリーダーが生まれ、組織は動き出す

 

特別寄稿 佐宗国井 

組織を再起動させるリーダーシップ

 

 

おわりに