ブックマーケティング特設サイト

出版実績

出版実績

仕事術・ビジネススキルの本
スキルOS経営 AI時代の意思決定基盤

スキルOS経営 AI時代の意思決定基盤

  • 著者:新田章太
  • 定価:1,980円(本体1,800円+税10%)
  • 発行日:2026年9月18日
  • ISBN:9784295412557
  • ページ数:256ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

人材への投資を、事業の競争力に変えられているか。

「人的資本経営」の号令のもと、多くの企業が「人への投資」を拡大しています。しかし、その投資が事業の競争力や企業価値の向上に結びついているケースは、ごくわずかです。
原因は明確です。投資の指標が「研修時間」や「教育費」といった量に偏り、その投資でどんなスキルが身についたのかという中身を測れていないからです。
AIの進化により、事業に必要なスキルは急速に変化しています。従来のように「どの職種を何人採用・配置するか」という人ベースの人材戦略だけでは、もはや経営環境の変化に対応できません。変化の激しい時代、企業の競争力の源泉は、社員一人ひとりが持つ「スキル」という資産です。ところが多くの企業では、この肝心のスキルが可視化されておらず、経営の議論にすら上がっていません。

「どの仕事に、どのようなスキルが、どのレベルで必要なのか」

この共通のモノサシがない組織では、あらゆる場面で不具合が生じます。

配置は、マネージャーの勘と経験、人間関係で決まり、ミスマッチが頻発する。
育成は、ゴールが不明確なまま研修を提供し、学びが成果に結びつかない。
採用は、基準がぶれ、「期待した人材と違った」と早期離職を招く。


本書が提唱するのは、こうした不具合を根本から解消する「スキルOS経営」です。組織の「スキル」を共通言語として定義・可視化し、そのデータを土台(OS)として、配置・育成・採用・評価といったすべての意思決定を一気通貫で最適化する経営手法です。

これは人事部だけの施策ではありません。「どの事業に投資するか」という経営判断と、「そのためにどんな人材を揃えるか」という人事判断を、データで直結させる、経営の意思決定そのものです。

【スキルOS経営の3つのステップ】

本書は、変革を実行に移すための「設計図」として、次の3つのステップで構成されています。

・ステップ1:スキルの要件定義をする
 経営戦略から逆算し、共通のモノサシ「スキルタクソノミー」を構築する
・ステップ2:現在地を可視化する
 スキルアセスメントで「いま、誰が何をできるのか」を明らかにする
・ステップ3:データを活用する
 スキルデータをもとに、配置・育成・採用・評価を最適化する

著者は、スキルインテリジェンス・プラットフォーム「Track」を通じて、大手製造業からIT企業まで数多くの人材変革の現場に立ち会ってきた実践者。理論だけでなく、現場で培ったリアルなノウハウ公開します。

人材を、消費される「コスト」から、未来を創る「資本」へ。
これからの時代を勝ち抜くための「経営のOS」を、本書でインストールしてください。

著者紹介

新田章太

株式会社ギブリー取締役。筑波大学理工学群社会工学類経営工学専攻卒業。学生インターンシップ時代に「エンジニア」領域に特化した支援事業を株式会社ギブリーにて立ち上げ、入社。現在は取締役を務める。オンラインプログラミング学習・試験ツール等の自社サービスを立ち上げ、同社の人的資本インテリジェンス部門( Track事業)を管掌。また、日本最大規模の学生ハックイベント、JPHACKSの組織委員会幹事を務めるなど、若い世代のイノベーターの発掘・支援にも取り組んでいる。

目次

目次

MORE

まえがき

 

 

 

第1章 なぜ「人への投資」は報われないのか

可視化されない「スキル」という資産
AIを活用しても生産性が上がらない理由
人財に求められるスキルそのものが変わる
「ジョブ型」が機能しないのはなぜか
本質的なジョブ型とは何か
「経営のOS」を書き換える
組織全体の「ケイパビリティ」を高める
組織と個人の「羅針盤」を作る

 

第2章 スキルの「モノサシ」を作る

なぜ「モノサシ」が必要なのか
スキルタクソノミーを構成する要素
IT企業の課題と求められるスキル
ユーザー企業の課題と求められるスキル
AI時代に求められるスキルとは
世の中の標準を参考にする
自社に合った枠組みの選び方
人財の「レベル」をどう定義するか
自社だけのタクソノミーの作り方
未来の事業から逆算して設計する

 

第3章 組織の「現在地」を測る

足りないスキルをデータで突き止める
小さく始めて現場を巻き込む
スキルアセスメントの3つのステップ
スキルアセスメントを機能させるために

 

第4章 スキルデータがすべてを最適化する

プロジェクトの成功率を高める「配置」
最短で目標へと近づく「育成」
個人に合わせた教育のアプローチ
未来を見据えた戦略的な「採用」
従業員の持つスキルに報いる「評価」
急速な社会変化に対応するために
現場のマネージャーが変革の主役になる

 

第5章 対談 文化を変えるという挑戦

ソフトウェアがコアコンピタンスになる
すべては「人」から始まる
As-IsとTo-Beを直視する
未来から逆算する「両利きのエンジニア」
スキルアセスメントで現在地を測る
なぜ日本人は学ばないのか
「背伸び教育」で点を線にする
スキルの可視化が、企業の差別化になる
目指すのは「勝てるチーム」という文化変革
ツールへの「アドオン」から、未来への「バックキャスト」へ
未来構想を、人財戦略に落とし込む
デジタルに任せ、人は「未来」に集中する
人は「コスト」ではなく「投資」である

 

 

 

あとがき