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出版実績

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社会・経済の本
PEファンドビジネス

PEファンドビジネス

  • 著者:山本恵亮
  • 定価:2,178円(本体1,980円+税10%)
  • 発行日:2026年9月24日
  • ISBN:9784295412618
  • ページ数:216ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

日本企業の後継者不在、事業再編、非公開化――すべての鍵を握る「PEファンド」とは? その全貌をわかりやすく解説!

数字の向こう側にある、事業・人・組織と向き合うPEファンドの本質

本書は、近年ニュースで目にする機会が急増している「PEファンド(プライベート・エクイティ・ファンド)」について、その正体から投資の仕組み、企業変革の実像、そこで働く人材のキャリアまでを網羅的に解説した1冊です。

「上場企業が非公開化へ」というニュース、深刻化する中堅・中小企業の後継者不在、大企業の事業の選択と集中――。日本企業がいま直面する構造課題の最前線で、最重要プレイヤーとして存在感を高めているのがPEファンドです。かつて「ハゲタカ」と呼ばれた存在は、いまや日本企業の変化を支える存在へと変貌を遂げています。

著者は、日本のPEファンド業界の黎明期から20年以上にわたり、人材採用とキャリア支援に携わってきたアンテロープキャリアコンサルティングの山本恵亮氏。業界を熟知する立場から、豊富な事例と現場の生の声を交えながら、PEファンドという世界を単なる数字ではなく「意思決定の思考法」として読み解きます。

●「ハゲタカ」から「産業インフラ」へ。PEファンドが日本経済の主役になる理由
「上場企業が非公開化へ」というニュースを目にする機会が、ここ数年で明らかに増えました。長い歴史を持つ企業や誰もが知るブランド企業が株式市場から姿を消していく――。その背後には、しばしばPEファンドの存在があります。

日本企業はいま、中堅・中小企業の後継者不在、大企業の事業の選択と集中、資本効率の改善といった大きな構造課題に直面しています。この問題は個別企業の課題にとどまらず、日本の産業構造そのものの課題といえるでしょう。

こうした局面で存在感を高めているのがPEファンドです。かつて2000年代初頭、外資系ファンドによる企業買収は「ハゲタカ」と呼ばれ、社会的な議論を呼びました。しかしいまや、停滞する企業を再生し、埋もれた事業を成長軌道に乗せ、産業の新陳代謝を促す存在として、日本企業に欠かせない「産業インフラの一部」となっています。

本書では、その実像を9つの章で立体的に描きます。第1章・第2章でPEファンドの正体と価値創造の仕組みを、第3章で投資判断のプロセスを解説。そして第4章から第6章では、事業承継、カーブアウト、再生・成長投資という具体的な案件を通じて、企業変革のリアルに迫ります。

▼本書の読みどころ
話題の「PEファンド」が「業界ビジネス」シリーズで登場!

▼こんな方におすすめ
・PEファンド業界に興味がある人、転職を検討している人
・投資銀行、コンサル、M&A、金融業界で働くビジネスパーソン
・自社の経営やキャリアの行方を真銭に考えている人
・事業承継や企業再編を検討している経営者
・「上場企業の非公開化」などのニュースの背景を知りたい人
・日本企業の未来に当事者意識を持ちたいすべての人

著者紹介

山本恵亮

アンテロープキャリアコンサルティング株式会社 取締役
同志社大学商学部卒業。大手人材サービス会社を経て渡米。在米コンサルティング会社で、事業開発マネージャーとして人材採用支援、人事コンサルティング、新規事業の立ち上げに携わる。2004年アンテロープ入社。翌年、同社取締役に就任。
日本のPEファンド業界の黎明期から20年以上にわたり、国内系・外資系PEファンドの人材採用とプロフェッショナル人材のキャリア支援に携わる。投資銀行、M&Aアドバイザー、コンサルティング会社、PE投資先の経営人材にも精通し、新設ファンドや新組織のコアメンバー採用も数多く手掛ける。人材と組織の視点からPEファンド業界の変化を見続け、企業と候補者双方の長期的な成長につながる採用・キャリア支援を信条としている。

〈第9章執筆担当〉
林 徹
アンテロープキャリアコンサルティング株式会社 シニアディレクター
大阪市立大学法学部卒。三井住友銀行などを経てアンテロープ入社。PEファンド、投資銀行への転職支援実績多数。

目次

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序章 なぜいま、日本はPEファンドを必要としているのか

 

 

 

第1章 歴史から学ぶPEファンドの世界

PEファンドとは何者か~投資会社でも金融機関でもない存在~
PEファンドの歴史と進化(グローバルと日本)
一株主ではなく、オーナーになる投資
「ハゲタカ」と呼ばれた時代のPE
日本のPE業界を動かすプレーヤーたち
日本のPEファンドはこれから何を変えるのか

 

第2章 価値創造から学ぶPEファンドの世界

投資からEXITまでの全体像
なぜPEは短期売買をしないのか
バリューアップとは何をすることか
ハンズオンとハンズオフの違い
数字よりも重視されるもの
PEはなぜ経営に深くかかわるのか

 

第3章 投資判断から学ぶPEファンドの世界

案件はどこからやってくるのか(ソーシング)
投資テーマは、どうつくられるのか
デューデリジェンスで本当に見ているポイント
財務モデルよりも重要な論点
投資委員会(IC)で起きていること
なぜPEは簡単には投資をしないのか

 

第4章 事業承継から学ぶPEファンドの世界

なぜ事業承継問題にPEがかかわるのか
事業承継型PE投資の仕組み
オーナー経営者の本音と葛藤
事業承継型PE投資の事例
事業承継案件でPEファンドは何を変えているのか
事業承継で本当に受け継がれるもの

 

第5章 選択と集中から学ぶPEファンドの世界

なぜ大企業は事業を切り出すのか
カーブアウト案件が難しい理由
Day1に起きる混乱と変化
カーブアウト案件の舞台裏
カーブアウト後に成長する会社の共通点
自ら未来を選べる会社になる

 

第6章 再生と成長から学ぶPEファンドの世界

再生投資と成長投資は何が違うのか
日本における再生投資のリアル
成長投資が増えている理由
なぜいま、上場企業の非公開化が起きているのか
成長投資・非公開化の事例から読み解くPEの価値創造
再生と成長に共通する会社のつくり替え

 

第7章 経営者から学ぶPEファンドの世界

PEが経営者に求める役割
CEOとCXOの役割分担
経営者交代はなぜ起きるのか
経営者とPEの緊張関係
成功する経営チームの共通点
PEが「人」にこだわる理由

 

第8章 キャリアから学ぶPEファンドの世界

PEファンドの職種とキャリアパス
PEファンドの報酬体系の全体像
PEファンドで求められる資質と能力
PEファンドの採用と選考プロセス
PEで働くという覚悟
PEはキャリアのゴールなのか

 

第9章 ファイナンスから学ぶPEファンドの世界

なぜPEにファイナンスは欠かせないのか
PEファンドの投資判断を支えるファイナンス思考
レバレッジは何を生み出し、何を壊すのか
投資家(LP)は何を見ているのか
実務家が語るファイナンスの勘所
数字の向こう側に何を見るのか

 

 

 

終章 日本企業の未来を支える人たち