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お客様に安心と信頼を与える書籍づくり (株式会社中央プロパティー )

#企業出版
#出版マーケティング事例
#士業

松原 昌洙(まつばら まさあき)様

1970年生まれ。2011年に業界で唯一、共有名義不動産・借地権の仲介を扱う株式会社中央プロパティーを創業。弁護士、司法書士、不動産鑑定士などの専門家とともに問題解決に取り組む体制を確立し、現在までに約2,500件のトラブル解決を手がける。著書に『あぶない!! 共有名義不動産』(幻冬舎メディアコンサルティング)、『相続の落とし穴! 共有名義不動産』(合同フォレスト)、『頑固な寿司屋の大将も納得する!?よくある借地権問題』(ギャラクシーブックス)、『不動産相続のプロが解決!危ない実家の相続』(毎日新聞出版)、『[図解]実家の相続、今からトラブルなく準備する方法を不動産相続のプロがやさしく解説します!』(クロスメディア・パブリッシング)などがある。

5冊目出版の理由

―企業出版しようとおもったきっかけを教えてください。

松原:クロスメディアさんからの出版は、4,5冊目になるのですが、1冊目を出版した時の理由としては、ちょうど知名度向上のために本を出そうかなと考えていたタイミングで声をかけていただき、周りにはほとんど出している人はいなかったので、いい差別化になると思ったからです。

―企業出版をしようと思った目的はなんだったんですか?

松原:一番の目的はブランディングです。専門的に扱っている業務なので、書籍を出しているという安心、信頼を与えることで、相談者の悩みを解消できるのではないかという印象をもってもらいたかったのです。 また今回は、図解版ということで商談時に、「〇ページを見てください」という感じで説明するための本を出版しました。そのため、書店での販売による認知度アップ、集客は、期待していません。それでも5冊も出版しているのは、直接的な効果以上に、反響を得ることができている実感があるからです。

―出版をブランディングに活用できることは以前からご存じだったんですか?

松原:どれくらい効果が出るかはわかりませんでしたが、すでにWeb広告で宣伝していたので、情報としては知っていました。いろいろな施策を実行する中で、やっぱり本もあった方がいいかなとずっと思っていました。

初めての出版と今

―これまで何冊も出版されていますが、出版社はどのように選ばれているんですか?

松原:1冊目を出したときは、まったく出版の世界について知らなかったので何社かお話を聞いて比べましたが、なんとなく聞いたことのある出版社のほうが安心だろうというイメージがあって決めました。ただ、フルパッケージでセミナー開催が含まれていたりして、今だったらあまり勧めないですかね。今、紹介するならクロスメディアさんを紹介しますよ。

―出版までの過程でのクロスメディア・マーケティングのサポートはいかがでしたか?

松原:テーマやコンテンツのアイデア出しも提案していただけましたし、ほぼずれもなく取材などもスムーズに進むことができたのでストレスはありませんでした。

ただ一つ上げるなら打合せをもっとやってもよかったかな。イラストの部分で当社の考えているモノとは少しずれた形になってしまったので、もっと打合せしていたらそのようなズレはなかったのかなって思います。

―通常の業務との両立は大変でしたか?

松原:ライターさんと2人3脚で原稿を制作して、原稿チェックなど社内で時間を決めて、集中して取り組んでいました。世に出るものですし、いい本にするために努力は惜しみませんでした。おかげさまでいい本になったと思います。

今後の書籍活用とブランディング

―出版した本を今後2次活用していこうと思いますか?

松原:担当の方に言われるまでは、マーケティング戦略として、どうやって2次活用しようということは考えていませんでした。セミナーを開催しているわけでもなく、商談で使うイメージだけだったので。クロスメディアさんからの提案で、この業界で本の効果的な使い方や事例があるという話を聞いたので、ぜひやってみたいと思っています。

―ブランディングは継続して行われると思いますが、今後はどういう施策を考えていますか。

松原:雑誌の特集なども継続してやっていく予定です。ブランディングに終わりはないので。現場で働くみんなも商談時に書籍を活用していて、本の効果を感じているので、書籍も期間をあけてまた出版はしていきたいと思っています。webでの2次利用も考えていますが、自分たちがやると欲張って、入れ込み過ぎになるので、出版社さんがまとめてくれたものを使いたいです。やはりクロスメディアさんを含め、出版社さんのコンテンツは、簡潔にまとまっていてクオリティーが高いですよね。

―本日は貴重なお話ありがとうございました。