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もくじのつくり方とは?もくじの構成のつくり方を解説
本をつくろうと思ったとき、本づくりの地図となるのがもくじ構成です。ここでは、本づくりにおいて重要な構成のつくり方についてお話しします。
なぜ目次が必要なのか
本をご自身で執筆される場合でも、ライターなどに依頼する場合でも、本をつくる過程で大切なのがもくじです。執筆を始めてから何を書いていいのか悩んだり迷ったりしないために、本の構成をもくじに落とし込みます。頭のなかにあるイメージをもくじにすることで、執筆を始める前に必要な情報や調べるべきことが見つかることもあります。まずはご自身の頭のなかにある本についてのアイディアをまとめましょう。
もくじづくりでは、章、見出し、小見出しと構成要素の大きい部分から始めて小さな要素へと細分化しながら進めていくのがいいでしょう。
もくじ構成のつくり方とは
まず、各章にどんなことを書くのか書き出してみましょう。
定番なのが「起承転結」の形ですが、必ずしも起承転結にこだわる必要はありません。
たとえば、ご自身のビジネスやサービスについての書籍をつくるのであれば、問題提起、その問題の背景や状況について、解決策やその事例などを各章で展開してみてもいいでしょう。この本を書くきっかけや出来事については初めの部分に入れます。
もくじ構成に決まりはありませんが、類書などを参考にしたり、担当編集者に相談してみたりするのもおすすめです。
本章の前後には、これからご自身の本を読む読者へのメッセージを入れる「はじめに」、読んでくれた読者への感謝や関係者への謝辞、これからの展望などについて語りかける「おわりに」も忘れずに。
コンテンツを細分化していく
各章の構成が決まったら、次はその章のなかにいれる大見出しを考えます。まず各章ごとに10個ずつ出してみるのもいいでしょう。
全体を俯瞰して見て、重複している部分や他の章に移動させたほうがいいものなど見えてくることもあります。書き進めてみて初めて不要な部分や新たに加えたい部分なども出てくることでしょう。執筆や編集などが始まってから構成が変わることもしばしばです。
ですから初めから完璧なもくじをつくると気負いせず、まずはアイディアを文字に落とし込むところから始めてみましょう。大見出しが決まったら、次は中見出しもしくは小見出しを出しましょう。書籍によっては、小見出しを細かく決めずに、この段階で執筆作業に進めることもあります。ここまで進めると、この本の全体の流れが見えてきます。
企業出版で大切なポイント
企業出版の場合、本をつくる目的やゴールがあります。本を読んだあと読者がその企業に相談や問い合わせをしたり、その企業の商品やサービスの購入、その企業のセミナーに参加したりするなどが挙げられるでしょう。
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もくじ構成をつくるとき、書籍の目的やゴールに合わせて読者を誘導する流れについての視点が必要なのはもちろんのこと、本のなかで読者が新しい発見や有益な情報を見つけられるようなコンテンツも重要なのは言うまでもありません。
私たちはそういった経営課題を抱える企業の方々に、出版を通して課題解決をしています。さまざまな業種や業態の集客や販売促進や採用支援、周年事業などをお手伝いしてきた実績がありますので、まずはお気軽にお問合せください。